双子の白クマ赤ちゃん通信 跡地
札幌市円山動物園で2008年12月9日に生まれた双子のホッキョクグマ「イコロ」と「キロル」の成長記録です。 双子の旅立ちと担当者の異動により、当ブログは更新を終了しました。 ご愛読ありがとうございました。
by hokkyoku
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天高く熊肥ゆる秋
Posted by hokkyoku on 2009年9月5日(土) 21:03
昨日はロハスナイトを開催しました。
夜の動物園でのお食事・セミナー・コンサート等を少人数でゆっくり楽しむイベントです。
というわけでホッキョクグマは残業。(さつきは定時…)
彼はA。もうすぐ名前で呼べますね。
但し、呼ばれても気付きませんし、どういう呼び名でも一向に気にしません。
でも君にふさわしい素敵な名前に決まったよ。
君たちの名前を気にかけてるたくさんの人たちに喜んでもらえるかどうか、ドキドキするよ。
『子供の名前はいいから早く開けてくださいな』
彼はB。
お客さまからおじさん、と呼ばれる率が高いのはおそらく彼。
私は君たちの命名式の司会をやるよ。滑舌が悪いからたぶん噛むよ。
いやだなあ。
『知らん』
残業はお腹が空くので、ロハスのお客さまの到着前に腹ごしらえです。
どうせ残業で外にいるのなら、楽しく過ごしたほうが得。
ちびっこは元気です。
タイヤ落とし!
微笑ましい光景ですが…
食事の直後ですから、ララの手についた肉か魚の汁を舐めているのでしょう。
大人は静かに時が過ぎるのを待つ。
やどかり。
若き熊の悩み。
お?
後ろを気にするくらいならそんなところで立たなくても。
Aによるフリースロー。
ぶれた。ほら、夕方で光が少ないから、ぶれやすいんです。
言い訳。
Aはチャレンジ精神の旺盛なお子さんです。
普通の遊び方にはもう飽きたそうです。
いまどきのこぐまは玩具2個持ち。
もう一度。
Bが感心したふうに見ています。
熱心に一人遊びに興じるA。
Bは本当は一緒に遊びたいのではないかな。
BはAの動向を気にしていることが多いです。
一緒にいられる時間は有限なんだから、もっと二頭で遊んだらいいのに、と傍でみている者は思います。
なんだB。
『ぼくだって一人でも楽しめる』と言わんばかりにいろんな物を使って遊びだしました。
日が暮れていきます。
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