札幌100マイル

植物的時間@Maruyama Zoo

動物達だけじゃない円山動物園の魅力を紹介するブログ。

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4

僕の好きな数字は4です。

こんにちは。
出会いがあれば、別れがある日。

4/1

春の、この一日は、何か嬉しいような切ない日です。

今日のホッキョクグマの赤ちゃんも、元気が出る話題のひとつ。
エゾヒグマ館で、ヒグマが雪の上を走りまわる様子も、いい感じです。


今日は動物園の森の様子を、生き物の先生と見てきました。


池は、味の薄いカフェオレアイス。まだまだ氷です。



アチコチには、アレコレ落ちています。
ヤマブドウ、スギ、オオウバユリ、ナニヤラ、カレヤラ、カツラやら。




梅仁丹もたくさん落ちてた。
何だろうか・・。



誰か、転んで、梅仁丹落としたか。
小鳥さんの食べた、木の芽っぽいな。

春先の雪表面は、半年という短い「歴史」があらわになります。

動物園も市役所の一部なので、
4/1は、まず役職者や飼育員さんの人事異動があります。

お客様は、興味がないことかもしれませんが、
動物園を運営するのは、ヒトです。重要です。

4年前に一緒に異動してきた、直属の係長が異動になりました。

いつも朝早く来て、
グルグル園内を点検して、
「動物」以外の動物園のことは、誰よりも、把握していたと思います。


お客様などの前に出る場面が少なかったかもしれませんが、
僕の中では、動物園の影の園長。
とにかく一生懸命。

明日も出勤していそうな雰囲気が残っています。

迷惑かけてばかりでした。感謝。


今日から動物園は、新体制。

円山動物園60周年にふさわしい
素敵な一年になるように頑張ります。

みなさんも新生活が始まる方が多いでしょうね。

今を大切に、のらりくらり、一生懸命いきましょう。

蝕み

月食。
http://www.asahi.com/national/update/1221/TKY201012210370.html
http://mainichi.jp/select/wadai/graph/20101221/1.html


こんばんは。もっと雪が降らないかな。
あっという間の年末です。天体ショーでもないと更新できないくらい、開き過ぎた3ヶ月・・・。

皆既月食。赤いとは知りませんでした。
その理由も、地球ならではです。

残念な部分?月食?
20101222-00.JPG
写真の撮り方も、先達あらまほしきことなり。

露出だか、露光だか、旅行だかが、おかしいのか。
絞りだか、搾りだかもおかしいのかねぇ。
全部おかしいんだろうねぇ。

撮ってみたときには、すでに部分月食になっていた上、
極めて不鮮明な写真・・・。すみません。赤に見とれていました。

通常の満ち欠けよりも、若干、影っぽいかな。

月蝕。
地球の姿を目にできない地球人は、普段は星に住んでいることを忘れがちだ。
月に映る円い影に自分も宇宙の一員だと実感し、思いを巡らすのだろう。
~タカ・シヨシノ回想日記~

日食よりも、動物たち、植物たちへの影響は少ないそうですね。

明日は、12月22日
冬至。
折り返し地点。

2009白黒

あけましておめでとうございます。


2008明日できることを明日やってしまったことが大きな反省点でした。

2009動物園勤務3年目の丑年。

今年は、今日という1日を大切にしていこうと思います。
「今日出来ないようなら、明日もだめです。一日だって無駄に過ごしてはいけません。」ゲーテ。

そんな言葉を思い浮かべながら、動物園を盛り上げるべくがんばります。

丑年。うし年。

ボク的には、アメリカバイソン。ゴツイ体とは裏腹の優しい瞳。そのギャップに惹かれます。
円山動物園にはいないけど、帯広動物園にいます。

帯広動物園飼育員さんのブログにも紹介されていましたよ。
http://www.mytokachi.jp/obihirozoo_3/entry/114
アメリカバイソンにはアメリカ開拓とともに悲しい歴史もあり、一時絶滅の心配もありましたが、現在は、保護などの活動によりその数は回復してきたようです。


牛といえば、やはり「白黒のホルスタイン」というイメージでしょうか。



円山動物園にもホルスタインが札酪さんから出張サービス中。
http://www.city.sapporo.jp/zoo/gyouji/2009eto.html

らくちゃん&さっちゃん。時間限定で公開中。


記憶によると白黒模様の植物はいないですが、白黒の動物は結構いますよ。
厳密には白と黒ではなく、濃い茶色だったりもしますが。

シマウマ、バク、ユキヒョウ、エリマキキツネザル、ダイアナモンキーなどなど。

白黒はちょっとめでたくないかもしれませんが、会いに来て下さい。



特にシマウマがメジャーどころですね。
しかし、何でこんな白黒のシマシマなのか、考えたことありますか。
奥が深そうだけど・・・いろいろと調べておきます。


シマ。
縞。
島。
嶋55。岩下志麻。

ニホンゴはムズカシイわね。

本年度もどうぞよろしくお願いいたします。

シバ

明日は最高気温3度。

いかがお過ごしですか。

ボクは、この時期いつも気分が晴れません。

雪が降るでもなく、晴れるわけでもなく、マッタク・・・。

植物も紅葉も終わり、ナカナカ寂しい季節。

このままララのように冬ごもりしたい。
http://www.city.sapporo.jp/zoo/topics/polarbear_8.html

そうも言ってられず、来年の準備も少しずつ始めてます。
いろいろあるの。

第一弾は、張芝。(初芝6)

