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炊飯器の中は…
Posted by vetblog on 2012年9月26日(水) 19:25
だいぶ涼しくなってきたので、
お腹を出して寝ていると、思わず心配してしまいます。
先日、動物慰霊祭が執り行われました。
獣医としての立場からすると、天寿を全うしたと思える動物たちがいる一方、
別の治療法を試していれば…、もう少し早く病変を発見していれば…と
後悔が残る動物たちもいます。
慰霊祭を迎える度、
動物たちが動物園で、快適に過ごし元気に寿命を迎えられるよう
精一杯努力していこうと、強く思います。
力及ばない場面もあるのですが、精進あるのみです。
それでも、生あるものですから、動物たちはいつか死を迎えます。
死んだ後の動物も、動物園動物としての役割を果たしてほしい、との想いから、
このように標本を作成することがあります。
死んだ後も標本となって、
動物病院ガイドなどで、みなさんのお手元で、
動物への理解をより深めてもらう手助けをしてもらいます。
色々な標本と、色々な標本作製法があるのですが
ここ最近の、お気に入りはコレ
なけなしのOB権限より、大学の研究室から接収した電子ジャー。
以前スマイル120点の高知の獣医さんからお聞きした内緒の使用法で
標本作りに勤しんでいます。
写真の頭骨の持ち主や、電気釜の詳しい使用法が気になる方は
動物病院へどうぞ。その他の様々な標本たちと一緒にお待ちしております。
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