札幌100マイル

冬プロレポート~冬の円山動物園から~

冬の動物園プロジェクト、略して冬プロのメンバーが冬の動物園の魅力を発信

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『冬プロ』カテゴリーの投稿一覧

一年を振り返る

本年の開園も本日12月28日で終了です。
本年もたくさんの皆さんにご来園いただき、誠にありがとうございました。
来年は1月1日からの開園です。
1月1日~1月3日は入園料無料&イベントも色々あるので是非ご来園を!

http://www.city.sapporo.jp/zoo/topics/topics2-663.html



さて、少し前のことになりますが、今年の流行語が発表になりましたね。
私も今年の個人的円山動物園流行語を考えてみました。
(かなり個人的見解です。悪しからず)

第3位「愛蛇写真展トップページに載せてください」

ここ2か月で何回聞いたかわからないくらい耳にした言葉です。
現在HPトップページからは消滅していますが愛蛇写真まだまだ募集中です。
http://www.city.sapporo.jp/zoo/topics/topics2-653.html


第2位「ミステリーナイト」

今年の夏、夜の動物園で初めて行われた『懐中電灯を持って夜の動物園の裏側を探検する』というイベントです。
限定30名×3回というイベントにもかかわらず、カウントできないくらいの多くのお客様の申込みがありました。
その時の混乱ぶりが経営係職員の心に深くトラウマとなっており、イベントを実施する際に入込を予想する指標として、ことあるごとに「ミステリーナイト」の名が上がります。
※お集まりいただいた皆様には至らぬ運営で大変ご迷惑をおかけしました。
来年実施の際はより良い運営方法を検討してまいります。



流行語大賞「アジア

文句なしです。
円山動物園職員なら一度といわず百回単位で口にしているはずです。
「わくわくアジアゾーン」がオープンした今年、特に夏を過ぎてからは施設の建設から動物の移動、馴致、広報、イベントと園内はアジア一色だったのではないでしょうか。
せっかくなので「わくわくアジアゾーン」最新ニュースを。

本日ヒマラヤグマを初めて屋外に出しました。


少しずつ訓練していくのでもうしばしお待ちください。

という訳で今年の個人的円山動物園流行語でした。
さて、実は来年の円山動物園的流行語大賞を狙っている言葉があります。
その言葉は「まるどう」。

なんのことかわからないと思いますが「まるやまどうぶつえん」の略です。
エサの購入などをしているTさんが猛烈に流行らせたいようですが、残念ながら他の人が使っているのを私は聞いたことがありません。
さて、来年の今頃「まるどう」は浸透しているのか、お楽しみに。
20121228-08.jpg
ちなみに2012年ネット流行語大賞は「ステマ」だそうです。
「まるどう」をステマで流行語に…いや、しないっすよステマ。

最強の生物

みなさん、こんにちは。
今年も残りわずかとなりました。
クリスマスも終わり、あとはお正月を迎える準備中といったところでしょうか。
それにしても今月は、たくさんの雪が降りましたね。

さて、アジアゾーンのオープンに向けて、今月の10日に
シシオザル、クロザルの引っ越しがありました。
モンキーハウスから熱帯雨林館への移動ですから、
距離的には、目と鼻の先といった感じです。
しかしながら、彼らにとっては、新獣舎ですから
住み始めた当初は少なからずストレスもあったことでしょう。
そんな彼らも新しい住まいにかなり慣れたのか、本来の動きに戻りつつあります。

特にクロザルのスオウ君は・・・






この金属は、どこかの部品か?
破壊王スオウ君の本領発揮です。
スオウ君対策として頑丈な獣舎作りをしてきたはずなのですが、
彼のずば抜けた身体能力まえには、はかないものでした。
さすが、心技体、三拍子そろった最強の生物、スオウ君。
ゾウとは、また違った畏怖の念を抱くのみであります。

だけど名前がすごいよね。
「スオウ」だってさ!
強そうだよね。(本当に強いけど)だれが名付けたのだろう。

さて、移動した、おサルさんもあれば、やって来た、おサルさんもいますよ。
それは、こちら。


ブラッザグエノンの♂梅里(ばいり)、7歳、
名古屋の東山動物園からやってきました。


(前が♀、後ろが♂)
今月の11日から、以前から居た円山生まれの♀由美(ゆみ)と
仲良く同居展示中です。
♂のほうが♀よりも体が一回り大きいので、すぐに見分けることができます。

白くて長いあごひげがあり、ひたいにオレンジ色の頭巾をかぶったような、
毛が生えていることから、「水戸黄門様ザル」と呼ばれることもあります。
♂と♀の名前の由来もここから来ています。

キンシコウの仲間やダイアナモンキーなどと共に、
『もっとも美しいサルの一つ』とされているブラッザグエノンに
ぜひ皆さん会いに来てください。




お尻はハートフル♡ それでは。

タツオと私

冬といえば!

カバと雪だるま!!




…なのですが。。

この話はまた今度どこかで…

別にカバの話を出したからと言ってカバ担当とは限らないのでご注意ください。。。






さて本題↓




ついに先日オープンしたアジアゾーン。

みなさんはもう来られましたか?

そんなアジアゾーンで僕のお気に入りは…

アムールトラのタツオさん。

そんな彼にまだおびひろ動物園から帰ってきてから会っていなかったもので、

3日ほど前に仕事がお休みの日に私服で会いにいってみたのです。

そしたらなんと!


