札幌100マイル

動物病院だより メガネ獣医奮闘記

現場で働くメガネの獣医3名と動物たちとの悲喜こもごもをお送りします。

2013年07月 の投稿一覧

むしは?あと、しろくまサテ

さあ、泣いても笑っても準備期間はあと1日です。
わくわく蟲ランドに向け、佳境です。

今日はどうなった?

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おお、昨日と比べても会場らしくなってまいりました。
追い詰められた我々の本気、お分かりになりますでしょうか。

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大きな選挙が終わったばかりにございますが、
円山動物園でも選挙を実施いたします。
W(わくわく)M(むし)L(ランド)48±α 選抜総選挙、開催にございます。
どこかで聞き覚えがある方は、断じて気のせいでございます。
または、アレだ、デジャヴとかいうやつだ。
会場にいらした暁には、あなたの押しムシに清き一票を投じてくださいませ。
見事一位に輝いた蟲には………何が起こるのでしょうか?私も存じませぬ。

設営は急ピッチで進んでおりますが、肝心の蟲が一匹たりとも見当たりません。
もしや、本当に、間に合わ…、
いえいえいえいえ、そんな可能性は微塵もございませんのでご安心を。

機材が山積している片隅に、怪しい気配…

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展示予定の蟲にしては、余りに巨大。生命反応も感じられません。
これは一体…。会期中にご確認いただくより他ないようにございます。


ここからはしろくまサテで、





こちらの慌ただしさとは全く無縁です。

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遊んで、

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欠伸して、

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ゴロゴロして、

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昼寝。

少しはこちらの手伝いをしてはもらえぬものだろうか。
クマの手も借りたいほどに忙しいのですよ。

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むむ、検討中でしょうか。

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返答はノー、ですか。
始めから望み薄ではありましたが、残念無念。

しろくまサテ&むしむし

2頭して黄色いのがお好き。



楽しそうなのはわかるのですが、

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スッポリはまってはしまわないかと心配になってしまうのです。


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一人で脱げました。被りこなしているようで、メガネの心配は杞憂のようです。


少し前のことですが、

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氷をいただいた日、

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氷の隙間の苺をとろうと一心不乱。
メルヘン動物か、キミは。

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食べ終えたスイカを恭しく掲げるし。肉食はどうした。

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よく見ると、デナリもスイカに夢中でした。父親譲りでは仕方がない。


さて、開催の迫る蟲ランドはどうなった?

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今朝の会場の様子。まるで設営されていない……。

動物園人たるもの、追い込まれなければ本気を出しません。
そして追い込まれた時の本気たるや、大変なものです。

案の定、夜になると

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壁が建ちました。もう完成したも同然!

むしむし&しろくまサテ

夏休み特別展、わくわく蟲ランドの詳細が発表されていますよ。



どれをとっても楽しみでしょうがない企画ばかりですが、
個人的には謎の世界3大奇虫と、謎の巨大オブジェが気になってしょうがありません。

4日後のスタートを前に、職員一同本当に準備が間に合うのかやや疑問視しつつ、
それでも必死こいて作業してますので、もう少々お待ちください。

さてさてさて、抱き合わせでしろくまサテ。



しょっぱなからちょっと失礼。



尻、です。
そして



尻2つです。ん、何か咥えてる?



よく見るとカラスの羽。どうやらこの日のお気に入り。



テンションが上がってしょうがないのは右足が教えてくれます。


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3頭そろってプールを歩く時も、

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飛び込むときも肌身離さず。



最早どうやって持っているのやらわかりませんが、
羽に対する執念は感じます。

それでも



眠いのには勝てない。おもちゃのことは忘れて熟睡。

ヘビとムシとしろくまサテと

昨日までにご紹介いたしましたロゴですが、
円山動物園のトップページでご覧いただけます。



皆様見つけられましたか?
見つけられない方はトップページを開いた後、
マウスを置いて少々そのままお待ちになってみてくださいませ。

どちらのイベントも職員一同、必死こいて準備しておりますので、
もう少々お待ちくださいね。



こちらの3頭も注目しているようですよ。



と思ったら見てないアピール。ああガッカリ。



へび と しろくまサテ

こちらのイベントでもロゴをこさえてみましたよ。



近日中に、もっと皆様の目に届きやすい場所に掲載される予定です。




イベントの開催が告知されてから20日が経とうとしおりますが、
作品第1号の名誉が空席のままでございます。
皆様遠慮なさらずとも、完成した先からどんどん申し込んでいただいてもよくってよ。

例のごとく、ロゴにはカラーバリエーションがございます。



私としたことが、また赤バージョンを作成するのを失念しておりました。
ジョニー・○イデン氏に申し訳ない。


ここからは例の双子。



ツーショットにて、仲睦まじきをアピールしたかと思った矢先、



あ、







突き落とした!

