遅きに失する
Posted by vetblog on 2012年7月9日(月) 17:59
完全に、それはもう完全にお伝えすべき時機を逸してしまったのでございますが、
今更ながら、シロテテナガザルのコタローが来園したときのことなどを回想したく、
重たい筆を執った次第にございます。
それは去る6月6日のこと。
コタロー用にカスタムを施したケージを搭載し、いざ出発。
そして色々な過程を割愛しまして、コタロー捕獲後の写真。
獣医2人がかりで、採血やらマイクロチップ挿入を併せて行います。
動物にストレスをかける回数を減らすため、できることは一度にやってしまいます。
旭山の獣医師二人、実は私の大学の同級生と動物園入園同級生。
二人が業務に勤しむ姿は、こちらのモチベイションの種。
無事、ケージに収容。
コタローと共に旭山を出発するや否や大粒の雨が。
別れを悲しむ旭川の方の気持ちを代弁するかのようにございます。
車中のコタロー。始終落ち着き、大物ぶりを発揮していました。
同乗する私としても一安心。
円山到着直後から食欲旺盛。ここでも大器の片鱗を見せてくれます。
円山生活に慣れるにつれて、コタローの動きのバリエイションも豊かに。
少々手狭なモンキーハウスではありますが、元気な姿を見せてくれています。
皆様、是非是非会いにいらしてくださいませませ。