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2009白黒
Posted by zoowood on 2009年1月2日(金) 10:15
あけましておめでとうございます。
2008明日できることを明日やってしまったことが大きな反省点でした。
2009動物園勤務3年目の丑年。
今年は、今日という1日を大切にしていこうと思います。
「今日出来ないようなら、明日もだめです。一日だって無駄に過ごしてはいけません。」ゲーテ。
そんな言葉を思い浮かべながら、動物園を盛り上げるべくがんばります。
丑年。うし年。
ボク的には、アメリカバイソン。ゴツイ体とは裏腹の優しい瞳。そのギャップに惹かれます。
円山動物園にはいないけど、帯広動物園にいます。
帯広動物園飼育員さんのブログにも紹介されていましたよ。
http://www.mytokachi.jp/obihirozoo_3/entry/114
アメリカバイソンにはアメリカ開拓とともに悲しい歴史もあり、一時絶滅の心配もありましたが、現在は、保護などの活動によりその数は回復してきたようです。
牛といえば、やはり「白黒のホルスタイン」というイメージでしょうか。
円山動物園にもホルスタインが札酪さんから出張サービス中。
http://www.city.sapporo.jp/zoo/gyouji/2009eto.html
らくちゃん&さっちゃん。時間限定で公開中。
記憶によると白黒模様の植物はいないですが、白黒の動物は結構いますよ。
厳密には白と黒ではなく、濃い茶色だったりもしますが。
シマウマ、バク、ユキヒョウ、エリマキキツネザル、ダイアナモンキーなどなど。
白黒はちょっとめでたくないかもしれませんが、会いに来て下さい。
特にシマウマがメジャーどころですね。
しかし、何でこんな白黒のシマシマなのか、考えたことありますか。
奥が深そうだけど・・・いろいろと調べておきます。
シマ。
縞。
島。
嶋55。岩下志麻。
ニホンゴはムズカシイわね。
本年度もどうぞよろしくお願いいたします。
シバ
Posted by zoowood on 2008年11月18日(火) 22:18
明日は最高気温3度。
いかがお過ごしですか。
ボクは、この時期いつも気分が晴れません。
雪が降るでもなく、晴れるわけでもなく、マッタク・・・。
植物も紅葉も終わり、ナカナカ寂しい季節。
このままララのように冬ごもりしたい。
http://www.city.sapporo.jp/zoo/topics/polarbear_8.html
そうも言ってられず、来年の準備も少しずつ始めてます。
いろいろあるの。
第一弾は、張芝。(初芝6)
サル山付近から上のエリアがずっ-と裸地になっていました。
草は生えないし、雨が降れば土は流れ、子供達は足をズリズリして土煙をあげてしまうし。
良質芝を張りました。800㎡。
餅は餅屋、芝は芝屋。
やっぱり上手なもんです。
ロールケーキみたいな芝生ロールをコロコロ転がして、隙間なく敷く。
スキマナク。
最後は転圧と言って、上からコロコロする機械で押さえつけます。
これで来年の雪解け後は、綺麗な芝の上で、ランチをお楽しみいただける。
芝を張る時、悩むのは、その後のお客さんの歩くルート。
考えて柵や生垣などを配置しないと、あっという間に獣道ができてしまうわ。
ボク的にはもっと、植物をうまく利用して、お客さんを誘導できるようにしたい。
ちらかったバックヤードの目隠しや、動物舎にも、もっと植物を提案していくよ。
くるよ。
飼育員、吉田さんの考え方には、同感。
http://sapporo.100miles.jp/zoo_yoshida/article/273
2008年、オランウータンの「弟路郎」は活発で、楽しそうにボクの目には映りました。
おそらくこれは、見ている側のお客さんも同じだと思います。
植物があるとそれだけで、和み、癒されるはず。
アナタが観葉植物や盆栽を育てるように。
先日、円山動物園は昨年の入園者数を突破しました。
ありがとうございます。
目指すは年間70万人。
旭山動物園の入園者数からするとまだまだヒヨコな人数ですが、
負けていられません。
まだまだ冬は始まったばかり。どんどんいろんな話題、イベントを提供していきます。
ドウダンツツジ。
漢字で灯台躑躅。満天星躑躅。白い花が満天の星のように咲くとか。
円山動物園の冬をお楽しみに。
カンセイ
Posted by zoowood on 2008年10月10日(金) 23:17
秋です。
うちのお祖母ちゃんの名前は、「アキノ」です。カタカナ。
アキノ大統領って人物もフィリピンあたりにいましたね。L。
こないだトモダチとそのトモダチから、
ブログが面白くないと厳しいお言葉を頂きました。有難い限りです。
