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いざ、みちのく
Posted by vetblog on 2011年9月29日(木) 19:14
トニーのことは本当に残念でなりません。
たくさんの子供を残したトニー、
霊長類研究者の方も、彼の業績は立派だとおっしゃっていました。
トニーの死を無駄にしないよう、努力します。
ここからは、東北報告。
動物園関係者が集まって、研究会。日本各地で様々度々行われております。
行ってまいりました、みちのくへ。まずは開催地盛岡。
台風。台風。台風。
増水。増水。増水。
天候の巡りあわせが悪いのは、何の因果か。
日頃の行いは悪くない、筈…。最早原因を前世に遡る他ございません。
研究会会場、盛岡市動物公園にて。
森の小道を抜けると現れる、大パノラマ。晴れてさえいれば、晴れてさえ…。
第2日目、杜の都仙台。
終日運休の赤字が、目に沁みる、胸に突き刺さる。
しかしながらこれだけの影響下、私の旅程に何一つ影響がなかったのは、
やはり日頃の行いによる僥倖か。
仙台市八木山動物公園にて。
シジュウカラガンがお出迎え。
ただのぽっちゃり水鳥と思うなかれ、彼らは非常に国際的。
彼らの親兄弟達は、ロシアで放たれ仙台に帰ってくるという
大業を成し遂げているのです。
第3日目、松島。
日の光を目にするのは幾日ぶりか。
マリンピア松島水族館へ。
私はクラゲになりたい。
そして貝殻の姉が欲しい。
牡蠣は厭だ。
ホヤも厭だ。
…決して、ぶらり東北センチメンタルジャーニー、というわけではございません。
以前2号氏がお伝えした通り、現在本園では獣舎設計の真っ最中にございます。
遠出の暁には、できうる限りの視察業務を旅程に捻じ込まれるのでございます。
今回も時代遅れのコンデジに鞭打ち、千を超える資料写真を撮影してございます。
…とは言いつつも牛タンは、大変美味しゅうございました。
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