とことん!雪まつり -さっぽろ雪まつり公式ブログ-
さっぽろ雪まつりの魅力や舞台裏を実行委員会スタッフが紹介する公式ブログ◆第70回さっぽろ雪まつりは2019年1月31日(木)~2月11日(月・祝)に開催します。 なお、ブログの内容に関係のないコメントは、予告なく削除させていただく場合があります。
『迷路』タグの付いた投稿
片鱗。【4丁目会場】
Posted by さっぽろ雪まつり実行委員会 on 2008年12月3日(水) 10:50
はい、驚いて帰らないでくださいね。ご覧いただいているのは、4丁目模型制作現場であってますよ。
いきなりこれは、何でしょうか?
この写真の雪像を作るわけではありません!
もしかしたら、細かな作業で体が強張るのを防ぐために、作業の合間にトレーニング雑誌でも見て、皆で鍛えているのでしょうか?
周囲を見わたすと...
こちらは、細かな作業中。
何を作っているのでしょうか?
これは何でしょうか?
模型から爪楊枝が生えています??
これは、雪で実物を作るときに支柱を入れる部分だそうです。
こういった部分も、模型の時点から確認しながら、ていねいに作業を進めるんですね。
前回の4丁目大雪像は「ナルニア国物語~第2章カスピアン王子の角笛」でしたね。
雪まつりは映画が公開される前だったので、雪像模型のパーツを見て、全体として何を作るのか推測するのは、かなり難しかったと思いますが、今回は違います。
ちょっとした部分から「あれかな?」と判ってしまう(かも?)ので、こちらの写真も、発表まではかなり出し惜しみになっちゃいます。
私達もじれったいところですが、何ができるのか、どうぞお楽しみに!
おまけ
「日本だ」???
ええ、もちろん札幌は日本ですが...
雪まつり開幕まで あと 64日!
ところで雪像模型はどうなった??
Posted by さっぽろ雪まつり実行委員会 on 2008年2月24日(日) 20:30
そういえば、あの雪像模型たちはどうなったんでしょう。
雪像同様壊されてしまったのでしょうか・・・?
いいえ、こんなところにいました!
懐かしの!?大通4丁目ナルニア国物語の模型です。
ここは、以前に一度ご紹介した、クラーク像でおなじみの羊ヶ丘展望台にある「さっぽろ雪まつり資料館」。
歴代の雪像模型のほか、懐かしいポスターや記念グッズも展示されています。あなたの思い出の雪まつりがあるかもしれませんよ。
そこまで足をのばす時間がないな~、という方は、JR札幌駅西コンコースにある、北海道さっぽろ「食と観光」情報館へどうぞ。
観光コーナーの一角にある常設の雪まつりコーナーでは、過去の雪像模型の展示や雪まつり映像が流れており、今年の記念グッズもまだまだ買えちゃいます。
雪まつりの季節は終わっても、札幌に来ればいつでも雪まつりに会えますね!
あれから1週間
Posted by さっぽろ雪まつり実行委員会 on 2008年2月18日(月) 13:02
雪まつりが終わって、1週間。先週後半は大荒れの札幌でしたが、雪まつり開催期間でなくてよかったですね。
さて、雪像は取り壊されたとお伝えしましたが、その後はどうなっているのでしょう???
大通公園はこんな感じです。
ただの雪山です(笑)
雪のない地域からいらっしゃる方には、街なかにこうした雪原があるのも驚きかもしれませんね。
想いDE、いっぱい♪♪【さとらんど会場】
Posted by さっぽろ雪まつり実行委員会 on 2008年2月13日(水) 11:01
雪まつりが閉幕し、昨日から2日間にわたり、雪の工作物を取り壊す作業が行われました。
2月5日~2月11日の開催期間に215万9000人のご来場を頂いた、さっぽろ雪まつり!!
さとらんど会場は、25万8000人のお客様で賑わいました。
本当にありがとうございます!!
連日大人気だったチューブすべり台!
会場のみなさんでダンスもしましたネ!
エネモも登場し、子供たちを釘付けにした、エネモの氷のすべり台!
迷いながら展望台を目指した、雪の大迷路!
