札幌100マイル

百合が原公園*スタッフブログ

ユリだけじゃない百合が原公園の魅力をご紹介します

2012年03月 の投稿一覧

錦麒麟、どんちょうが咲きました



大温室入り口左手側に地植えされているツバキ、

「錦麒麟(にしききりん)」と「どんちょう」が咲きました。

上の写真は錦麒麟。桃色の地に赤い絞りが入っています。

下の写真はどんちょう。こちらは錦麒麟より少しだけ花が大ぶり。

紅白の花弁がきれいです。



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大温室内に花が増えてきて、中心部は春花壇のようになっています。

下は原種のチューリップで、プルケラ ビオラセア ブラックベース



鮮やかなマゼンダの花弁に、おしべの黒が映える品種です。

このチューリップ、蕾の時は下の写真のようにうつむき加減です。




この状態からだんだん花首が上向いていき

開花の時は天にむかって開きます。

他にもパンジー、ビオラなど開花しはじめました。




温室で、一足早い春をお楽しみください。

不思議なにおい

今、中温室から小温室への境目に、不思議な匂いが漂っています。
鼻をつくような……薬品のような……?
一番近いのは、買っていた肉を使うのを忘れて
冷蔵庫でダメにしてしまった時のような匂い。

匂いの元はこの花です。
コンニャク(蒟蒻、菎蒻、学名:Amorphophallus konjac)の花。



花が咲くためにはある程度イモの大きさがなくてはいけません。
およそ4~5年かけて大きくなったものが開花すると言われています。

皆さんの食卓にあがるコンニャクは、このイモから作られます。
コンニャクにするのはだいたい3年目のイモ。
開花の前に収穫されますから、畑周辺が臭うことはないそうです。


温室のコンニャクの花は、ビニールシートで周辺を覆っていますから
直接匂いが漏れることは無いのですが、隙間から少々臭気が漏れています。


温室にいらしたら話のタネに是非この臭さを体感して頂きたいです。


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さて、温室は新年度に向けて模様替え中。
大温室の奥に、地涌金蓮(チユウキンレン)こと、ムセラ ラシオカルパがあります。



昨年上の写真のような姿を見せてくれた株も、一度咲いたら後は枯れるだけ。
なので温室ボランティア「ミモザ」の皆さんと一緒に
株のわき芽は生かしつつ植え替え+4本追加して植栽しました。



次の開花がいつになるか楽しみです。

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温室以外でも、春の準備は進んでいます。
宿根草ボランティア「クローバー」の皆さんとの種まきや、
暖かくなってからのコンテナガーデン寄せ植えの準備など
本格的な花の季節に向けて、楽しみが増えていきます。



「春の花展」も4月1日からスタートします。
札幌の春一番を、百合が原公園でお楽しみ下さい。

本日の温室

百合が原公園の大温室は、本州の冬を想定した気温に設定されています。
ですから少々肌寒く感じますが、花たちは元気に咲いています。




先日お知らせしたベトナムツバキ“ハイドゥン”
他のツバキと少し違うところがあるのです。

それはこれ↓↓



真っ赤なつぼみ!


一般的なツバキのつぼみは下の写真のように緑のがくに覆われています。
↓これは洋種のマーガレットディビスのつぼみ。↓


↓開花すると↓


上の写真のように、花弁の縁にピンク色の絞りが入りとてもきれいです。

真っ赤なつぼみの“ハイドゥン”は花が咲く前から豪華ですね!
実際に見ると、ツヤツヤした丸い形がとても可愛らしいので
ぜひ大温室で探してみて下さい。



今年は寒さや日照不足のせいか、全体的にツバキの開花が遅いです。
例年なら満開の、大温室入り口側の「どんちょう」「錦麒麟」などは
まだ硬いつぼみが沢山ついていますので、しばらくの間ツバキを楽しめそうです。

本日の温室

毎週月曜日は温室の休館日ですが、現在の様子をご紹介します。


中央にあるシンボルツリー、ミモザの様子です。
寒かったせいか昨年より花期が長く、今月中は楽しめそうです。



シンビジウム“プリンセス ノブコ”
当園自慢のシンビジウム。ボリュームも花姿も美しいです。
三笠宮寛仁親王妃信子殿下に捧げられたため、この名前がついたそうです。



オレンジマーマレード
入口すぐのハンギングバスケットで咲いている花で
明るいオレンジの花が来園者の方に人気です。
垂れ下がった花が丁度顔辺りにきますので、
ここで記念撮影をしている方がよくいらっしゃいます。