私服でもめっちゃ遠くから人をよけてずっと見てくれたり、ついてきたり反応してくれたもので…まさか覚えてる?

…とついうれしくなってしまいましてね。

その後も何回か見に行ってみたのですよ。


そしたら網越しに鼻をブニブニさせたり…





すり寄ってきたり…





かわいい顔してくれたり




めっちゃ甘えてくるもんで、ますます可愛くなってですね。

この後、3回目、4回目と彼に会いに行ってみたんです。

そしたらですね。

3回目もめっちゃ反応してくれたんです。はい。

けどですねその日に4回目に会いに行ってみるとですね。

なんと!





最初は反応してくれたものの…
その後は見事な無視。


終いにはあくびまでする始末





ちょっとちょっと~っっ

う~ん…
慣れてしまうとこんなもんなんですね。。


そんなカバとタツオに是非会いに来てくださいね~

円山動物園の暖かい屋内施設から

 こんにちは。昨日からたくさんの雪が降り積もっておりますが、円山動物園は暖かい屋内からゆったりと動物たちを観察出来る施設がたくさんあるって知ってましたか?
 まずはわくわくアジアゾーンの高山館から…これは誰のしっぽかな?



 つづいて、寒帯館の屋内では、ユキヒョウの親子がおります。

20121216-06.JPG


 熱帯雨林館では、マレーグマが活発に動き回っております。





 他にも熱帯雨林館には、ワウワウテナガザルやアジアアロワナやほかにもたくさんの動物が生き生きとした姿をおみせしております。






アップ



20121216-27.JPG




 その少し坂を上がって行った先には、は虫類・両生類館があり、そこも室内からゆっくりと、観覧できます。
まずは、アルダブラゾウガメがお出迎えしてくれます。

ゾウズメ

 次に、ガビアルモドキが水中と水面にただよっています。


20121216-13.JPG
20121216-14.JPG
ホウシャガメ



 つぎに甲羅の模様のきれいなホウシャガメと、なが――い首のコウヒロナガクビガメです。

コウヒロナガクビガメ


 次は、鮮やかな警戒色を持つドクガエル3種。

キオビヤドクガエル

通称アデガエル

コバルトヤドクガエル


 は虫類・両生類館を後にして、もう少し坂をあがっていくと、エゾシカ・オオカミ舎があります。雪の中、キナコとルークが元気に動まきまわっておりました。

20121216-20.JPG


 そうそう、エゾシカ・オオカミ舎とは虫類・両生類館の間にある総合水鳥舎では、ここは屋内からでは無いですが、フンボルトペンギンたちが気持ちよさそうに泳いでいました。

20121216-21.JPG


 その他にも、ニホンザルの81頭もの群れがゆったりと見れるサル山レストハウスや、改修の終わったばかりのモンキーハウスや、オランウータン親子のいる類人猿館、チンパファミリーのチンパンジー館、フラミンゴの子どもがいる熱帯鳥類館、12日再オープンしたカンガルー館や、元気な羊がいるこども動物園の中では、どさん子の森やビーバーの森やリスザルドームや、ライオンやキリン、ハイエナがいる熱帯動物館と、中に入ってしまえば、真冬でも暖かく観覧できる施設がた―くさんありますよー。

 最後にもう一度高山館から

20121216-22.JPG

20121216-23.JPG

20121216-24.JPG

せいたくんもおまちしておりまーーす
先ほどのシッポはセイタくんでしたー。



 冬も楽しい円山動物園へ是非、おこしくださーーい!


 そうそう、この写真の中に、本物でない動物が2種類紛れ込んでいます、どこの施設にいる何の動物なのかを皆さんで実際に見つけに来てくださいねーー!


 先ほどのヒントは、新しく完成した新施設のどこかに2種類ですよーー。


20121216-26.JPG

わくわく・・

「わくわくアジアゾーン」のオープンまであと3日となりました。

工事開始から1年以上、周囲を覆っていたフェンスですが、明日、明後日で撤去されます。
昨日までの積雪のため、フェンスの向こう側は一面の雪景色ですが、施設のなかでは最後の準備がすすめられています。

周囲を覆っていたフェンスともお別れ

わくわくアジアゾーンというのは、ネーミングライツにより決まった名前です。
札幌市内の㈱わくわくホリデーという旅行会社が協賛企業になっています。
動物園でのネーミングライツというのは全国的にもめずらしいのですが、とてもいい名前になってくれたと思います。

写真は高山館前に設置された案内サインです。
一瞬気付かないかもしれませんが、「高」の字の上にレッサーパンダが歩いてたりします。
では、あとの2施設の案内サインにはどんな動物が隠れているのか・・
ぜひ、皆さんの目でお確かめください。

そうそう、広報さっぽろ12月号にも、わくわくアジアゾーンの特集記事(7ページ目)があり、施設の特徴や見どころがイラスト入りで紹介されています。
札幌市内にお住まいの方には各家庭に配布されているかと思いますが、「円山動物園名物●●●●」の割引クーポンなんかもついてますので、興味のある方は配布された広報誌をご覧になってみてください。

記事の内容:http://www.city.sapporo.jp/somu/koho-shi/201212/documents/20121207.pdf
(ホームページのクーポンを印刷しても使用できませんのでご注意ください!)

お正月三が日は入園料も無料となりますので、冬の円山動物園にぜひお越しください!


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