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百合が原公園*スタッフブログ

ユリだけじゃない百合が原公園の魅力をご紹介します

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頬染めた花嫁

こんにちは!

いよいよ本格的な雪が降り始めましたね
百合が原公園もかなり白くなってます
そろそろ歩くスキーもできるかなぁと思ってましたが
昼過ぎには、舗装面がちらほら見えるようになり・・・
まだ少し早いかも。
今週はまた少し暖かくなるようで、
次の本格的な雪は1週間後の予報です

そんな訳で、今日も温室の中から
でも、クリスマスはちょっと休んでこの花!



セルリア・フロリダ です
学名は、そのまま Serruria florida
英語名は、blushing bride 頬を染めた花嫁 です

つぼみの時は白くて、開くにしたがって
きれいなピンク色に染まっていく様子からの名前だそうですが
なるほど!のネーミングですね
見方によっては、チークブラシにも見えますしね

セルリア・フロリダ

例によって、花びららしき部分は総苞が変形したもので
小さい花がたくさん集まって咲いているパターン
1つずつの花の先に、ふさふさの毛があります
以前紹介した プロテアに近い植物なのです
印象はずいぶんちがいますけどね

葉だけ見ると コスモスの葉をごつくした感じです

セルリア・フロリダ

こちらが頬を染める前の様子。
清楚ですねー 確かに花嫁かも(笑)



百合が原公園では、鉢で育てていてまだ小さいですが
本来は2~3mになるそうです
セルリアの仲間は、南アフリカのケープ岬の近くだけに分布するんですが
中でも、このセルリア・フロリダは、フランシュクック山(Franschhoek Mountains)の一部にだけに
自生しているそうです。

でも今では、オーストラリアで育成されていて品種改良なども
行われているとか。
日本に入ってくる苗や切花もほとんどがオーストラリア産だそうです

この花、故ダイアナ妃が結婚式のブーケに使ったことで
ウエディングフラワーの仲間入りをしているそうです
他の花との組み合わせがちょっと難しそうですけど、
色合いや名前は花嫁さんにふさわしい感じですね

南半球の産地では冬の花なので、北半球の日本では5~7月頃に
切花が入るそうです。
春の花嫁さんなら使えそうですね

温室は、高校生以上130円の入場料がかかります
65歳以上の方は、年齢の判る身分証明書をお忘れなく!

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