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講義づくし
Posted by vetblog on 2012年2月7日(火) 20:07
こんばんは。3ばんめがねです。
今朝園内を闊歩しておりますと、
真っ白に燃え尽きたかのような、鷹匠見習い飼育員の姿が。
思わずパンチドランカー症状を心配してしまいましたが、
2秒後には微笑んでおりました故、一安心。
ここからは少々真面目なトーンで。
1月の後半から、訃報が続いてしまいました。
応援してくださった皆様に感謝申し上げるとともに、
動物達の死を無駄にしないよう、今後とも努力する所存です。
力及ばない状況が続き、歯がゆく、そして申し訳なく思っております。
少しでも悲しいニュースを減らせるように
行ってまいりました、札幌コンベンションセンター。
出席してまいりました、獣医学術学会。
以前にお伝えした学会の全国版。
コンベンションセンターを貸し切っての、大規模な学会にございます。
昨今の獣医療の知見を少しでも得ようと、
3日の間、たくさんの部屋々々を渡り歩き、せっせと拝聴しておりました。
会場では、おびひろ動物園や旭山動物園の獣医さんも御見掛けいたしました。
複数会場で同時並行的に発表やら講演やらが行われている様は、
宛らロックフェスのようにございます。
大変に刺激的な日々にございました。
さらに円山動物園でも
小規模ながら、講演が。
ドイツ全土をまたにかけ動物園動物の繁殖を手掛けていらっしゃる獣医さんに、
ゾウの繁殖についてお話をしていただきました。
こちらもこちらで非常に興味深い内容。
講義後もカタコトのイングリッシュで色々と質問させていただいたのですが、
質問が長すぎると別の参加者から教育的指導を受ける始末。
欧州での先進的事例を多数お聞きいたしまして、
日本の動物園も見習わなければならないと、強く感じてございます。
刺激的かつ、魅力的かつ、学術的かつ、先進的な数日間。
余りに多くの事象を聞き及びますれば、
私の小さな脳髄は、ショート寸前にございますが、
一つも取り零さんとばかり、頭蓋を押さえつけながら床につく日々にございます。
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