札幌100マイル

RSS 動物病院だより メガネ獣医奮闘記

現場で働くメガネの獣医3名と動物たちとの悲喜こもごもをお送りします。

by vetblog

プロフィール

札幌市円山動物園

メガネ1号
子育て奮闘中。1号なだけにリーダー格。

メガネ2号
AGA治療を真剣に検討中。昇進につき欠番。

メガネ3号
草食系。出身地詐称疑惑に悩み中。

(おうち)メガネ4号
略してΩ4。追いつけ追い越せ修行中。

(おうち)メガネ5号
ねこ好き。


投稿したブログ数:180件

開設のごあいさつ

東日本大地震により、亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
また、被災されたみなさまに心よりお見舞い申し上げます。


さて、それでは改めましてみなさんこんにちは。
そして初めまして。

メガネ獣医2号と申します。

ついに円山動物園の獣医さんのブログを開設することになりました。
一昨年の夏ぐらいから、獣医たちの中でも開設しようと話し合っていたのですが、なかなか踏ん切りがつかず一年以上・・・(笑)

マンを持しての登場でございます。


円山動物園には3人の獣医がおりますので、その3人でのんびり更新していく予定です。
皆さま末長くお付き合いください。


さて、まずは自己紹介ということで、改めましてメガネ獣医2号と申します。
円山動物園には一昨年の春に配属されましたので、ここで2年弱の間、獣医さんをやっております。

まぁ2年っていうと結構経験を積んでいそうな響きがありますが、動物園獣医としてはまだまだヒヨッコで、日々テンパりながらお仕事をしています。

ただ、2年もいるとさすがに色々動物園のことが分かってくるわけで、私からは個人的に"なるほど!"と思った動物園の裏側をご紹介していきたいと思います。


第1回目はどんな人が働いているの?です。
獣医のことじゃないんかい!というツッコミが聞こえてきそうですが、獣医さん的な医療ネタは他の二人が書くでしょうから、そちらにお任せすることにします。


さて、本題です。
ご存知の方も多いと思いますが、円山動物園は札幌市役所の一組織です。
園長以下、経営管理課と飼育展示課があり、経営管理課には経営係と管理係、飼育展示課には飼育展示一係、飼育展示二係があります。

役所っぽい・・・

経営係は動物園の経営全般(そのまんまですが・・・)に関することをやっています。

具体的には、動物園を広く知ってもらうためのPR活動をしたり、マスコミなどのメディアに売り込んだり、旅行会社とタイアップして色々な企画をしたり・・・と、動物園の入園者増、経営状態の改善のための様々な対外的営業活動を行っています。
また、市役所内部の調整窓口として、市役所の他の部署との連絡調整も行っています。
たまに雑記帳ブログに投稿している『ちゅった』さんも経営係の人です。

管理係は動物園全体の施設・設備の管理を行っています。
動物園は動物舎などたくさんの施設の集合体です。
エゾシカ・オオカミ舎のように新しい施設もあれば、熱帯動物館のように築40年を超えている施設もあり、『床のコンクリが剥がれた』とか、『ボイラーが壊れた』などのトラブルがしばしば起こります。
管理係はそのようなトラブルに迅速に対応し、また計画的に施設の補修・維持を行ってくれる部署です。
金属加工や木工の技術を持っている方もいるので、『こんな道具・設備を作ってほしい』などの要望にも応えてくれます。

飼育展示課は文字通り動物の飼育と展示を行っています。
まぁこれも名前そのまんまなんですが、分かり易いことは良いことです。
こんなのひねった名前付けてもしょうがないですしね。


飼育展示課には我々獣医師や飼育員さんたちが所属しています。
一係と二係はどう違うのかというと、基本的には変わりません。
サル山より下を一係、それより上を二係が担当しているという施設の場所の違いだけです。

ちなみに一昔前までは『飼育課』だったそうです。
要は動物を飼う・維持する・繁殖するということを主な目的として捉えていたんですね。

んで、何年か前に、『飼育だけではなくて、お客さんにどうやって見てもらうか、どうやって動物のことを知ってもらうかを考えなければだめだ』ということで、『飼育展示課』という名前に変わりました。
従来の『飼育をする』という基本に加えて、『動物を見てもらい、さらにそれを通してメッセージを伝える』という要素が加わったわけです。
ちょっと役所っぽい発想ですね(笑)

なので今では、掃除・餌やりなどの動物の世話はもちろん、『動物がより過ごしやすく、本来の行動を発揮できるようにするためにはどうしたらよいか』とか、『お客さんがより動物を身近に感じ、興味を持ってもらうにはどうしたらよいか』、『動物を通して、絶滅危惧動物や動物の生息環境の悪化などの地球環境に関する問題について考えてもらうにはどうしたらよいか』などをみんなで考えるようになりました。
毎日園内の色んな所で行われている『ドキドキ体験』や飼育員さんたちのブログ、動物のところに設置されている様々な看板もその取り組みのひとつです。

とまあこんな感じで、動物園を運営しているのです。
もう少しくらいならウンチクを語るネタもあるのですが、長くなってしまったので、ここら辺で終わりにします。

・・・とまぁ初回からお堅い感じになりましたが、まぁ初回ですから軽いジャブみたいなもんですよ。
そのうち嫌でもユルくなると思うので、初回くらいは・・・ということで、これからもひとつよろしくお願いいたします。

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