双子の白クマ赤ちゃん通信 跡地
札幌市円山動物園で2008年12月9日に生まれた双子のホッキョクグマ「イコロ」と「キロル」の成長記録です。 双子の旅立ちと担当者の異動により、当ブログは更新を終了しました。 ご愛読ありがとうございました。
2009年08月 の投稿一覧
北極相撲
Posted by hokkyoku on 2009年8月23日(日) 01:06
たいへん仲の良いホッキョクグマのふたごの兄弟。
オスならではの遊びとして、レスリングを好みます。
以下、レスリング時の写真をべたべた貼っていきます。
顔はやめなさい、顔は。
痛そうだから。
会心の一撃。
ヘッドロック。
この白くて太い前足を見ていると、ヘッドロックをされてみたい、という願望を抱いてしまいますが…
やっぱり無理です。恐ろしいです。
凄まじい顔。
たまらずプールのふちへ逃げる。
すかさず追う。
どうやら「ここで争うのはマズいよね…」ということになったらしいです。
引き返してきます。意外に冷静な2頭。
もとの場所で取っ組み合い再開。
変な組体操。
あぁ、首が。
柔軟だなあ。
扉が開いたらあっさり休戦。
うに丼(余市)
ララが仲裁に入るところをめっきり見なくなりました。
脂肪がついたためか、力加減を心得たのか、噛み合って出血することもなくなりましたし、放っておいても大丈夫だと思っているのでしょう、たぶん。
なお、子供達は室内でも北極相撲を繰り広げます。
ところかまわずこんなことをするので体が汚れるのです。
こぐま奮闘記
Posted by hokkyoku on 2009年8月22日(土) 23:19
金曜日、閉園間際にこぐまの顔を見に行きました。
(諸事情により、ララと子供達は少しだけ残業しておりました)
どうしたことかタイヤがプールのふちに引っ掛かっております。
遊びでプールの中から押し上げたらこうなったのでしょう。
こぐま達はこのタイヤを取るべく奮闘中。
頑張って欲しいような、そんな場所で頑張ってほしくないような。
こぐまが何かの拍子で落ちたらイヤなので、ララさんタイヤ取ってあげて、と思うものの、屋内収容間際のララは動きません。
無駄な体力は使わず、ひたすら扉が開くのを待っております。
ずいぶん力がついたものです。
タイヤが投入された当初は、ララにしか扱えない玩具だったのに。
でもどうしても引っ掛かってしまって取れない様子です。
思案中。
口がダメなら前足を使ってみる。
タイヤを取る試みを止めて、ふと立ち上がりかけました。
原因はこれ。
チラ見されました。
犬は困った時に人の顔を見上げてきたりするものですが、これはどういう意味なんでしょうか。
「お前、なんとかしろ」ということかと思いましたが、こぐまが人を頼るわけがありません。
疲れたこぐま。
そんなポーズをしていると、中に人が入っているとか、小さいオッサンだとか言われてしまいますよ。
このあと双子はタイヤを諦め、激しいレスリングに突入します。
タイヤは飼育員が回収しました。
ユキヒョウの子(メス)
エサ代個人協賛のお礼&予定日お知らせ
Posted by hokkyoku on 2009年8月21日(金) 19:08
多数の皆さまより個人協賛にご協力いただき、本当にありがとうございます!
▼個人協賛について▼
8月末で受付〆切となります(期間途中でもグッズなくなり次第終了)
(詳しくはコチラをご覧下さい)
Bコースご協賛者様のお名前を、当ブログで順次ご紹介いたします。
8月22日~8月28日について、ララとツインズのエサ代寄贈予定日は以下の通りです。
ご協賛者様からのご厚意は当日のエサ代に充てさせていただきます。
※当日、特製白クマ画像をダウンロードできるありがとうメールがご協賛者様に届きます。
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■8月22日(土)
愛知県 小林克己 様
■8月23日(日)
東京都 駒林真里 様
■8月24日(月)
埼玉県 森泉和恵 様
■8月25日(火)
東京都 塩田真央 様
■8月26日(水)
北海道 Y.F 様
■8月27日(木)
神奈川県 山下厚子 様
■8月28日(金)
東京都 渡邉智行 様
--------------
※お名前のご紹介はご協賛者様のご了承に基づいております。
※上記以降の日程につきましては順次ご紹介してまいります。
◆さっぽろ白クマ赤ちゃん応援キャンペーン 個人協賛◆
退屈な時間
Posted by hokkyoku on 2009年8月20日(木) 23:09
夕暮れ前は退屈です。
遊ぶ元気ももうないし
お腹は空くし。
退屈なんです。
階段でたそがれてみても
プールのふちを歩いてみても
やっぱり退屈です。
こんな時はいち早く寝室に戻れるように、扉の前に陣取ります。
あの場所いいな、ともう一頭。
「その場所ゆずって」「いやだ」というやりとりをしたようです。たぶんね。
なにしてんの。
土下座するように伏せています。初めて見ました。
奇異な仕草に惹かれて寄っていきます。
その隙に扉の前のスペースを奪う。
蔦を取りたかったらしい。
君にはまだ届きませんよ。
あぁ退屈。
きょうだいから奪った場所も取り立てて面白くなかったので移動します。
平たくなってみる。
奪われた場所を取り戻す。
あぁ退屈。
退屈なので顔を掻いてみる。
無我の境地に至る。
「それじゃ!」
カワマスでした
Posted by hokkyoku on 2009年8月19日(水) 22:56
土曜日の活魚はオショロコマからカワマスに変更になっていました。
千歳サケのふるさと館からご提供いただいたものです。
いずれにせよサケ科ですからウグイより美味。