まるで火サス的展開。
家政婦ならぬメガネ、決定的瞬間を見てしまいました。



そのウインクの意味するところは、私への口止めといったところか。
甚だ末恐ろしいばかりにございます。

むし & しろくまサテ

わくわく蟲ランドの開催日が近づいております。

そろそろ詳しい情報が出せると思いますので、ご期待ください。



とりあえす、アピール用のロゴだけ作りました。



色違いもありますが、シ○ア専用の赤いバージョンを作り忘れてしまいました。
お好きな色のロゴと、クチコミュニケーションで
虫の祭典を皆様の周囲に拡散していただけたなら、これ幸い。

少しづつではありますが、着実に準備が進んでおります。



熱帯動物館の裏口から覗いているものは一体…。
どうやら蟲ランドと関係しているようですので、
近いうちに正体が明らかとなるでしょう。


ここからしろくまサテ。



水面に映る自分の姿を見つめてる?



と思いきや、すかさず飛び込み。



お目当てはポリタンク。
色気づくにはまだ早いか。




かわいい盛りにはございますが、婿探しはまだまだ先のことですね。

しろくまサテ と ヘビ

いよいよ夏、というわけで



暑い午後にはだらだらとしてしまいがちだったり、





怠惰な生活を悔いて夜から突然エクササイズしてみたり、






それでも一日無駄にしてしまったと自分を責めた挙句、





明日から頑張ればいいかと、かわいい顔して開き直ってみたりする。

皆様はどんな夏の日をお過ごしでしょうか。

そんな暑い季節の先に
いよいよいよいよ、あのイベントが帰ってきます。

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円山スネークアート展、開催決定にございます。
段々と暑さが和らいでいく時期のイベントですが、
円山動物園はまだまだ熱く参る所存です。

御多分に洩れず、形から入るメガネは、



両爬グッズを用意。
左からフクラガエル、ハブ、ヨウスコウワニ。
机上の小さきハープタイルズが、アートへの情熱を昂ぶらせてくれます。

現在、出展作品を大・大・大募集中です。
皆様、暑い季節に、熱いイベントの作品創作に没頭してみてはいかがでせうか。

しろくまサテ & むし

さてさて、夏本番。

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この2頭くらい、豪快に水遊びできたなら。
獣舎のプールに飛び込みたくなる気持ちを必死に押しとどめながら、
仕事に励む昨今でございます。

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2頭を見ていると、暑いのも忘れてしまいそうですが、
皆様、水分と塩分の補給をお忘れなく。

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はしゃぎ過ぎて、ちょっと怖い。

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たまには落ち着いて。


さてさてさてさて、大事なお知らせ

動物園の夏準備も本格化しております。

イベントも目白押しで、息つく暇もありません。

そんな夏のイベントにはメガネも例外なく駆り出されるわけで、
そのうちの一つ「わくわく蟲ランド」の開催準備も大詰めにございます。

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舞台裏なども今後ご紹介していければ、と思っております。


一方メガネは個人的な心の準備に余念がありません。

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その①、世界3大奇虫の一、ウデムシTシャツを用意。
これを着用し、地を這う蟲のごとく会場を徘徊してやる所存です。

その②、ジンメンカメムシキーホルダー。ちょっとだけ閲覧注意。







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人の顔に見えるが故に、名前に「人面」と入っています。
こちらは期間中そっと懐に忍ばせて、
いざというときに取り出して自慢するための一品です。
よくみると目がハート型ながら、縁結びには縁遠そうな逸品です。

イベントを迎える覚悟は決まりました。開催が近づいておりますが、
あとは、会場設営から何から山積する種々様々な業務を片づけるだけ。

皆様ぜひぜひ足をお運びくださいませ。


Beautiful Sunday

みなさん、こんにちわ。

今日は一日快晴の日曜日となり、多くの家族連れのお客様に来園していただきました。


それにしても、今日は本当に暑かったですね。天気予報では最高気温30℃でしたが、
炎天下の園内を歩いているとそれ以上に暑く感じてしまいました。

沖縄出身の3号さんは「これくらいの暑さでは汗も出ないですよ~」などと、
いつも涼しい顔をしておりますが
生粋の道産子の私は、30℃オーバーで歩き回っていると、
全身の汗腺から汗が噴き出して、汗だか涙だか鼻水だか何だかわからいぐらい、
ぐしょぐしょになってしまいます。

同じ人間ですらこれだけ暑さに対する耐性が違いますが、動物園の動物たちも暑さに対しては
いろいろ違った反応を示していますね。

カバやライオンなど熱帯に生息する動物たちにとっては過ごしやすい季節ですね







カバにとってはもっとも幸せな季節?


