札幌100マイル

とことん!雪まつり -さっぽろ雪まつり公式ブログ-

さっぽろ雪まつりの魅力や舞台裏を実行委員会スタッフが紹介する公式ブログ◆第70回さっぽろ雪まつりは2019年1月31日(木)~2月11日(月・祝)に開催します。 なお、ブログの内容に関係のないコメントは、予告なく削除させていただく場合があります。

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4丁目は「STV・よみうり広場」

4丁目会場の大雪像テーマは、「観光王国宣言!北海道」






北海道は、豊かな自然とそこに棲む動物たちなどが人気で、国内はもとより、
アジアから大勢の人たちが訪れています。

観光を通じて人の交流やふれあいの輪が益々広がるようにと願いを込めて、
北海道を代表する動物「シマフクロウ」や「キタキツネの親子」、そして、歴史とともに
歩んできた「道庁赤レンガ」を雪像にします。

また、アジアからの観光客へ歓迎の意味を込めて、世界遺産である中国の「紫禁城」や
「万里の長城」もあわせて制作します。


今後、北海道が「観光王国」として、発展・成長していけるようにとのメーセッジが
込められています。











2丁目会場は「道新氷の広場」

2丁目会場「道新氷の広場」の大氷像のテーマは、
アイス・ミュージアム 「地球最古の恐竜たち」!!!


およそ2億3000万年前の三畳紀に誕生したといわれる恐竜。
その時、既に哺乳類の祖先も繁栄し熾烈な生存競争を繰り広げていました。
地球最古といわれるアルゼンチンで発掘された「フレングエリサウルス」や哺乳類の
祖先「エクサエレトドン」をはじめ氷で再現された恐竜たちを夜は光と音で演出し、
見る人を恐竜時代にいざないます。

人類が誕生するはるか昔。恐竜の栄枯盛衰に思いを馳せ、現在の地球温暖化を
はじめとする環境の変化が私たち人類にどう影響を与えるかを考えるきっかけに
なればと思います。


こちらの模型はありません。

別れのとき【10丁目会場】

今年もこの日がやってきました。
雪まつり期間中多くの人を楽しませてくれた、ちびまる子ちゃんとのお別れの日です。

10丁目会場では、午前中から取り壊しの作業が始まりました。
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(C)さくらプロダクション/日本アニメーション


重機がステージの一角を削っていきます。
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(C)さくらプロダクション/日本アニメーション


10丁目の大雪像は高さがあり、さらに後ろがすぐ道路に面しているため、
取り壊しの作業も慎重に進められていきます。

削りとった雪が後ろの道路に落ちると非常に危険です。
また、雪像が後ろに倒れてしまわぬよう、細心の注意を払いながらの作業です。
取り壊しというとダイナミックに雪像を削り取っていくイメージかもしれませんが、
危険が伴う作業のため、安全な取り壊しをするのには熟練の技が必要です。

上の方の雪を削れるよう、まずは少しずつ重機の足場となる雪を積んでいきます。

重機が方向を変えるたび、いよいよキャラクターが取り壊しかと、
見守るスタッフからも悲鳴のような声が出ます。
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そしていよいよ、たまちゃん&丸尾くんに・・・
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(C)さくらプロダクション/日本アニメーション


制作を担当した班長&副班長も取り壊し作業を見守ります。
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(C)さくらプロダクション/日本アニメーション

取り壊し作業開始から約1時間が経つと、たまちゃん&丸尾くんの姿が消えてしましました。
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(C)さくらプロダクション/日本アニメーション

さらに壁を削っていきます。
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今年は雪がよくしまっていたので(よく踏みしめられていたので)、削り取るのも簡単ではありません。
ガリガリと音をたてながら雪の塊が落ちていきます。

そして、まるちゃんも・・・
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(C)さくらプロダクション/日本アニメーション


作業開始から約2時間後の様子。
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(C)さくらプロダクション/日本アニメーション

まるちゃんの姿も見えなくなりました・・・。

大雪像を制作する以上、寂しいことですが、毎年この日がやってきます。
でも、また雪まつりの季節はやってきます。

喜んでくださる方がいるからこそ、制作隊を含め、スタッフ一同がんばれます!!