サル山付近から上のエリアがずっ-と裸地になっていました。
草は生えないし、雨が降れば土は流れ、子供達は足をズリズリして土煙をあげてしまうし。

良質芝を張りました。800㎡。

餅は餅屋、芝は芝屋。

やっぱり上手なもんです。


ロールケーキみたいな芝生ロールをコロコロ転がして、隙間なく敷く。
スキマナク。

最後は転圧と言って、上からコロコロする機械で押さえつけます。
これで来年の雪解け後は、綺麗な芝の上で、ランチをお楽しみいただける。



芝を張る時、悩むのは、その後のお客さんの歩くルート。
考えて柵や生垣などを配置しないと、あっという間に獣道ができてしまうわ。
ボク的にはもっと、植物をうまく利用して、お客さんを誘導できるようにしたい。

ちらかったバックヤードの目隠しや、動物舎にも、もっと植物を提案していくよ。
くるよ。

飼育員、吉田さんの考え方には、同感。
http://sapporo.100miles.jp/zoo_yoshida/article/273

2008年、オランウータンの「弟路郎」は活発で、楽しそうにボクの目には映りました。

おそらくこれは、見ている側のお客さんも同じだと思います。
植物があるとそれだけで、和み、癒されるはず。

アナタが観葉植物や盆栽を育てるように。

先日、円山動物園は昨年の入園者数を突破しました。

ありがとうございます。
目指すは年間70万人。

旭山動物園の入園者数からするとまだまだヒヨコな人数ですが、
負けていられません。

まだまだ冬は始まったばかり。どんどんいろんな話題、イベントを提供していきます。


ドウダンツツジ。
漢字で灯台躑躅。満天星躑躅。白い花が満天の星のように咲くとか。


円山動物園の冬をお楽しみに。

ナツナツ

こんばんわ。


円山動物園とは一切関係ありませんが・・・先日友人の結婚式で沖縄へ行ってきました。
青い海、幸せそうな新郎新婦、そしてカタコトの神父を見るとあの暑さも許せてしまった植物的時間。
20080802-02.jpg


北国には短い夏の到来です。ただいま早朝4時。
この時間になると、空がだんだん明るくなってきて、ボクの家の近くでは何故かカモメが鳴いている。

サミットも無事に終わり、ホッとしている北海道とは裏腹に夏はやってきました。
環境サミットと言われたこのサミットをキッカケに、さまざまな取り組みが本格化して欲しいものです。
取り組むのは、自分か・・・と思いつつ、エコがまだまだ慈善活動的で、
金銭的な負担が大きい社会であることが少し残念です。
エコが得をする社会システムを作り出していきたいものです。
By the way,
動物園の爬虫類館前のイチイさんも
少々夏バテ気味な~何も言えなくて・・・2008夏~。
20080802-00.JPG


いかがお過ごしですか。

夏といえば、
花火大会・ビアガーデン・海水浴・BBQ・カブトムシ・ベランダ菜園などなどですが、
The Summer of Sapporo Maruyama Zooは、結構盛り上がってます。
テイジロウ屋外復帰・レッサーパンダのココにカレシ・オオカミのキナコにもカレシ・賑やかタヌキ一家・ミニチュアホースの赤ん坊誕生・・・

http://www.city.sapporo.jp/zoo/

 ヒトにとって暑い夏
=動物たちも暑い(植物も暑いはず)
=動物園は「早朝か夜に限る」
という三段論法?により今年も開催します。

★夜の動物園★

http://www.city.sapporo.jp/zoo/gyouji/entyou.html#n

内緒ですが、正直言って、ボク的に、動物が見えやすいとは思いません。
でも、動物にコウコウと照明を照すなんて本末転倒。

何がいいかというと、おそらく夜の動物園に入ること自体ではないでしょうか。
だって、夜の動物園に行くってワクワクしませんか。

暗がりに浮かぶ猛獣と猛獣の子供たち、
アナタどこからそんな声が出てるのかというインドクジャクの鳴き声、
ニホンザルの夜の会話。
普段見れない動物たちの夜の様子を、是非、友人、恋人、親族など
皆様お誘い合わせの上、「行こう、夜の円山動物園へ」・・・。

少年少女たちの夏休み期間中は、
毎週土曜日と、お盆の8/15,16やってます。
雨が降っても開催。お待ちしております。

暑い夏。

雲は湧き光あふれて
天高く純白の球今日ぞ飛ぶ

今日から甲子園が始まります。
アディオス。

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