鮮やかな紫に緑の花芽。これは何だと思いますか?
トウが立った葉ボタンです。この補色、ビビットだと思いませんか?
どんな花が咲くのか、ぜひ大温室でご確認下さいね。

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小温室奥のガーデンショップでは
プリムラなどの春らしい花はもちろん、ツバキも多数扱っております。



ブラックスワン
深い赤と蘂のコントラストがキレイです。



タマ グリッターズ
柔らかなピンク色に豪華な蘂。



チューリップタイム
少し小ぶりで、花弁のそりが美しい。


冬に逆戻りしたような気候でも温室内は花いっぱいです。
大温室からガーデンショップまで、どうぞお楽しみ下さい。


ゴクラクチョウカ、ベトナム椿が開花

こんにちは。好評の春の洋ラン展もあっという間に最終日を迎え、

温室が寂しくなるのかと思いきや、

気分をパッと明るくしてくれるような南国の花が咲きました。




「ゴクラクチョウカ」です。

現在緑のセンター小温室で展示中です。

頻繁にお越しいただいているお客様の中には、

この開花を心待ちにしていらした方もいらっしゃると思います。

色付いたつぼみが2つほどあり、

これから一層華やかに咲いてくれそうです。





大温室では、ツバキが7割ほど咲いています。

ツバキの散歩道付近では、ベトナム椿「ハイドウンキング」が咲きました。

ベトナムでは旧正月のお祝いに飾ったり、

古くから親しまれているツバキです。

これからもぞくぞくと咲き始めるツバキはどれも違った表情があり、

訪れるたびに楽しませてくれます。

総展示数250種類、280株のコレクションです。 

是非、お越し下さい。

春の洋ラン展スタート!

3月13日(火)~18日(日)の期間中、緑のセンター 中温室にて

「春の洋ラン展」が始まります。

今年度も北海道蘭友会会員の方々21名による、名品の展示会です。




春らしい、明るい色のランが勢ぞろいしました!

ランはじっと見入ってしまうような独特の力がありますね。

会期中は、ランの育て方相談コーナーや、ガーデンショップでの

花苗販売も行なっています。


お隣の大温室では、珍しい原種のツバキ「頂生金花茶」が咲きました!



黄色いツバキはかつて幻のツバキとも呼ばれていたそうです。

小ぶりで可憐な花です。是非、お立ち寄り下さい!

ぽかぽか春の足音が

ぽかぽか日差しがあたたかく、春めいてきましたね。
大温室では満開のミモザが見頃です。



今週末は、お天気も良さそうですので大変おすすめです!
ツバキの花と一緒にお楽しみ下さい。



中温室では、マーマレードブッシュ、シンビジウム、アザレアが見頃です。



鮮やかな色の共演で、気持ちまで明るくなりそうです。

本日のコンニャクはこんあ様子です↓



ロングランのアザレアですが、売店ではこんなうれしいサービス品も・・・



週末のおでかけは百合が原公園へ!どうぞ遊びにお越し下さい。




春のお茶会レポート

先週末に行われた「春のお茶会」、

沢山の方々にお越し頂き、無事終了いたしました。

ご来館ありがとうございました。




ツバキを眺めながらのんびりお茶を楽しめるような配置です。





本格的なお道具。このお茶会は、

古儀茶道藪内流・北海道支部の皆様にご協力頂きました。

この流派独特のお点前や設えに皆興味津々の様子でした。

公園で見られる花をより沢山の方々に楽しんでいただくため、

今後もこういった催しを行っていく予定です。




ツバキは現在6割~7割ほど咲いています。

これから4月にかけて、温室内の地植えの樹が花をつけます。





大温室のギンヨウアカシア(ミモザの樹)も満開を迎えました。

一面黄色の花で染まった樹は大変見事です。

こちらも4月にかけて咲き続けていますので、

是非お近くにお越しの際は

百合が原緑のセンターにお立ち寄り下さい。

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