『冬の楽しみ方』カテゴリーの投稿一覧
冬プロからの発展系 クマ館裏側探検
Posted by winterpj on 2012年2月6日(月) 17:33
いよいよ始まりました。
円山動物園スノーフェスティバル
冬の円山動物園をまるごと体感できる人気イベント「円山動物園スノーフェスティバル」を2012年も開催いたします!
もちろん大人気のチューブスライダー
子供から大人まで十分楽しめますよ!!
子供限定はこちら
迫力満点のキッズ滑り台
親子で楽しめるのは
瞬間スピードMAXの氷の滑り台
ちょっと小腹がすいたら
こちらでどうぞ!! おいしいですよ。
食べながら
最高の出来栄えの雪像をご覧ください。
とっても楽しいスノーフェスティバルに先駆けこのようなイベントを行いました。
世界のクマ館裏側探検
冬プロで行われていた冬の裏側探検
閉園後の2か所の獣舎の裏側を見て回るツアー。
大好評ということもありこのたび
期間限定でそれも世界のクマ館限定で再び復活しました。
それもパワーアップして帰ってきました。
前回までとは違い開園時間中のクマ館を見て歩きます。
時間も30分から1時間にとゆっくりと見てもらいます。
もちろんクマの担当者2名の解説付き。
全てのクマの㊙エピソードも聞けますよ。
クマはいないと思ったあなたちゃんとクマも見れますよ。
まだ一度もクマ館に入ったことのない方必見です。
1時間飽きないで楽しめます。
この世界のクマ館裏側探検は2・3月の毎週日曜日に行います。
(ただし作業等で実施できない場合がありますので確認を!!)
しかもこのスノーフェスティバル中は
11日(土)・12日(日)の2回行いますので参加してみたください。詳しくは↓
http://www.city.sapporo.jp/zoo/topics/topics2-567.html
動物園にお問い合わせをお願いします。
ララとアイラも待っています。
冬も暖か
Posted by winterpj on 2011年3月11日(金) 11:20
みなさん こんにちわ。
最近、腹周りがやけに分厚くなってきて、悪い病気かもしれないと心配しているメガネ獣医2号です。
最近来ないなぁとうれしく思っていたら、やっぱり来ましたよ。
ウサギちゃん。
前にお会いした時と比べて随分装飾過多になってきたように思います。
飼育員さんたちからプレゼントされたのでしょうが、いささか統一感のなさも感じます。
南国風の花と、ジャックオーランタンを背負って、クマにサルにキャラメルを抱える姿
はもう何がしたいのかよくわかりません。
田舎から出てきて、周りのお洒落さんに流されすぎて、よくわからない格好になっていた学生時代の自分を思い出します。
と、苦い思い出はさておき、彼だか彼女だかのファッションチェックはこのくらいにして、本題に入ります。
3月になったというのに雪の日が続き、まだまだ寒さも厳しい今日この頃ですが、今日はそんな北国のなかで、熱帯の動物はどうしてるの?という疑問に答えたいとお見ます。
まぁ疑問も何も、暖房入れてるにきまってるんですが、何度くらいなのかな?ということには10人くらいは興味を持つかもしれないので、ご紹介させていただきます。
まずはカンガルー館。
ここにはスローロリスがいます。
アジアの熱帯地域に住んでいる動物です。
あまり動かないので時間がない人には向きませんが、のんびり観察したいという方にはピッタリの動物です。
ガラス張りの部屋で飼育していますが、室内の温度は20度以上をキープしています。
本来の生息地に比べたらやや低めの温度ですね。
ただ、湿度もあるので、実際入ってみると結構ムワっとします。
フラッシュ焚いてごめんよ
続いてこども動物園リスザルドーム
ここの温度は17~18度くらいです。
彼らは南米熱帯気候地域の湿潤な森林地域にすむ動物なので、これも本来の生息地に比べたらちょっと寒いです。
ここにはベンチも設置してあるので、人ものんびりあったかご覧いただけます。
ちょっと臭いがありますが、慣れれば平気です(笑)
次は熱帯動物館。
「熱帯」と名付けられていますが、寒い地方に住むアムールトラやユキヒョウもここにいます。
したがって寒さに極端に弱いマレーバクもいれば、暑さが苦手なトラやユキヒョウもいる。アジアの動物もいればアフリカの動物もいるというなんともジャンル分けしづらい動物舎です。
数年後にはアジア館、アフリカ館が出来て、生息域や気候区ごとに区分けした展示を行うことができるようになりますので、それまではこの混沌とした状況をお楽しみいただければと思います。
