札幌100マイル

動物病院だより メガネ獣医奮闘記

現場で働くメガネの獣医3名と動物たちとの悲喜こもごもをお送りします。

2012年02月17日 の投稿一覧

いざ、釧路 ‘父帰るの巻’

前回更新から日数を重ねたため、予告サブタイトルは既に忘却の彼方。
↑ ので合ってましたっけ?


間延びしてしまいましたのは、遠出のせいにございまして、



↑は道中撮影した1枚。
何処か城下町のようでございますが、詳細は後日。


さてさて、リングはと申しますと↓



宙に浮いていました。

檻と合わせて400kgオーバーのため、
トラックに搭載するのにもクレーンが必要です。

あとは只管に

東へ



東へ



時折休憩を挟みつつ、その都度リングの様子を窺うのですが



覗く度、私、リングに怒られておりました…。






道すがら、竜虎相まみえる場面も。



一触即発にございます。



約7時間ものロングドライブを経て、



釧路市動物園へ到着。
職員の方々が駆け寄ります。



獣舎へ搬入開始。リング、再び宙へ。



ここでこの檻の真価が発揮されます。
写真ではわかりづらいかと存じますが、
移動用檻の出口と、獣舎の動物用通路の入口が
ピタリと符合する設計になっており、
麻酔をかけずともスムーズに搬入ができるのでございます。

人にも動物にもストレスをかけることなく作業できるよう、
獣舎や檻の設計には、しばしばこのような工夫が施されることがございます。
円山動物園では、クマの移動檻が同様にオーダーメエドされております。
少しの工夫で大きな効果、ここ重要。

滞りなく作業は進み、



隣室のチョコを気に掛けるリング。

20120217-14.JPG

やはり、リングが気になるチョコ。

20120217-15.JPG

特に気にする様子のないココア。

こうして無事、三者三様の三虎が釧路市動物園に揃いましてございます。





……

…ここで終了かと思いきや、釧路ではもう一つ重要な任務を果たしてございます。

それでは次回、釧路編最終回 ‘ようこそ円山へ、クック、クック’ をお楽しみに!




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