札幌100マイル

百合が原公園*スタッフブログ

ユリだけじゃない百合が原公園の魅力をご紹介します

『ユリ展』タグの付いた投稿

この実なんの実?

こんにちは!
今日は朝から曇り空で、寒いくらいでした
天気予報でも「雨」
なのに、百合が原公園には雨が降らない!
そろそろ降ってくれないと…

温室の中で、こんな実を見つけました。

フクシアの実

黒くてちょっとおいしそう?
花はこんな感じ

実の花

小さいですね~
実も直径7mmくらいです
全体の木は、こんなです

実の木

ちょっと見えにくいけど、前にあるシュッとした形の木です

この実、何の実?

答えは、「続き」を見てくださいね

答えは・・・



フクシアでした。 
原種系の園芸品種です。
直径が10cmもあるような、大きな花の品種もあるけど、
こんな素朴な感じも悪くないですよね

ところで、「フクシア展」開催中に多かった質問が
「これはボクシャではないのですか?」というものでした

フクシアは学名で、 Fuchsia と書きます。
発音が良いと、「フクシャ」と「ホクシャ」の間くらいに聞こえます。

なので、日本では「フクシャ」「ホクシャ」「ホクシア」などの名前で
呼ばれることが多かったようです。

その「ホクシャ」が、なぜか北海道だけ「ボクシャ」と
いうんですねぇーー
どうしてにごることになったのかは、良くわかりませんが・・・

さて、フクシアの実、「おいしそう」と書いたけど
本当に食べられるそうです。
品種によるのかもしれませんが、ジャムにしたりするようです
体験談によると「おいしい!」とのこと。
食べてみます?


大温室では、引き続き『ユリ展』を開催中!


ユリの甘い香りに満たされた温室です

いよいよメインイベント!

みなさま、こんにちは!
昨日は、とぉぉぉっても忙しくて、更新できませんでした・・・

その忙しい理由のひとつが、
今日から始まった ゆり月間の準備でした。

いよいよ、百合が原公園のメインイベントの始まりなんです
なんせ名前が「百合が原」
当然、公園内にはユリだたくさん植えられています。
その数、「100種10万本!」だそうですよ

植えられている面積が広いのと、
特に原種についてはなるべく自然の姿に近い見せ方をしているので
一面ユリ!という場所はあまりないのですが、
本当に貴重なユリや北海道には自生していないユリが
地植えで楽しめるようになっています。

そのユリたちが主役になって咲くのが、7月なのです
北海道の遅くて短い夏の主役と言ってもいいかも?です
そんな訳で、今月は「ゆり月間」としてユリオンパレードの
百合が原公園です。

イベントとしては、温室で開催するユリ展
ギター&マンドリンコンサート
そして、ユリ見学会です
詳しくは、公式サイトを見てくださいね!

今日は「ゆり展」のご紹介を・・・

大温室は、一面ユリ!
ユリ展

中央でお迎えするのは、マドンナリリーたち


百合が原公園のパンフレットの表紙にもなっている
公園のシンボル的なユリです。
先日まで来日していた、レオナルド・ダ・ビンチの
『受胎告知』で、天使がマリアに渡しているのが
このマドンナリリーと言われています
これだけの量で咲いているのは、
かなりすごいことらしいですよ

同時にパネルも展示しています


ユリには、国際的に決められた分類があるのですが
そんな話を詳しく紹介しています。

中には、こんなパネルも(笑)


温室では20種以上の原種を含む、80種以上のユリを
展示しています。
もちろん、ほとんどが『世界の百合広場』に植えられています
なので、まず温室で予習して、
実際の公園でどんな風に咲いているのか楽しむということも
できるのですよ

例えば、カナデンセは実際に花壇にも咲いています。
温室で間近に花を楽しんで、原産地や特徴の説明も確認


そして、実際の広場でこんな風に咲いている姿を楽しむ
風に吹かれて、ユラユラ揺れる風情はなんとも言えず
優雅です


カナデンセと一緒に紹介されている
チョウセンカサユリも、今外でも咲いているので
探してみてくださいね

ちなみに温室は、おとな(高校生以上)130円の入場料がかかります。
敬老手帳、身体障害者手帳の提示で無料になります。
忘れずにお持ちくださいね

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