よさこいの学生は、ボランティアとして参加して頂き、会場全体を明るく元気にしてくれました!
とてもおいしかった、雪まつり食堂&雪まつり屋台村!!
スノーラフトでは皆さん大きな声をあげて、楽しんでいましたよ!!
たくさんの雪だるまが並んだ、ラヴだるまコーナー!!
今年が初めてのSLバス!!
フィナーレでは会場が一体となり、大合唱♪♪
楽しかった思い出とともに、本当に感謝の気持ちでいっぱいです!!
来年もみなさまのご来場をお待ちしています☆★
取壊し作業:ありがとうございました!
Posted by さっぽろ雪まつり実行委員会 on 2008年2月12日(火) 16:48
第59回さっぽろ雪まつりは、大盛況のうちに、昨日11日で幕を閉じました。
ご来場いただいたのは、全会場で2,159,000人!
ありがとうございました!
会期が近づくと、よく「雪まつり期間が終った後、雪像は何日くらい残っているんですか?」というお問い合わせがあります。
答えは...残念ながら、何日どころか何時間単位で、翌日のお昼にはすべて元の雪山に戻ってしまうのです。
こちらは7丁目西側「エジプトの遺跡」。
朝9時に作業開始。高さがあるので大変そうです。
こちらは8丁目のスノーボードジャンプ台。
重機の種類が少し違います。
次の日には壊してしまうと言うと「もったいない!」「1日でも市民開放しては?」とのお声もよくいただくのですが、現場で終日管理する人がいなければ、雪像に登りたくなる人もいるでしょうし、落ちてケガをするかもしれません。
また、雪は条件がそろえばすぐに溶けて崩れてしまうもの。崩落すれば大事故につながりかねません。
大通公園は街の中心部にあるので、市民の皆様の安全のために、即日壊してしまうのです。
こちらは4丁目西側「守りたい地球、子供たちの未来」の取壊し作業。
かなり作業が進んだ朝7時半くらいの様子です。
4丁目は駅前通に面しているので、通りかかった車が、作業を見ようと停車してしまうと交通の妨げになるので、早朝6時から作業を開始しました。
多くの会場では、ロープを張って一般の方が近づけないようにしていますが、それももちろん安全のため。さらに5丁目の氷像は、雪以上に危険が伴うので、見物する人のいない深夜から作業を開始します。
そんな中、今年は8丁目の「国宝 犬山城」が、公園内に見物用のスペースを設けて8時半から作業を行いました。
もちろん近くまでは行けませんが、歩道の脇から見るのと違って、正面で見ることができました(※来年も同様に行われるとは限りません)。
すごい人です!観光バスも次々とやってきます。
制作に関わった自衛隊員の方がステージに上り、無事に終ったことを感謝し、お神酒をかけてから作業にかかります。
重機がステージの端を壊し、斜めの上がり口を作って上って行きます。
隊員の方が見守る中、ショベルの一撃が。
狙ったところに自由自在にショベルが届く、その滑らかなアームの動きは、まるで自分の腕のよう。
見物の方からも「器用ねぇ」「すごいなぁ」と、オペレーターさんの技術に感嘆の声が。
重機が向きを変え、作業する部分が変わると、報道の方も機材を担いで移動。
どんどん崩していきます。真っ白の雪がしっかり固められていて、ガリガリと硬そうな音がします。
崩した雪をショベルの背の側でならし、その上に移動して高さをあげていきます。
作業開始からおよそ2時間、犬山城の天守にショベルの刃がかかりました。
取壊し作業といっても、ただ叩き壊せばいいわけではなく、雪片が落ちる方向も考慮しながらの慎重な作業になるので、時間がかかります。それでも作るのにかかる時間とは比べ物になりませんが...。
4丁目西側も、およそ4時間半で雪山に。
札幌の冬はまだ1ヶ月以上続きますが、この雪山のずっと下では、春の準備が静かに始まっています。
日差しにさらされた雪解け水が土を潤し、緑が芽吹き春が訪れる日まで、大通公園はしばしの休息のときを迎えます。
今年と同じ雪像は二度と見られませんが、来年もまた、皆様に純白の夢をお届けいたします。
たくさんのご来場、ありがとうございました!