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寒い日でも大丈夫!
Posted by winterpj on 2013年12月7日(土) 12:29
皆さんこんにちわ。
寒くなってきましたね。
普段デスクワークが多いので、たまに外に出るとすぐにデスクが恋しくなります。
でもそんなときはココに行けば大丈夫!
昨年12月にオープンしたわくわくアジアゾーンです。
すべての動物を暖かい室内からゆっくりじっくりご覧いただけます。
今日はその中でも熱帯雨林館をご紹介します。
熱帯雨林館には広いアジアの中でも熱帯雨林に住む動物たちを集めた施設です。
まずは、個人的な一押し動物。クロザルです。
旦那さんだったオスのスオウを亡くし、一頭でさみしく暮らしていたガーネットに新しいお婿さんがやってきました。
メスのガーネットは人懐こいというか、必ず寄ってきて自分の唇をベロベロしています。
新しく来たオスの『浅葱(アサギ)』はとても男前ですね。
前のオス『スオウ』は人の顔を見ると牙をむいてきたんですが、『浅葱』はそういうことをしませんので、個人的には親しみを覚えます。
またガーネットと前のオスはあまり仲睦まじい感じとは言えませんでしたが、この『浅葱』とは毛づくろいをしてあげたりと仲良くしているようです。
続いて、マレーバク。
昨年和歌山からやってきたワカバのお婿さんとして、今月4日に広島市安佐動物公園からオスの『トーヤ』が来園しました。
職員に聞いたところ、とても飼いやすい?子のようで、展示場の移動にもすぐに慣れ、屋内展示場でもとても落ち着いているようです。
現在はもとから居たワカバとの交代展示という形で展示しています。
トーヤの展示中はお客さんに慣れてもらうため、しばらくの間は少し離れた場所からご覧いただくことになります。
最後はコツメカワウソ。
9月に和歌山から『イヨカン』という個体がやってきました。
オスの『サン』との相性も良いようで、昨日、ブログ用の写真を撮ろうと見ていたら目の前で交尾を始めてくれました。厳密にいうと交尾までは至っていなくて、マウントしようと頑張っている感じです。
ブレ具合からお分かりいただけるかと思いますが、激しいレスリングのようで、オスが必死にメスの背後に回り込もうと頑張っていました。ここのところしばしば交尾やマウントが観察されているようなので、急げばまだ見られるかもしれません。
イヨカンは血統的にも良い血統なので、ベビー誕生に期待です。
というわけで、今日は熱帯雨林館のみをご紹介しましたが、アジアゾーンはどの建物も暖かい場所からゆっくりとご覧いただける施設になっています。
寒さしのぎがてらごゆっくりご覧ください。
さて、話は変わりますが、アジアゾーンの隣にはどこまでも続く?仮囲いで覆われた工事現場があります。
昨日のブログでも紹介されておりましたが、アフリカゾーンの工事がいよいよ始まったんです。
今日はアフリカゾーンがどんな感じなのか、少しだけご紹介したいと思います。
こんな感じです。
伝わりましたかね?ピンボケの上に色もついてないので、どこがどの動物のためのスペースかすらわからないかもしれませんね・・・ごめんなさい。
これまで約2年間、どんなふうに動物を見せたらお客さんに喜んでもらえるか、興味を持ってもらえるか、動物たちに健康に暮らしてもらうためにはどうしたらいいか?を皆で考えてきたわけですが、こういう形で立体模型になるとワクワクしています。
オープンは平成27年の夏ごろを予定しています。
アジアゾーンをご覧いただくついでに、ここにこんなものができるんだなぁと思いを馳せてみてはいかがでしょうか?
最後に宣伝です。
途中でちらりと触れましたアフリカゾーンの着工とも関係があるのですが、明日12月8日(日)に円山動物園でアフリカの自然と人々の暮らし、野生動物保全の現場についての講演会が行われます。
講師はWildlife Conservation Societyコンゴ共和国支部 自然環境保全技術顧問の西原智昭(にしはら・ともあき)氏です。
あわせて、アフリカゾーンの飼育環境と展示デザインについて、アフリカゾーンの施設・動物飼育環境基本デザインにご尽力いただいた、札幌市立大学 デザイン学部・大学院デザイン研究科の斉藤雅也(さいとう・まさや)先生にもご講演いただきます。
講演会『アフリカ中央部熱帯林における自然と人々の暮らし ~野生動物保全の現場から~』
参加には事前申し込みが必要で、すでに定員近くになっているようですが、担当者によるとできる限り立ち見でも入っていただけるようにしたいとのことでしたので、ぜひご参加ください!
