札幌100マイル

冬プロレポート~冬の円山動物園から~

冬の動物園プロジェクト、略して冬プロのメンバーが冬の動物園の魅力を発信

冬プロレポート~冬の円山動物園から~

冬の動物園プロジェクト、略して冬プロのメンバーが冬の動物園の魅力を発信

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シベリア

シベリアには行ったことがありませんが・・・
円山動物園はシベリアのようにシバレてます!なまら寒っす!!
でもウマたちは元気良好、しず太郎はもうすぐ一才。(1月23日生まれ)


今年度、入園者目標は100万人!
「いつも楽しい心のふる里~円山動物園~」をぶれずに持続することが、
達成への基本と思っています。
テーマは、動物・市民・動物園職員の「心」がビタビタであること。
冬プロのブログを通して、よりビタビタになればと思っています♡


しず太郎にお友達ができました!
12月3日生まれ、ミヨコの仔です。


生まれて3週間目から、人馴れ訓練を開始しています。


なぜ、3週間目からなのでしょうか?
これは本には書いていません。
ウマから教えてもらいました!


この2つの写真で、人馴れの技を盗んでください。
母親以外には警戒心が強い仔ウマですが、
ビタビタのタイミングを利用すると、一気に人馴れをしてくれます。
今日も元気に授乳をしている、「みかん:メス」でした。


こども動物園、ウサギ舎観覧通路から、
11時30分~15時まで、ご観覧できます。


ご来園をお待ちしております♡

えっと・・・

えっと

えっと・・・


というわけで

えーっと

こんばんは今年のえと展担当してますしみずエランド2号です。

12月1日から熱帯動物館にて干支展を開催してます



熱帯動物館のトイレ前という好立地



顔出し看板も



サンピアザ水族館のご協力でタツノオトシゴ(オオウミウマ)の展示もしてます

現在7匹展示中ですが

僕だけが知っている愛称をこっそり紹介します。


黒い背中がかっこいい「たっつ」


黒いボディがかっこいい「たっつん」


じゃっかん黒い「たつう」


黒い「たつつ」

あと黒いのが他3匹いますので年賀状に是非!


そして絶対僕に名前は聞かないで^-^

それでは!

トラ同居中…

みなさんこんにちは。

冬といえば。

トラたちの発情の季節がまたやってきました。

普段は別飼いにされている、アムールトラのリングとアイ。

発情がきたので昨日から同居させています。





さてさて。
待ちきれずに興奮する二人。
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いよいよ…ご対面~~~
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焦らして逃げるアイ。
それを追うリング。
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そして…
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2人の同居が見られるのも今だけ!!!!
発情が終わればまた別々の生活。。
この1週間が見ごろっす。


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2頭一緒だと迫力ありますよ。
残り少ないチャンス。
来年が楽しみですね。
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感謝デー

今日から3日間は円山動物園感謝デーです。
通常行っている「みんなのドキドキ体験」と「講演会」を実施します。

今日は、講演会のうち、さきほど終わったばかりの「ホッキョクグマのガイド」についてご紹介します。

ホッキョクグマ担当の河西飼育員が、絶滅危惧種であるホッキョクグマについて、なぜ減少傾向にあるのかをわかりやすく解説しています。


特に今注目のキャンディとデナリの同居状況は初日の様子も含め現在の2頭の相性の良さなどを紹介しています。

ホッキョクグマ好きには関心のあることばかりです。

3月21日(月・祝) 14:00~も動物科学館ホールで行いますので、ぜひ聞きに来てくださいね。
普段聞いてみようと思っていたこともいっぱい質問できます!

そして、キャンディとデナリの様子も必見です。



今日の会場の様子

…みなさん、もうちょっと前の席座った方がよく見えますよ♪


ご来園できない方にもトーク内容を少し紹介します。

野生の生息地域で起きている問題として、よく耳にするのが「氷が溶けて北極海沿岸で氷ない期間が延びている」という点ですが、各メディアで特集されたとき以外はこれによってどういう事態になっているのということが紹介されないこともしばしば。

今回の解説の中ではもちろんその辺にも触れており

ということで、悪循環しての個体数減少ということが想像できます。

このうち、環境ホルモンが地球の大気や海流により、北極や南極にも流れ着くということがわかっていること(インターネット上でも書いているページがありました。参考まで)、そのためそこに生息するホッキョクグマへの生殖機能への影響が懸念されていることが紹介され、いくつもの因子が現在2万頭と言われるホッキョクグマに降りかかっていることがわかります。

また、野生の個体数減少を踏まえて、動物園が特に果たさなければならないこととして「種の保存」の取り組みがあり、積極的な繁殖計画を進めていることを紹介しました。

北海道内4園で行った2010年の繁殖計画

2011年に行う全国8園館で行う繁殖計画(釧路のクルミ以外は完了!)


