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冬プロレポート~冬の円山動物園から~

冬の動物園プロジェクト、略して冬プロのメンバーが冬の動物園の魅力を発信

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『冬ブロ』カテゴリーの投稿一覧

アジアゾーンの裏側

皆様、こんにちは。
冬プロレポートもいよいよ、最終番となってきたこの時期に初登場の管理係職員です。
本日は、オープン以来人気を博しているわくわくアジアゾーンの裏側をご紹介いたします。

実は、このわくわくアジアゾーンの裏側ですが、昨年の12月、オープン間もない
頃に「裏側探検ツアー」を2回ほど開催いたしましたところ、大変ご好評を頂きました。


まずは、熱帯雨林館のペレットボイラーの外観です。


そして、この正面の扉を開けると・・・


御覧の通り、轟轟と燃え盛っております。燃焼音をお聞かせ出来ないのが残念です。

ちょっと暗くして写してみました。
燃え盛る炎の下に、ペレットの粒粒が見えますか?
20130226-04.JPG

この燃焼で作った温水が、熱帯雨林館を熱帯らしい温度に温めてくれています。
そして、その温水を制御しているのが、こちらです。
20130226-05.JPG

右下に見える温度が、ボイラーへの戻ってくる水の温度で、この温度が低くなると、
燃料をたくさん入れるように自動で制御されてます。

お次は、動物園には初導入となった、糞尿処理装置です。
20130226-06.JPG

この装置に動物の糞を入れて、2週間ほど発酵させると、こんな感じになります。
20130226-07.JPG

さらさらになって、匂いも無い、肥料としても使える状態になって出てきます。

そしてこちらは、高山館の裏に設置した「雪冷房システム」の雪貯蔵庫です。
一見、タダの雪山に見えますが、しっかりと蓄えられております。
20130226-09.JPG

こうして貯めてある雪を夏の間に融かしながら、レッサーパンダの屋内展示場を冷房します。
館内には、雪で作った冷風を体験できる場所も作ってありますので、夏には実際に体験してみて
ください。

このシステムの系統はこうなっています。
ちょっとわかりずらいと思いますが、アップにしてみてください。
20130226-10.JPG

このシステム、時々の季節や、水槽の量によって、4種類の運転パターンで動きます。
20130226-11.JPG

貯めておいた雪という資源を出来るだけ有効に活用できるように工夫されています。

こんな風に、円山動物園は、施設の建設時にも、運営面でも環境への配慮を欠かさないように
心がけております。
施設の裏側探検、また開催することもあるかと思いますが、その時には皆様のご来場を
お待ち申しあげております。

最後に、現在、建設中の遊具広場です。
20130226-12.JPG

今年の春のオープンを目指して、この大雪にも負けずに作業されてます。
遊具もこれから続々と搬入、据え付け作業となります。
こちらのオープンは、もう少しお待ちください。

以上、本日が??回目の誕生日となる、ヘビ年男でした。

プロフェッショナル 配りの流儀

我々飼育員が仕事をする上でとても重要な役割を持つ作業着
安全で作業のしやすいデザインとなっている
その作業着に円山動物園飼育員として誇りを持って
日々動物の糞尿、埃にまみれ作業をしているのである
そして汚れた作業着はクリーニングへ

クリーニングに出してきれいになって戻ってきた作業着を
両手いっぱいに持っている1人の男の姿があった
彼は戻ってきた作業着を誰の手を借りることもなく1人で黙々と配って回っている
彼は若手職員でもなく、まして罰ゲームを受けているわけでもない
まもなく40歳近くなるどっちかといえば中堅どころに入るほうだ
たまに「手伝いますか?」と言ってくる者もいるようだが、彼は拒否し決して人にやらせようとしない
配り続けて10余年
そこに彼の配りの流儀がある

クリーニング屋が持ってきた作業着は一時ラックに保管されている
最初は自分のだけを持ってきていたようだが、どんどん他の人のが溜まっていくのが見ておれず、自然と全部配るようになったらしい