アメワシ
Posted by winterpj on 2013年2月21日(木) 08:38
この冬の体制から猛禽舎も担当することになりました。
1956年来園のコンドルのウルスラ。
ワシタカよりコウノトリに近縁だそうです。足指や嘴、貫通した鼻腔などネタが多いうえに、
群れ行動をするため調教しやすいそうです。
ウルスラは高齢なのでさらなるフリーフライトの充実のため、
手ごろなサイズのヒメコンドルの導入を提案したところ・・却下されました。2秒で。
コンドルのウルスラ以外にも,オオワシのペアは1973年、1979年に保護などと
ご長寿の多い猛禽舎ですが、今まで名前がなかったので順番に付けてます。
まずはイヌワシ。
剰水(せせなぎ)です。
出生地の秋田市大森山動物園の近く?横手市の地名から付けました。
昨年生まれのオオワシは瞬と雅です。
命名者は熱狂的オオワシファンの札幌市在住スガワラさんと岩手の妹さん姉妹。
なぜか名前が付いていたタカオ。タカオの写真は。うまく撮れませんでした。
同居の嘴の曲がった個体が襲ってくるので。
襲われてる感は伝わるでしょうか?
実はこの個体が猛禽舎一の人気者
今月に入り、アメリカワシミミズクに繁殖行動が見られるようになりました。
最近、巣箱の中にいることが多いです。
春にはミミちゃんに兄弟ができるでしょうか。
冬も元気いっぱい!
Posted by winterpj on 2013年2月20日(水) 15:45
みなさんこんにちは^^
連日のように寒い日が続いていますが、みなさんは風邪などひかれていないでしょうか。
さて、わくわくアジアゾーンがオープンして2ヶ月が過ぎました。
今日は、そんなわくわくアジアゾーンにいる動物たちの様子をご紹介したいと思います!
昨日写真を撮りに行ったのですが、午前中はとても天気が良くて写真日和でした♪
まずは、昨日屋外デビューしたアムールトラのタツオ!
雪がよく似合います。
二年ぶりの札幌の雪はどうだったかな。
屋外放飼場に少し慣れて落ち着いた様子。
今後、アイちゃんとのペアリングがうまくいくといいですね☆
そして、お隣のユキヒョウのシジム♪
この日はガラスの近くにいたので真近で見ることができました!
キリっとした表情がステキです☆
高山館へ移動しまして、レッサーパンダ!
ふわっふわの雪にテンションMAXのキンとギン♪
じゃれあったり・・・
ころがったり・・・
雪のかたまりをゲットしてみたり・・・
ねそべったり・・・
さらに雪まみれになってみたり・・・
枝をかじってみたり・・・
とにかく楽しそうに雪と遊んでいました。
お次は熱帯雨林館!
インドオオコウモリ!
目が大きくてかわいいですね☆
マレーグマ^^
遊びに夢中~☆
そして今日は熱帯動物館へ!
午前中のリッキー&ティモン
ライオンはアムールトラと違って寒さが苦手><
室内に早く入りたそうでした。
それから猛獣のワイルドタイム~♪
ライオンやブチハイエナなどは寒くなると食欲が落ちてしまうそうです。
モリモリ食べてね^^
写真いっぱいのブログになってしまいましたが、まだまだ紹介しきれない
かわいい動物たちがたくさんいます!
いろんな表情の動物たちにぜひ会いに来てください☆
☆おまけ☆
サル山をのぞいてみると、とても気持ち良さそうにしているおサルさんを発見!
癒されます(*^^*)
出し惜しみ写真集
Posted by winterpj on 2013年2月18日(月) 21:48
こんばんは、メガネ獣医3号です。またお会いしましたね。
獣医ブログはおろそかにしておりますが、冬プロブログ再登場にございます。
中4日での登板故、無理をすると肩や肘を壊しかねませんので、
メガネブログ用に撮り貯めていた秘蔵写真を、ゆるゆると吐き出したく存じます。
トップバッターはこちら。
ウメキチのしたをだすこうげき!
マレーグマを続けて。
奇跡のバランス。というか、心臓に悪いからやめてほしい。
鼻で挨拶。
相手はトラですから、失礼なのは多目にみてやりますか…。
でも、ねえ、鼻だけっていくらなんでも…。
話題の円山ニューカップルです。
これだけ仲睦まじい様子を見せつけられれば、二世誕生も納得というもの。
2頭の愛の結晶は、現在は虫類・両生類館で展示中にございます。
バレンタインデーによくある風景?
これならシャイな貴女も意中の殿方にチョコレイトを渡せますね。
某飼育員の粋な心遣いにございます。
チョコ食べ過ぎで鼻血が出ても大丈夫なように、
誰かがティッシュまで入れてくれてます。
至れり尽くせり。
それでは今日はこの辺で。
バイバイ。後ろ足で失礼。