興味深いのは、海外からの日本の評価。
飼育下でのホッキョクグマの繁殖には、血統管理上、生息地域をもつアメリカやロシアの協力が必要と考えているが、日本の2000年以降の繁殖実績を見ても、6頭(円山のツヨシ、ピリカ、イコロ、キロル、和歌山のアドベンチャーワールドのミライ)しかいないので、日本に個体を送っても繁殖できないから返って個体が減少するというふうに見られること、ロシアからは全国でもすでに何頭も日本に送り出しているが繁殖できていない状況などから、今後新しい個体導入がなかなか期待できないということです。
(ちなみにロシア出身血統のホッキョクグマは、今後繁殖適齢期を迎える7歳以下でも男鹿「豪太」大阪天王寺「ゴーゴ」静岡日本平「ロッシー」和歌山アドベンチャー「ミライ」仙台八木山「カイ」「ポーラ」の6頭いる。※繁殖適齢期を国内の繁殖実績から8才~と考えたとしての目安)

円山動物園では、日本よりだいぶ前から繁殖対策を考えているヨーロッパと、動物交換を検討していますが、ヨーロッパでも日本と同様に、種別調整も含め繁殖の難しさに直面しているようで、動物交換には慎重とのこと。



2011年現在、日本国内にいる7歳以下の個体は、計11頭。そのうち円山の血統は5頭で約半分。将来の国内繁殖はかなり困難な事態ということが、これらのことから伺えます。

今日本で行っている繁殖プロジェクトの理由が改めて再確認できる講座です。
ご来園いただける方は、21日(月・祝)14時~動物科学館ホールでありますので、ご家族・ご友人一緒にぜひお越しくださいね。

マルヤマンを探せ!

こんばんは。職場は札幌、岡本です。

先日、札幌駅近くの某カラオケ店に行ってきたのですが、前のお客さんが歌っていた曲の履歴をぴぽぴぽ見ていたところ、なんと数曲前に「マルヤマンのテーマ」が…!
マルヤマンもここまで国民生活に浸透してきたのかと感無量でした。
冷蔵庫・洗濯機・マルヤマン!1家に1台マルヤマン!!

という訳で、今回は園内のマルヤマン情報を少しお知らせします。

まず、こちら。

イベントマルヤマンです。
今の時期は雪まつりバージョンと、

今日から登場したひな祭りバージョン!
その前はお正月バージョンと恵方巻きバージョンでした。
四季を通して楽しめる円山動物園にぴったりです。
来年はこれでマルヤマンカレンダーができますね。
円山公園駅の掲示板や、動物園センター受付などに掲示してありますので、チェックしてみてください!

次はこちら

マルヤマンの観察眼が鋭く光るマルヤマン絵日記
動物園センター情報ホールやレストハウスにおいてあります。
これを読んでから動物を見てみると楽しさ倍増間違いなし。
ちなみにいつの間にか増えていますので定期的にチェックしてみてください。

最後はこちら

熱帯動物館に登場した「まるやまどうぶつえん珍見聞」!
ここではマルヤマンが、動物達がたま~にしか見せない珍しい行動を教えてくれています。

ちなみにここで紹介されている一つ、キリン「ユウマ」のよだれ攻撃。
珍見聞を読んだすぐ後に出会うことが出来ました。

狙いを定めるユウマ。このあと、お客様の間から悲鳴が…。
ま、ラッキーということで!

と、こんなふうに園内の色んな所にマルヤマンが潜んでいます。
皆さんも是非探してみてください。
マルヤマンは動物達の色んなふしぎを教えてくれますよ!

さて、話は変わりまして、雑記帳でも紹介されていましたが、
明日2/5(土)11時54分~11時58分 STV 
札幌ふるさと再発見」に我らが冬プロブログが登場します!!

インタビューを受ける弓山飼育員。
ジェイが見つめております。


11月ごろ行われていた冬プロの会議では「どうして冬にお客様が来ないのか」「どうしたらもっと冬の動物園の魅力が伝わるのか」ということについて日夜熱い議論が交わされていました。
そんな時、「広報が足りない!」という至極ごもっともなご意見が…。
や、やべぇ(^^)グヘ、と会議の席上で内心喀血していた広報担当岡本に冬プロメンバーが「みんなで冬の情報を伝えるブログを書こう!」という暖かい言葉をかけてくれました。

土佐飼育員のアザラシ豆知識にはインタビュアーの方も「知らなかった~!」とびっくりしていました。

ちゃんと皆書いてくれるかなー、続くんだろうか…と心配していたこのブログ。
見てください、左側の日付欄は12月から全て真っ赤!
まさかの園長登場や意外な人がブログを書いてくれたりなど、うさちゃんリレーは今日まで続いています。
ブログを書いてくれている職員、読んでくれている皆さん、感謝でいっぱいです。
皆さんには冬の動物園の魅力、ばっちり伝わっているでしょうか?

川野飼育員。さすがインタビュー対応がうまいです!

そんな中、札幌市の広報番組「札幌ふるさと再発見」の制作の方が、番組で冬プロブログを取り上げたいと言ってくれました!
「スノフェス取り上げてもらえませんかねぇ~」と営業はしましたが、ブログについては私から営業した訳じゃないですよ!(笑)
みんなで作り上げたこのブログを紹介して貰えるなんて最高に嬉しい話です。
皆さん、明日はぜひ番組をチェックしてみてください。
見逃した方も↓のURLから見ることが出来ます!
http://www.city.sapporo.jp/somu/tvradio/stv.html
弓山飼育員・土佐飼育員・川野飼育員が登場!
もしかしたらキョドってメガネの曇った岡本も少し出るかもしれません。

最後は可愛いレッサーパンダで。リリィ?ライラ??

3月末までの期間限定ですが、これからも冬プロブログ、よろしくお願いします!

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