双子の白クマ赤ちゃん通信 跡地
札幌市円山動物園で2008年12月9日に生まれた双子のホッキョクグマ「イコロ」と「キロル」の成長記録です。 双子の旅立ちと担当者の異動により、当ブログは更新を終了しました。 ご愛読ありがとうございました。
2009年08月 の投稿一覧
理不尽
Posted by hokkyoku on 2009年8月12日(水) 22:23
「♪」
「♪」
「…」
「♪」
「♪」
「…」
「!」
「!!」
「…」
「♪」
「なにか?」
「……♪」
「ごはん♪」
「……」
こぐまAが楽しく枝で遊んでいるところを、こぐまBがもの欲しげな顔で見ておりました。
するとララがこぐまAの枝を奪ってBにあげてしまったのです。
Aは気持ちを切り替えてポリタンクで遊び始めました。
ちょうど扉が開いたのでララとBはさっさと寝室に入ってしまいました。
こんな日もあるさ。
骨休め
Posted by hokkyoku on 2009年8月11日(火) 21:58
暑い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私はバテ気味ですが、ホッキョクグマはとても元気です。
夏の日差しの中、プールで遊ぶ子供たちとプールサイドで見守る母さん、という図はとても和みます。
どうもララは体が痒いらしい。
前足でもう一方の前足をバリバリと掻いております。
あんまり見守ってないか…
骨がほんとに好きなんですね。
かかげております。
楽しい遊びを思いつきました。
ものを持ち歩くのが上手になりました。
骨をプールサイドまで運び…
持ったまま飛び込む。
またプールから出て、
ささげ持ち、
持ったまま飛び込む。
ついていく。
またプールから出て、
投げ入れて
骨をめがけて
飛び込む。
ついていく。
「ウへー、楽しいなオイ」
まだやるんですね。
後足をきちんと揃えて飛び込みます。
あれ、骨・・・。
飽きた?と思ったら、
どうも持って行くのを忘れたらしいです。
慌てて顔を出しました。
頑張れ。
牛骨を愛してやまないこぐまです。
骨に対して軽い嫉妬心を抱きそうになります。
無事に骨を持って飛び込みました。
コモリガエル。(登別マリンパークニクス)
私もプールに行かなくては。
楽しく遊ぶのではなくて、ただ黙々と泳ぎたいのです。
体重がね…ちょっと…
気泡
Posted by hokkyoku on 2009年8月9日(日) 19:40
ブクっと。
それだけです。
土曜は18時からホッキョクグマへの活魚給餌がありましたが、その時間は事務所を離れることができませんでした。
どうも活魚運がないようです。
今のところ夜の動物園のたびに活魚給餌を実施しておりますが、(残すところあと3日間、14・15・22日のみです)次回も見られない予感が致します。
19時すぎに少し顔を見に行くと、プールのふちを走っておりました。
もう一頭にプールの中から攻撃されたり、追いかけられたりすると走り出すことがあるようですが、このときはそのどちらでもありませんでした。
スリルを味わいたい年頃でしょうか。
夜の闇の中、がけっぷちを駆け抜けるオレ様を見てくれと?
わりと必死の形相に見えたので、そんな気分でもなさそうでした。
ともかくちょっとドキドキするのでこんなことは控えていただきたい。
ララが気に留めていないので大丈夫だと思うのですが。
登別マリンパークニクスのマンボウ。
エサ代個人協賛のお礼&予定日お知らせ
Posted by hokkyoku on 2009年8月7日(金) 17:48
多数の皆さまより個人協賛にご協力いただき、本当にありがとうございます!