その日、双子が活魚を獲るところを初めて見ることができ、大変うれしゅうございました。
こぐまなのに潜水が上手くて驚きました。
土手の上、屋上、柵のそば、と三方向から狙ってみましたが、いまいちな写真しか撮れませんでした。
クマクマの作者さんがやってきた。
Posted by hokkyoku on 2009年8月19日(水) 22:09
17日月曜日、『ふたごのクマクマ』の作者さんが、東京から円山動物園にお越しくださいました。
想像通りとっても素敵な方でございました。
写真を撮る際に一番お気に入りのページを開いてもらいました。
一緒にSTVラジオに出させていただき、本の宣伝をして参りました。
私の放送事故ギリギリの下手な喋りを聞いた皆様、お耳汚しで申し訳ございません。
『クマクマ』、ぜひお買い求めください。
絵本仕立てですが大人も買って損のない内容だと思います。
私の写真の腕前がちょっとアレなのを補って余りある岡林さんの文章により、クスッと笑えて、最後にはホロリと来ること必至です。
売り上げの一部が当園の動物たちのえさ代になります。
しつこいようですが私のえさ代にはなりませんので、印税で奢れと言うのはやめてくださいませ。
札幌市の書店には大抵置いてあるようです。
とある書店(2店舗)で『クマクマ』が目立つようにと、位置を少し動かしてしまいました。
本屋さん、ごめんなさい。
もうしません。
クマクマ、まったりする。
3日も更新をさぼってしまいました。
このブログは、飼育員さんのブログと違って期間限定(一応こぐまの命名までの予定です)ということもあって、与えられた短い期間にできるだけたくさん更新しようと思っていたんです。
でもさすがに、かなり遅くまで仕事したあととか、呑みに行ったあとに更新するのはキツいものが…
私なりのペースで頑張りますので、終わりまでどうかお付き合いください。
※『ふたごのクマクマ』を出してくださった長崎出版の『こびと大百科』、おすすめです。
6時だよ!全員集合
Posted by hokkyoku on 2009年8月15日(土) 12:22
本日18時より、ホッキョクグマへの活魚給餌を行う予定です。
今日の魚はウグイではなくオショロコマと聞いております。
活魚以外にも冷凍モノのサクラマスもあるかも。
ただいま獣医さんが調達に行っております。
18時、私はたぶん事務所におります。
うぅ…
夜の動物園、ぜひお越し下さい。
※給餌が変更・中止になる場合もございます。ご了承下さい。
納涼画像。
今年3月の写真です。
ずいぶん成長したなぁ。
どうりで私も大きくなるわけだ。
エサ代個人協賛のお礼&予定日お知らせ
Posted by hokkyoku on 2009年8月14日(金) 16:38
多数の皆さまより個人協賛にご協力いただき、本当にありがとうございます!
▼個人協賛について▼
(詳しくはコチラをご覧下さい)
Bコースご協賛者様のお名前を、当ブログで順次ご紹介いたします。
8月15日~8月21日について、ララとツインズのエサ代寄贈予定日は以下の通りです。
ご協賛者様からのご厚意は当日のエサ代に充てさせていただきます。
※当日、特製白クマ画像をダウンロードできるありがとうメールがご協賛者様に届きます。
--------------
■8月15日(土)
大阪府 村山一久 様
■8月16日(日)
東京都 大熊玲子 様
■8月17日(月)
北海道 高橋真理 様
■8月18日(火)
茨城県 白井由紀 様
■8月19日(水)
千葉県 萩原千草 様
■8月20日(木)
北海道 M.K. 様
■8月21日(金)
東京都 角田勝 様
--------------
※お名前のご紹介はご協賛者様のご了承に基づいております。
※上記以降の日程につきましては順次ご紹介してまいります。
◆さっぽろ白クマ赤ちゃん応援キャンペーン 個人協賛◆
寝姿百態。
Posted by hokkyoku on 2009年8月13日(木) 21:42
ホッキョクグマの双子の愛称公募ならびに夏休み特別展は今週末までとなっております。
応募方法を再掲します。
・応募方法
所定の応募用紙に愛称、愛称の由来、応募者氏名、年齢、住所、電話番号を記載
・応募用紙並びに応募箱設置場所
動物園センター
ホッキョクグマの不思議展会場(動物科学館ホール)
札幌トヨペット各店
コープさっぽろ市内近郊店舗、
札幌グランドホテル
アリオ札幌
・集計・審査期間 平成21年8月17日~31日
・愛称決定(記者発表日) 平成21年8月末ころ(予定)
・命名式 平成21年9月初め
※郵送やメールでのご応募はお受けできません。何卒ご了承下さい。
この子たちの愛称については、国内外に彼らの存在の尊さについて発信できるよう、彼らが生まれた北海道、もしくは札幌にちなんだもの、また、呼びやすいもの、ストーリー性、メッセージ性を孕んだものを審査の際に重視したいと考えております。
まだの方はお早めにどうぞ。
ララのそばにいると、まだまだ子熊サイズなのがお分かりいただけると思います。
のび。
どうしたの。
「まだ寝てんの」という顔。
取り残されても気付かず眠り続けております。
ララは起きたのではなく、寝場所を変えておりました。
ちょっと暑かったのでしょうか。
母の姿を探すこぐま。
「!」
ボリボリと体を掻くララさん。
盛夏を迎えてから、午睡の時間が長くなったような気が致します。
ずっと見ているわけではないから、勘違いかも知れません。
活発に動いている時のほうが見ていて楽しいのですが、寝姿もまた眼福ですので、ご来園の際はぜひゆっくりとご覧ください。
お時間に余裕があるなら、起き出すまで待っているのも一興でございます。
寝起き、とても可愛いですから。