叱られて育つタイプですから。
スポーツの秋、読書の秋、食欲の秋、「アキノ」のアキ、睡眠の秋、芸術の秋。
円山動物園は芸術祭。
今年の目玉は、ボク的には、熱帯植物館の植物を使った「リーフアート展」。
http://www.city.sapporo.jp/zoo/gyouji/2008october.html#leaf
明日から13日まで。動物科学館ホールで開催中。
今日のHBCのニュースで放送されたようで、適度な発言をさせていただきました。
惜しまれつつ閉館した熱帯植物館の植物を自由に使った
札幌の若手のアーティスト達の素敵な作品が並びます。
みんなノーギャラで参加してくれました。有難うございます。
札幌にも素敵な感性を持ったアーティストたちがいることに感動。
円山動物園の歴史上最初で最後。
何も考えず、見てくださいな。
それが自然に形作られた植物とアーティスト達の感性が融合したことを思いながら。
一見の価値アリです。アリです。蝶のように舞う。アディオス。
コウシン
Posted by zoowood on 2008年9月19日(金) 22:03
更新。
行進、後進、交信・・・。香辛料。
ヤヤコシイデス、ニホンゴハ。
マッタク。
そういえば先日の「ガイライ」で紹介した↓
http://sapporo.100miles.jp/zoo_wood/article/8
「オオハンゴンソウ退治」実施しました。
円山公園から動物園に歩いて来る時に、
北海道神宮の方を上らずに、
円山原始林側を上って来ると円山川に沿いに、素敵な木道があるのをご存知ですか。
その木道の周辺に生えていた「オオハンゴンソウ」を退治しました。
特定外来種に関する作業をするには、許可証が必要でした。
持って帰ったりしたら、さらに拡大してしまいますから、
しっかりした指導の下に作業をする必要があるんですね。
種が付いている上部をハサミでチョッキとして、根っこを掘り起こして退治。
総勢20名くらいでしたが皆さん一生懸命。
あまりに無心で作業をしていたら、間違えて在来種まで退治するご婦人も・・・。
根こそぎ退治したら、その周辺の地面は丸裸。
強い生命力で、在来種を排除してしまうのです。
この危険性こそが「特定外来種」たる所以です。
でも、丸裸になった地面に、来年何が生えてくるかわかりますか?
高い確率で、再び外来種の植物が生えてきます。
もっと悪い奴が来る可能性だってあるのです。
次のことも考えておかないと、
男の子でも女の子でもくじけてしまいます。
一度退治したらそれで成功と言うわけではありません。
だからこそ、バランスの保たれた自然の偉大さ、儚さを感じるのです。
何をするにも、ヒトはもう少し自然に動物に植物に敬意を払って、
行動をするべきなんでしょうね。ボクも偉そうに言えませんが・・・。
ちょっぴり円山の自然に貢献したような気がした土曜日の昼さがりでした。
By the way,
9月は円山動物園大盛況続きです。ありがとうございます。
カチカチ真面目な植物的時間。ゴメンアソバセ。
ガイライ
Posted by zoowood on 2008年9月8日(月) 22:23
夏も五輪も終わり、福田首相も北の湖理事長も辞任し、2008秋到来です。
みなさんよく眠っていますか。
朝夕は、すっかり秋到来の雰囲気。外出するにはとても良い季節。
ところでみなさん、こんな花見たことありませんか?
オオハンゴンソウ・・・キク科
明治時代に北アメリカから園芸植物として持ち込まれたようです。
北海道でもよく見かける植物で、ヒトの背丈を超えるほどの草丈で
夏に黄色い花を咲かせます。
写真は8月の写真です。
湿原などに侵入するとその生命力で一気に、埋め尽くしてしまいます。
札幌中心部の貴重な遺産、「円山原始林」辺縁にも侵入し始めており、
このまま放っておくとヤバイ。
ということで
「オオハンゴンソウ」の駆除作戦
9月13日13:00~15:00
集合場所 動物園正門横の動物園プラザ会議室
講師の「笠 康三郎先生」のレクチャーを聞いてから、
円山公園のオオハンゴンソウを
いざ退治!
申し込みは、札幌市公園緑化協会 211-2579 担当:長谷川さん
軍手、カッパなど汚れても平気な準備してくださいね。
円山公園の主催イベントですが動物園も少し協力させていただきます。
飲みすぎた夏のビールなお腹を、少し凹ます運動を兼ねて
日ごろ、癒されている身近な自然の危機を一緒に救いましょう。
対象がハッキリしている草抜きは結構楽しいです。
だけども、植物は、一切悪くないのが切ないところ。
持ち込んだのは、ヒトです。たまたま、繁茂してしまっただけです。
外来生物という言葉をよく耳にしますが、
その背景をよく知って接するコトが大切だと思います。
カチカチ硬めの植物的時間でした。ゴメンアソバセ。