札幌100マイル

動物病院だより メガネ獣医奮闘記

現場で働くメガネの獣医3名と動物たちとの悲喜こもごもをお送りします。

2011年08月02日 の投稿一覧

Egg of Vet

繰り返します。

夏、ですね。



本ブログをご覧の皆さま、夏バテ、夏風邪など召されていませんか?
夏も盛り、どうぞご自愛くださいませ。

北海道の夏にはロックンロールがよく効く、と勝手に思い込んでおります。
ロケンロー。


本題に入ります。


夏休みシーズンが本格的になりますと、
動物園獣医師のお仕事に、大学生の面倒を見る、という項目が加わります。

もちろん、休暇を利用して札幌へ出稼ぎに来た若者の、
住居食糧の一切を世話する、などということではございません。

前途洋洋たる獣医学部学生を動物園に受け入れ、
実習という名目の下、あれやこれや教示するのでございます。


実習生の一日をご紹介。

午前中は飼育員とともに、動物園動物の飼育について学びます。



弓山飼育員「あれやこれや」
熱心に耳を傾ける、実習生。


午後からは、獣医(メガネ)と連れ立ち、診療等々を見学。
本日は、鋭意開催中のキッズータウンのお手伝いも。



頭骨を手に、子供たちに熱弁。
実習生「あれやこれや」


こちらは血液検査中。



顕微鏡へ、熱視線。
あれやこれや、見つかりますか?



今どき珍しい、ということもないかとは存じますが、
熱意あふれる女子学生さんでいらっしゃいます。

毎朝、円山心臓破りの坂を越えてやってきますが、
狩勝峠や津軽海峡等々の、更なる難所を越えてくる学生さんもしばしば。

私のような粗忽メガネが、獣医教育の一端を担ってもよいものかと、
自問自答を繰り返しておりますが、、
はるばる訪れる獣医の卵たちの期待に応えられるよう、
何やかんや、頑張る日々にございます。

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