Egg of Vet
Posted by vetblog on 2011年8月2日(火) 20:27
繰り返します。
夏、ですね。
本ブログをご覧の皆さま、夏バテ、夏風邪など召されていませんか?
夏も盛り、どうぞご自愛くださいませ。
北海道の夏にはロックンロールがよく効く、と勝手に思い込んでおります。
ロケンロー。
本題に入ります。
夏休みシーズンが本格的になりますと、
動物園獣医師のお仕事に、大学生の面倒を見る、という項目が加わります。
もちろん、休暇を利用して札幌へ出稼ぎに来た若者の、
住居食糧の一切を世話する、などということではございません。
前途洋洋たる獣医学部学生を動物園に受け入れ、
実習という名目の下、あれやこれや教示するのでございます。
実習生の一日をご紹介。
午前中は飼育員とともに、動物園動物の飼育について学びます。
弓山飼育員「あれやこれや」
熱心に耳を傾ける、実習生。
午後からは、獣医(メガネ)と連れ立ち、診療等々を見学。
本日は、鋭意開催中のキッズータウンのお手伝いも。
頭骨を手に、子供たちに熱弁。
実習生「あれやこれや」
こちらは血液検査中。
顕微鏡へ、熱視線。
あれやこれや、見つかりますか?
今どき珍しい、ということもないかとは存じますが、
熱意あふれる女子学生さんでいらっしゃいます。
毎朝、円山心臓破りの坂を越えてやってきますが、
狩勝峠や津軽海峡等々の、更なる難所を越えてくる学生さんもしばしば。
私のような粗忽メガネが、獣医教育の一端を担ってもよいものかと、
自問自答を繰り返しておりますが、、
はるばる訪れる獣医の卵たちの期待に応えられるよう、
何やかんや、頑張る日々にございます。