とことん!雪まつり -さっぽろ雪まつり公式ブログ-
さっぽろ雪まつりの魅力や舞台裏を実行委員会スタッフが紹介する公式ブログ◆第70回さっぽろ雪まつりは2019年1月31日(木)~2月11日(月・祝)に開催します。 なお、ブログの内容に関係のないコメントは、予告なく削除させていただく場合があります。
by さっぽろ雪まつり実行委員会
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図面と模型制作の関係って?
Posted by さっぽろ雪まつり実行委員会 on 2007年12月15日(土) 09:20
昨日は、やっと根雪だ!と手応えを感じさせる積雪でしたが、その後に雨・雨・雨。。。
今日はシンシンと雪が降り続き、街は雪景色。一喜一憂する日々が続きます。
そんな天気のことを心配しながらも雪まつり準備は着々と進められていきます。
大雪像をつくる前に、粘土などで模型をつくる様子はこれまでもお伝えしてきましたが、模型だけをじーーっと見つめて実際の雪像づくりに臨むのは無謀です(-_-;)
建築物と同じように縦・横・高さの寸法が入った図面が必要なんです。例えば・・・
シロクマを上から見た平面図 ショウガみたいですが(*^_^*)
マンモスの正面図
図面と模型制作の関係でいうと、制作会場によって多少異なりますが、歴史的建造物や海外の著名な建築物などの場合は、現物を参考に、図面を先におこしてから模型を制作します。
ブログでお伝えしている4丁目や10丁目会場のように動物やキャラクターなどいくつかの雪像を複合してひとつの大雪像として魅せるものについては、まず絵コンテをもとに模型を作ります。
複雑な形状の雪像もあるので、粘土ではつくれるけれど、実際に雪ではつくれないこともあります。だから、全体のバランスやイメージを模型で確認していきます。もちろん、大きさが合わなくて模型を作り直すこともあります。
課題が解消されて模型ができたら図面制作にGOサイン!
実際に出来上がった模型の長さを測って図面をつくりあげていきます。
自宅の庭や近くの公園で子供と一緒に雪だるまをつくるのとはワケが違いますよね(^_^.)