見ろやこの筋肉
仕事でついたものなのか
それとも作業着配ることによってついた筋肉なのか


そして人知れずそっと席に置いていくのである
しかし、作業着に書いてある名前が薄くなっていたり、書いていなかったりと
完璧に配れなかったときはとても納得のできない表情を浮かべている

聞いてみた
あなたにとってプロフェッショナルとは…

「そこに作業着があるから。配り続けるだけです」

彼は配り続けるだろう
定年までたぶん

あと一歩だけ前に~進もう


スノーフェスティバル終幕

2/5から行われていた「まるどうスノーフェスティバル」が
本日をもって終了いたしました。

合計24,283人の方が来てくださいました。
寒い中、来園していただき本当にありがとうございました。

雪の中で元気にはしゃぐ動物たちはいかがでしたでしょうか。



スノーフェスティバルでは北海道の身近な雪遊びをテーマに
いろいろ遊ぶことができました。

まるどう雪のトンネル



まるどうかまくら



まるどう氷のすべり台



まるどう馬そり




また、まるどう初の冬の夜間延長もしました。
昼間は夜行性の動物を見ることが難しいので、
夜間延長のときに見るのがベストです。

ももんがも起きてましたよー。



楽しかったスノーフェスティバルは終わってしまいましたが、
雪の中ではしゃぐ動物を見ることができるのは今だけ。

まるどうのスーパースター
ホッキョクグマのデナリも見れるようになりましたよ~。

ぜひぜひお越しくださ~い。

20130211-06.jpg

ドキドキたくさん

冬プロのブログだ!と構えると途端に一文字目から思い浮かばず変な汗が出てきました。 こんにちは、こども動物園のサトウと申します。

今日は雪も降ってきましてとても寒いですが、たくさんのお客様が来園してくださっているみたいです。
さすが三連休の中日!さすがスノーフェスティバル!

皆様をお迎えするためのドキドキ体験、たくさん用意しておりますよ。

今日のふれあい班からは、まず




いつもお客様がたくさん、大人気!サル山ガイドから始まり、
(小林さんこれで良いですか)




中居さんの抱腹絶倒のトークが光る、リスザルガイド!
(中居さん頑張ってください)
(鈴木くんはここまで巨人ではないですよ)






次はひつじ使いの異名をもつ鈴木くんの激熱ひつじガイド!
(激熱です、ヤケドします)




その合間に、ドキドキ体験ではないですが、菅原さんのモルモットメロメロ爪きり大会!
(メロメロになるのはわたし達です)




そして神馬さんのすっきり爽やかタヌキガイド!
(目の覚める爽やかさ!)

からの…




歩くぬいぐるみ!(お客様命名)ウマ達のお散歩!



近くで触れ合えてお客様もなみちゃんも大喜び♪ 


こんな感じで今日は終わり…と思いきや、なんと今日は!
夜間も継続開園中!

リスザルにあんなことや、カンガルーの裏側でそんなことも、これからしちゃうみたいです。

そして明日の最終日もドキドキ体験盛りだくさん!!
こりゃあ眠れないですね!


20130210-09.jpg

こんな可愛い子にも、会えちゃうかも?
明日も、お待ちしています!


20130210-10.jpg

ぜひ来てね。

フォトコンテスト

2月某日の動物園プラザ


ここで、1月末に応募が締め切られた「円山動物園フォトコンテスト」の作品審査会が行われました。
応募された作品をすべてテーブルに並べ、4人の審査員が審査します。
審査会

その後、審査員が集まり審議を行います。
力作ぞろいで、入賞作品の選考に時間がかかっているようです。
審査会場

気になる「第1回フォトコンテスト」の最優秀作品は?
審査の結果はいかに…。


残念ながら、今日はここまでしかお伝えできません。

2月16日(土)から、西門そばのオフィシャルステーションで入賞作品と応募者全員の作品(1人1作品に限る)を掲出します。
ぜひ、ご覧ください。

話は変わって、スノーフェスティバルも残すところあと3日となりました。
2月9日(土)~11日(月・祝)の3日間は、円山動物園第1駐車場に馬そりが登場します。
馬

ドサンコ馬へのえさやり体験もできます。
えさやり

三連休は入園料無料の円山動物園へ!
皆さまのお越しをお待ちしております。

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