このブログを通して、さっぽろ雪まつりを応援してくださったみなさん、
ありがとうございました。

そして、第61回さっぽろ雪まつりに足を運んでくださった皆さん、
本当にありがとうございました。



第62回さっぽろ雪まつりは、平成23年2月7日(月)~13日(日)です!
また来年、お会いしましょう!!!

大通会場の遊び場は?【大通会場】

大雪像等を見て楽しむなら大通会場、
チューブすべりなどの雪遊びを楽しむならつどーむ会場、
というイメージがここ2年で定着してきたでしょうか?

でも実は、大通会場でも楽しめる体験型メニューがあります。

「雪遊びがしたいけど、時間がなくてつどーむ会場まで行けない」という観光客の方、
「明日、孫と一緒に大通会場に行くんだけど・・・」という市民の方、
大通会場で行われている体験型メニューをご紹介しますので、参考にしてくださいね♪

○1丁目
1丁目といえばスケートリンク
ライトアップされたテレビ塔を目の前に楽しめる夜の時間帯もオススメです。
明日11日まで。開催時間10:00~21:00。
料金は無料(30分入替制)ですが、貸靴を利用する場合は200円かかります。
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○2丁目
雪玉ストラックアウトが楽しめます!
1回目 10:30~11:00
2回目 13:30~14:00
3回目 14:30~15:00

○7丁目
ヴァルトブルク城は、直接雪像に触れて楽しめるよう、すべり台になっています。
すべり台 9:30~21:00
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○10丁目
ちびまる子ちゃんの大雪像でおなじみの10丁目会場。
昨年まで3丁目会場で楽しめたアトラクションが今年は10丁目で楽しめます。
ミニSLチチペペ号 10:00~16:00
「北のどん兵衛くん」すべり台 10:00~16:00

○11丁目
歩くスキー体験コーナー
北海道で広く親しまれている歩くスキー。
特設のコースで、子どもから大人まで、気軽に楽しめます。
開催時間 10:00~17:00
料金 無料(滑走、靴・スキーの貸出とも)

2丁目以外のメニューについては、雪まつりの公式携帯サイトで待ち時間を確認できます。
荒天時は、運行を見合わせる場合もありますので、おでかけの際は参考にしてくださいね!!

公式携帯サイトはこちらからどうぞ!
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第61回さっぽろ雪まつりは、いよいよ明日まで!!
ぜひ会場までお運びください!

おめでとうございます!【国際雪像コンクール】

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2月8日(月)、第37回国際雪像コンクールの表彰式が行われました。
すでに公式サイトで順位は発表されていますが、表彰式の様子と併せて、改めてご紹介します。

第5位 フィンランド
作品名「サウナとSISUとシベリウス」
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第4位 ロシア
作品名「平和の円舞」
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第3位 香港
作品名「ゴースト・ウォリアー、鍾馗(しょうき)さま」
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第2位 ニュージーランド
作品名「タニファ」
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そして...
今年の優勝は、タイ! でした。
3連覇、おめでとうございます!

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作品名「クライトーン」
しっかりと計算された構造と、細部まで精密に彫られた技術で、他のチームからの評価も高かった作品です。

制作期間中、順位を競うコンクールであるにもかかわらず、各チームがなごやかな雰囲気で、和気あいあいと制作を楽しんでいる様子が印象的でした。

完成した14の作品は、どれも大変素晴らしいできばえです。
第61回さっぽろ雪まつりは11日(木・祝)まで。
まだ会場へいらしてない方、週末に寒くて4丁目付近で挫折してしまったという方、ぜひ11丁目会場へお運びください。

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