しかしユキヒョウやレッサーパンダ、ホッキョクグマなど寒冷地に生息する動物たちにとっては、
この暑さは、生命に影響を及ぼしかねない過酷な環境となります。
特にレッサーパンダは暑さに弱く、気温30℃を超えると死に至ることも珍しくありません。
そのためレッサーパンダは室温を24℃以下で飼育することが絶対条件となっており、
円山動物園の獣舎で冷房設備があるのは、ホッキョクグマでもペンギンでもなく、
このレッサーパンダ舎だけです。
ちなみに餌となる孟宗竹も本州からのお取り寄せ品を毎日食べてますので、
円山で一番ぜいたくな動物といえるかもしれませんね

ほかの動物はというと・・


シンリンオオカミ

こちらも暑さにはあまり強くない動物ですね・・
われわれ人間は体温が上昇すると、体温調節機能が働いて、
汗をかいて体温を下げますが、
オオカミは犬と同じく汗腺がありませんので、汗をかいて熱を下げることができません。
そのため、オオカミはパンティングと呼ばれる喘ぎ呼吸(犬が長い舌を口から出して
はぁはぁ言っている、あの呼吸法です)で体温調節をします。



ふだんは目をぎらぎらさせて走り回っているオオカミたちも・・・



今日はこんな感じで、近所の犬状態です・・


次にホッキョクグマですが・・・

ホッキョクグマは分厚い皮下脂肪を蓄えたり、体毛が空洞になっていて、
断熱材の役割をすることで体温を保持し、北極の寒さに耐えることができます。

北極に比べ暖かい札幌では、野生のホッキョクグマと同様の餌を与え続けると、
ぶくぶくと太って(野生では寒さ対策として必要ですが)暑い夏を乗り切ることができません。
そのため、肉食のホッキョクグマではありますが、夏場は魚や野菜を中心としたヘルシーな餌を与えることで、
皮下脂肪がつかないようにして暑さを乗り切れるようにしています。
また、冬場は寒さに耐えられるように餌の量を増やして皮下脂肪を蓄えさせます。


本日の双子さん



二頭で同時にダイビング!



息の合った動きを見せてくれました



さて、話は変わりましてサーバルのポッキーのお話です。




ポッキーは生年月日は不明ですが1994年に来園していますので、19歳以上の高齢のサーバルです。
19年間病気にかかることもなく、毛並は悪くなってきましたが、元気な姿を見せてくれていました。
先週あたりから食欲が落ちて、動きが悪くなったため、今週、麻酔下で検査を実施しました。

血液検査、エコー、レントゲンなど、可能な検査を実施しましたが、
事前に予想していました通り、慢性腎不全であることがわかりました。

ネコを飼育している方はよくご存じと思いますが
腎不全はネコ科動物では最も一般的な疾患で、
尿の生成、水や電解質等の濃度を調節する働きを持つ腎臓が諸々の原因により
障害を受け、ろ過機能が60%以下まで低下していく病気です。

今年死亡した雌のキキも死因は腎不全でしたが、
腎不全が分かった時にはすでに病状は進行しており
末期の腎不全のため、すぐに死亡してしまいました。

幸いポッキーは19歳の高齢ではありますが、
キキの時よりも軽度の腎不全のため、
今後は投薬と食事療法を続けて、少しでも長生きできるよう、ケアしていきたいと思っています。
みなさまも、温かく見守っていただければと思います。



最後に、

こどもZOOのドサンコの森で今年生まれたエゾリスとエゾモモンガの子供が
巣穴から徐々に出てくるようになりました・・・

明日から、一日に1~2時間程度、ドサンコの森の展示を再開しますので、
運が良ければ、かわいい姿を見ることができるかもしれません。

なお、まだまだ、環境に慣れておりませんので展示時間は不定となってますので、
ご了承ください。

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