双子の白クマ赤ちゃん通信 跡地
札幌市円山動物園で2008年12月9日に生まれた双子のホッキョクグマ「イコロ」と「キロル」の成長記録です。 双子の旅立ちと担当者の異動により、当ブログは更新を終了しました。 ご愛読ありがとうございました。
by hokkyoku
まだ乳飲み子。
Posted by hokkyoku on 2009年9月15日(火) 01:53
拙ブログをご覧頂き、誠にありがとうございます。
こぐま同様、日々体重が増加していく樋泉です。
器は小さいのに体だけが大きくなっていくこの悲しみ。
とりあえず、残業中のお菓子をやめましょう。
すっかり大きくなったこぐま達ですが、まだ乳飲み子でございます。
とはいえ授乳の回数は減っていくばかりで、目撃できたら幸運といえそうです。
先週の夕方、久々に授乳シーンを目にしました。
ギャーウとかヴォーウとかなんとも形容しがたい声で鳴きながらララの後を追うイコロとキロル。
お腹すいた、母乳くれ、のサインです。
向かって左がイコロ、右がキロルです。
この向かって左がイコロ、右がキロルという授乳時のポジションは何故か固定です。
私はずっとそのことに気付いていなかったのですが、常連のお客さまに教えていただきました。
私の観察眼はポンコツ。
ホッキョクグマのミルクに含まれる脂肪分は30%といわれています。
極寒の地に生きるために欠かせない成分です。
ちなみにヒトは3.5%。
愛おしそうにキロルの背中を舐めるララ。
イコロはあっさりしており、飲み終わるとすぐに立ち去ります。
キロルはとどまり、ララに甘えます。
もう出ないのでは?
口に母乳をつけているにも関わらず、すました顔をするイコロ。
母乳はもう彼らの主たる栄養源ではありません。
早く寝室に戻って肉や魚や野菜を食べたい子供たちは扉が開くのを待ちます。
いい位置の奪い合い?何を思ったか急に喧嘩を始めます。
ララはどうやら止めに入っているのではないようです。
扉の前に行きたいのに息子たちが邪魔になっている様子。
何事もなかったかのように3頭でじっと扉が開くのを待っております。
マサイキリンのユウマ。