札幌100マイル

双子の白クマ赤ちゃん通信 跡地

札幌市円山動物園で2008年12月9日に生まれた双子のホッキョクグマ「イコロ」と「キロル」の成長記録です。 双子の旅立ちと担当者の異動により、当ブログは更新を終了しました。 ご愛読ありがとうございました。

2009年12月28日 の投稿一覧

年の瀬のホッキョクグマ

今年も残すところ、あとわずかとなりました。
至らぬ点も多々あったかと思いますが、
拙ブログをご覧くださいまして、誠にありがとうございました。
来年も引き続きご笑覧頂き、ララとイコロとキロル、
そしてさつきや円山動物園のすべての動物たちを愛してくださいますよう、お願い申し上げます。


当園は29、30、31日とお休みを頂いたのち、元旦から開園致します。
http://www.city.sapporo.jp/zoo/topics/topics2-255.html
ホットドリンクサービス、足湯、イコキロルーム等、
今冬の当園は「あったかい動物園」をテーマに様々な企画をご用意しております。
お正月は北海道神宮と円山動物園の両方へ足を運んでいただけると幸いに存じます。


さて、休園こそすれども、動物たちの命を預かる動物園には、
仕事納めなどというものはございません。
けれども私は気楽な事務方の人間なので、昨日が一応の本年最後の出勤となりました。
30日のみ所用で動物園にいかなくてはいけないので、
ついでといってはなんですが、閉園時の動物たちの顔を見て参ろうと思っております。
(ほとんど独り占めのようなものですよ、羨ましいでしょう?フフフ)


昨日のララさん一家のご様子をお届け致します。


堀にて、雪と玩具にまみれて遊ぶキロルです。

相変らず堀に下りられずに苦悩するイコロです。


下にいる母と兄弟のもとに行きたい、寂しいという思いが顔にありありと浮かんでいます。
と書きましたが、クマのほんとの心は読めないけどね。


この日のイコロはつらくても鳴くのを我慢していたのです。


堀で楽しく過ごすララとキロル。

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急勾配のスロープを降りようと試みるイコロです。
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やはりスロープが怖くて、でも寂しくて、右往左往してしまう。
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目が合いました。どういう心持なんでしょうか。
「オレはヘタレじゃないぞ、見んなコノヤロ」なんでしょうか。
「助けて、階段を元通りにして」でしょうか。
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もどかしげに雪を引っ掻いたりなんかして。
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とうとう堪りかねて鳴いてしまいました。
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優しいララさんがすぐに堀から上がってきてくれました。
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寂しかったね。
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母の背に顎を乗せてご満悦でございます。
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壊れた浮きを運んできたキロル。
すっかり夏季のイコロみたいな性格に変容しております。
甘えん坊だとか、不器用だとか言ってスマン。
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キロルの持ってきた浮きで遊び始めるララとイコロ。
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次々に遊び方が変わるので目が離せません。
ララがキロルを押さえ込んでいます。
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イコロもやってきて二頭がかりでキロルを押さえ込んでおります。
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この戯れに加わりたいな、という抱いてはいけない願望をつい抱いてしまいます。
下記リンク先にて人と接する野生のホッキョクグマの写真を見てしまったせいでしょうか。
http://karapaia.livedoor.biz/archives/51554659.html
食べ物を与えるのはどう考えてもよくないと思うのに、少しばかり和んでしまいました。
子連れのメスと接するって不思議な光景だなあ。

ホッキョクグマはこの地上で最大最強の肉食獣と称されることもありますが、
好戦的ではなく、気は優しくて聡い動物というイメージがあります。
ホッキョクグマ贔屓が過ぎて冷静さを欠いているのでしょうか、私は。たぶんそうです。
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愉悦?
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レスリングの始まり。
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堀で座っているララ。息子たちが取っ組み合って遊んでいる間は一息つけます。
イコロが鳴くこともありません。
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時々母さんの所在を確認します。
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彼らがバラバラになった後、ホッキョクグマの双子の男の子が戯れる様を
こんな間近で見られる日は再び来るのでしょうか。
繁殖計画の都合で、女の子が生まれて来ることを願っていたし、今後もそれは変わりません。
けれども、オスの双子がこんな愉快なものだとは知りませんでした。
イコロとキロルに会えて本当に良かった。
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キロルが傷だらけになってしまいました。
浅い傷ですから、すぐに治ります。
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堀に下りたキロルがララとじゃれあっております。
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羨ましそうに母と兄弟を見下ろすイコロ。
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よいお年をお迎えください。
また年内に更新するつもりなんですけれども。

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これが噂のイコキロルーム。
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イコキロルームとは、スーパーハウスを二つ繋げた寒さをしのぐための場所です。
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堀やプールに下りていなければクマの姿もここからご覧いただけます。
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内部はこうなっております。
なかなか暖かいのですよ。
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こ、このイラストは。
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↓先日こんなニュースを目にしましたが、オスが子熊を襲うのは広く知られていることです。
(閲覧注意。この写真でショックを受ける方もいらっしゃると思います)
http://sankei.jp.msn.com/science/science/091210/scn0912101350002-n1.htm
アザラシ狩りは難しいもので、ホッキョクグマは空きっ腹でいることが多いですし、
子連れのメスは発情しませんから、オスが子熊を捕食することがあるのです。
共食いは今に始まったことではないので、これを読んだときはちょっとだけ首を傾げたくなりました。
いずれにせよ、環境に配慮すべきことには何ら変わりないのですが。

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