話がそれましたが、ここは館内全体を18度以上に設定しています。
観覧場所と区画されていないため、お客さんの出入りで熱気が逃げますし、天井が高いので、なかなか暖房も大変ですが、館内全体の温風暖房に加え、各動物用にパネルヒーターが設置されているので、みんな冬でも元気です。
ベンチも多数設置されておりますので、のんびりご覧いただけるお勧めスポットです。
ダチョウのバロン。人の顔を見ると威嚇してきます。
グラントシマウマの飛馬。目の上の怪我もだいぶ良くなりました。野生の力ってすごいね。
ライオンのリッキー。首周りだけが寒冷地仕様です。
アムールトラのアイ。屋外でも全然平気。
次は類人猿館
人気のオランウータンとちょっと目立たないテナガザルが暮らしています。
いずれもアジアの熱帯多雨林に暮らす類人猿ですね。
彼らも寒さが苦手です。
基本的に冬場は屋内でのみ過ごしています。
特にオランウータンのメスのレンボーは昨年インドネシアから来た個体なので、完全な南国育ち。
今は暖か25度くらいに設定された室内で育児にいそしんでいます。
母の愛は偉大です。頭の上で放尿されても怒るどころか飲んでます。
僕も一時の父ですが、飲めません。
次はモンキーハウス
アジア、アフリカ、南米、マダガスカルなど、色々な地域のサルを集めた比較展示型施設です。
生息域は違えど、いずれも熱帯地域に住むサルたちなので、寒さに弱いです。
室温こそ最低18度くらいと低めに設定されていますが、檻の清掃の際にも屋外には出さず、屋内にいる状態で清掃を行います。
マンドリルのチャールズとシズカ。大変仲の良い夫婦です。子作りに期待しています。
子供も生まれた時からあんなカオなんでしょうか?今度飼育員さんに聞いてみます。
次はチンパンジー館
彼らはアフリカの赤道付近に住む動物です。
ここは21度以上に設定されていますが、屋内放飼場の清掃時などは冬場も屋外で過ごしています。
毛も疎らに生えているだけ、ほとんど裸みたいなものなので寒さには弱いのでしょうが、外でも結構元気に遊んでいます。
弱いんだか強いんだかよくわかりませんが、冬場になると鼻垂らしていることもあるので弱いのでしょう。
スージーおばさん・・・だと思います(笑)
続いて爬虫類館です。
ここはとてもシビアな環境管理が要求されます。
適応能力の高い哺乳類に比べ、爬虫類や両生類は温度や湿度の適応幅が極端にせまく、温度や湿度の変化によって体内のサイクルが狂ってしまうこともあるうえ、動物種によってそれが異なったりするため、飼育員さんも常にこれらの環境を保つよう気を配っています。
ちなみに温度は昼で25度~27,28度、夜で20~23度、湿度は70%をキープするようにしていますが、いかんせん建物が古く隙間風だったり、微調整の難しい暖房であったりと苦労が絶えないようです。
現在新・爬虫類館を建設中ですが、新しい施設ではケージごとに温度や湿度などの環境調整が容易にできるよう、工夫しています。
バックヤードに大量のサボテン多肉植物。(飼育員さんから違うよってツッコミがありました。)
たち新施設用のものでしょうか?
新施設は動物舎内に植える植物にも大変こだわっているようです。
最後に熱帯鳥類館
ここはその名の通り熱帯地域の鳥類を集めた施設ですね。
バードホールには熱帯植物の林のなかに様々な熱帯鳥類が放し飼いにされています。
どのくらいの種類がいるのか僕もいまいちよくわかっていません(笑)
お時間のある方はぜひ木陰の熱帯の鳥たちを探してみてください。
ただ、そのあたりをよく飛んでいるのは勝手に入り込んできて住み着いてしまったスズメなのでご注意を。
熱帯植物の森になっているので、常夏気分が味わえます。
外は極寒ですが・・・
とまぁ、あまり意識したことはありませんでしたが、数えてみると結構たくさんの熱帯動物がいましたね。
写真撮影も途中で心が折れそうになりました(笑)
そりゃ暖房費も嵩むわけです。
でもせっかくなので、ついでに人間のあったか施設もご紹介しておきます。
今まで円山動物園にお越しになられた方はもうご存知とは思いますがお付き合いください。
まず、サル山レストハウス
靴を脱いで絨毯の上でくつろぎながら間近でサルをご覧いただけます。
必死で砂の中の小麦を探しています。
80匹以上のサルがいてどれも同じに見えますが、担当飼育員さんは顔を見ただけで名前がわかるそうです。
僕は3頭くらいしか分かりませんが、間近で時間をかけてじっくり観察すれば顔馴染みのサルができるかもしれません。
わざわざ寄ってきてくれました。彼とならうまくやれるかもしれません。