▼個人協賛について▼
(詳しくはコチラをご覧下さい)
Bコースご協賛者様のお名前を、当ブログで順次ご紹介いたします。
8月8日~8月14日について、ララとツインズのエサ代寄贈予定日は以下の通りです。
ご協賛者様からのご厚意は当日のエサ代に充てさせていただきます。
※当日、特製白クマ画像をダウンロードできるありがとうメールがご協賛者様に届きます。
--------------
■8月8日(土)
北海道 成田玲子 様
■8月9日(日)
北海道 土門真弓 様
■8月10日(月)
東京都 関英昭 様
■8月11日(火)
大阪府 毛利美紀 様
■8月12日(水)
東京都 井原志津 様
■8月13日(木)
埼玉県 榊原克彦 様
■8月14日(金)
福岡県 関博子 様
--------------
※お名前のご紹介はご協賛者様のご了承に基づいております。
※上記以降の日程につきましては順次ご紹介してまいります。
◆さっぽろ白クマ赤ちゃん応援キャンペーン 個人協賛◆
本が出ました
Posted by hokkyoku on 2009年8月5日(水) 23:52
長崎出版より、写真絵本「ふたごのクマクマ」が出ました。
私の拙い写真に、コピーライターの岡林ちひろさんが文章をつけてくださいました。
写真集ではなくて、お話仕立ての写真絵本です。
ちびっこに読み聞かせるコンセプトで作られた本なのですが、大人もじゅうぶん楽しめます。
カバーをはずしても可愛い。
文章がほんとに素晴らしいです。
リズム感が良くて、笑えて泣けます。
ララと息子たちの楽しいやりとりに和めるので、ぜひお手に取ってみてください。
当初、私の名前は出したくないと言ったのですが、こんな機会一生ないから、と上司に言われてあっさり翻意してしまい、巻末の解説文(?)に名前が載ることになりました。
写真が稚拙だから恥ずかしいけど、一生の宝物です。
円山動物園オフィシャルショップ、主要書店のほか、アマゾンなどのオンライン書店でもお買い求めいただけますので、何卒宜しくお願い致します。
価格は1365円です。
なお、本の売り上げの一部は、動物たちのエサ代として当園に寄付されます。
決して私のエサ代にはなりません。
納涼画像。
「ふち」デビューとホッキョクグマの不思議展
Posted by hokkyoku on 2009年8月3日(月) 22:32
私が休んでいる間に、こぐま達が「プールのふち」デビューを果たしました。
8月1日の夜の動物園の際に、これまで歩くことがなかったプールのふちを果敢にも2頭揃って歩いたのだそうです。
4月の初めに1頭だけおっかなびっくり歩いていたのですが、それ以後そこを歩く姿を見かけることはありませんでした。
ララがふちを行き来しても、怖がって後に続こうとはしなかったのです。
※最初の「ふち」歩きの日のこと
双子の姉たちはいつの間にか何気なくスタスタ歩いていたので、この子らは少し臆病なんだろうか、と思ってそれを揶揄する記事を先月書いてしまったのですが、あっさり克服してしまいました。
成長は喜ばしいことなのに、ちと寂しいのはなぜでしょう。
今日の夕方見に行くと双子そろって「ふち巡り」中。
以後は毎日ここを歩いてみることを習慣にしたらしい。
二足歩行の人間の子なら心配ですが、四肢を使っているから落ちる心配はありません。
ララも気にしていません。
で、どうするの、君たち。
落ちないと思うけどそんな所で揉めるのはやめてー。
ララ、止めてー!
一頭が引きました。
ちょっと可笑しいのは、たまにびっくりするくらいの駆け足になることです。
時々怖くなるのでしょうか。度胸試し?
もしかすると、怖かったのは「ふち」ではなくて、落下防止の電柵に触れてしまうことだったのかもしれません。
4月にふちを歩いたときはまだ電柵がなかったですし。
心なしか誇らしげな顔をしてらっしゃる。ふふふ…
↑ピリカ幼少期
ここで立ち上がることはまだまだ出来まい。
お休み、ララとこぐま。
さて、少しだけホッキョクグマの不思議展の様子をお伝えします。
入り口でクマの前足がお出迎え。コレすきです。
触ると双子が赤ちゃんだったときの鳴き声がします。
ララヘッド(?)のほかララスーツもありますので、ホッキョクグマになりきってみましょう…
パネルが多々ありますので、じっくり読んでいってください。
これであなたもホッキョクグマ博士。
こぐまお気に入りの玩具の展示もあります。
無残なタライ。
しつこいようですが、フォトブックとシールがもらえます。
繁殖成功のための工夫やこぐま成長記録も載っております。
ぜひお越しください。
今朝出勤したらお手紙と一緒にこんな可愛いものが机の上にありました。
ありがとうございます。
なんだかPCのディスプレイとキーボードが薄汚いように見えますが、気のせいです。
えーと、たぶん光の加減です。はい。
昼寝前後のこぐまの可愛さは特筆もの
Posted by hokkyoku on 2009年8月2日(日) 17:03
おまけ。
広報用にこちらのふたごたちの写真もたくさん撮りたいのですが、これがムズカシイ。
長々と陣取るわけにいかないし。さてどうしたものでしょう。
母の気遣い
Posted by hokkyoku on 2009年8月2日(日) 16:24
今日はせっかくの氷のプレゼントの日なのに雨天でしたね。
どうだったのかな。
私は本日休みなので見ていません。
よってご報告できません!あしからず!
初めての氷との遭遇は先月20日に見たからいいかと思いまして…
オフィシャル・ストーカー失格。
先日の写真でお茶を濁します。
息子と遊ぶララ。
「慈愛に満ちたまなざし」とかいう言葉を使うとなにやら気恥ずかしくなりますが、そんな感じの目つき。
もう一頭は?
眠っていました。
放っておかないララ。
私がホッキョクグマを好きなのは、その表情の豊かさによるところが大きいです。
勝手に表情を見出して、擬人化して喜んでいるだけかもしれませんね。
きっとそうなんでしょうね。
もうちょっと冷静に観察した方が良いですね。
でも、「子供がいとしくて仕方ない」って顔に見えますよね…?
じゃれあいがエスカレートしたのか、ちょっと母親がうっとうしくなったのか。
いたた…
「僕はひとりで平気です」
どうだか。
とにかくララは色々と気を遣うわけです。
(遣っているように見えるわけです)
子供たちがプールで遊ぶように仕向けたり。
一番上の画像の大きさの設定がうまくいかない…
何故だー。