それともう一つ エゾシカオオカミ舎です。
いずれも寒い地域の動物ですが、人間は暖かい室内からご覧いただけます。
ベンチもあるので5分といわず2時間でも3時間でもゆっくりご覧いただければと思います。
ちなみにオオカミは恋の季節です。
他の季節には見られない姿が見られるかもしれません。
でもあまり驚かすと繁殖に悪影響があるかもしれないので、静かにご覧くださいね。
それでは長くなってしまったうえ、いまいち締りのない教のお話もここまでということで、次のいけにえを探したいと思います。
それではごきげんよう。
違い
Posted by winterpj on 2011年1月13日(木) 15:57
雪がたくさん降ってみなさん、除雪、さぞ大変かと思います。
冬ですから、やっぱりサビーナー。
ここ最近の札幌の天気は、青空が広がり、個人的には、嬉しい毎日です。
寒いけど、スカッと空が青い、札幌らしい冬です。
1/30と2/13の日曜日、サンデーセミナーでスノーシューを履いて、
動物園の森を歩くイベントを行います。
1/30の分の受付は、1/16から受付。先着順。15名。
2/13の分の受付は、1/30から同じく先着順。15名。
ぜひお申し込みください。
http://www.city.sapporo.jp/zoo/topics/topics2-390.html
このままの気温が続くと、雪が深くて楽しいはずです。
冬は葉っぱがないけど、よくみれば、上の写真でも、枝の感じが全く違う。
そんなことをコソコソ、ブツブツさびぃ~中で、
見分けて喜ぶ、一見、地味めなイベントかもしれないけど、
参加した人にだけわかる楽しさを、感じてもらえるよう、
がんばって森のボランティアさんがガイド内容を企画中。
葉っぱがないから、鳥も(右下に)見えてくる。
僕は、鳥は、見分けられない。
違いがわかる。って素敵です。
ニホンザルの顔の違いは、僕にはわからないけど飼育員さんはわかる。
コーヒーにしても、紅茶にしても、その違いや変化に気がついたとき、
自分の中だけでも、何だかうれしくなるのだと思います。
違いの分かる人になりたいです。
冬はやっぱりさびぃ~なぁ~。何となく独り言っぽい口調です。
秋田県南部(?)では、
独り言では「さびぃなや。」、近所の人と会ったら「まんず、さびっすなー。」
秋田県にいたとき、聞いたことがあります。
「山形ど青森だば、何言ってらがわがらね。」・・・。五十歩百歩。
あき竹城。主役ではなくても、確固たる地位を築くってスゲーナーと思います。
あの訛りは、練習してるんだろうな、きっと。
僕は、
気が付くと、中学校では、ぬらりひょんというあだ名だったり、
はめられて学級委員長になっていたり、
気が付くと、掃除用具入れに閉じ込められていたり、
脇役な人生だけど、のらりくらりがんばります。
冬はさびぃーけど、楽しもう。
雪は天から送られた手紙である。中谷宇吉郎。
http://www.kagashi-ss.co.jp/yuki-mus/ukichiro.html
雪の降った後には・・・!
Posted by winterpj on 2011年1月12日(水) 12:50
約一ヶ月ぶりにやってきました。意外と遅かったですね!!
間があいているうちにある程度ネタは貯めておきましたよ。
今日はその中でも雪に関する楽しみ方を紹介します。
先週から今週にかけて沢山の雪が降りました。
トドックもビックリです。
こんなにも雪が降ると歩くのも大変です。
それは動物たちも同じこと。一生懸命雪の中を歩いています。
歩いていると道が出来ます。それを獣道といいます。
園内獣道初級編
サル道です。
オオカミ道です。
どちらも常に動物が移動していますのでくっきりと道が
出来ています。
見つけやすいです。
園内獣道中級編
トラ・ライオン道です。
アザラシ道です。
トラ・ライオンなど一定時間しかいない為
なかなか道が出来づらいです。
また
アザラシは氷の上という特定の条件が
そろわないと道が出来ません。
いづれも見つけずらいです。
園内獣道上級編
上級というよりかは番外?
これはシカ道!では無く、シカのために作られた道です。
シカは意外と積雪に弱い為・木を食害から守る為・シカの脱走防止の為
除雪機で道を作りました。
でもよーく見て探してください。
シカが自分で作ったシカ道がありますので・・・!!
お・ま・け
ヒマラヤグマが作ったクマ道です。
ホッキョクグマ子育て中につき見ることが出来ません。
ご了承下さい。
雪の降った朝はなるべく早く動物園に行きましょう。
色々な発見がありますよ。