札幌100マイル

円山飼育員日誌~サルと一緒!

円山動物園のニホンザルを中心とした動物達と、ちょっと変わった飼育係をご紹介!

2008年11月04日 の投稿一覧

道東めぐり2 釧路・標津・知床

道東めぐり2日目
知床でのプログラムは夜からだったため、まずは、宿のすぐそば、釧路市こども遊学館へ!

      
入ってすぐのでっかい砂場へ突入したい気持ちを抑えてまず中へ。
子供を差し置いてネットジャングルへ入ったは良いけど、入口の炭鉱トンネルで体が詰まって動けず。
大人向けではないようだ。

この施設は3年ほど前にできた新しいもので、「来館者が自ら遊び、学ぶ」というコンセプトのもとに造っただけあり、小難しくなく楽しい。
計画段階で市民が参加し、運営にはボランティアが活躍。
動物園にもかかわってくれているアトリエブンクさん設計、今度詳しいこと聞いてみよう!

滞在予定を30分オーバー
次に向かうは標津サーモン科学館
なにがすごいって30mの展望台の上に輝くイクラ3粒!
ここにお金をかけたのがすごい!
      

さあ、だんだん時間が無くなってきた、知床での基調講演開始まであと2時間半
あー でも知床峠を通りたい! あのハイマツ帯を見てから話を聞きたいー
パチリ


ホテルに着いたのが開始40分前、カバンと家族を置いていざ会場のウトロ漁村センターへ。
着いてみると上野や多摩動物園の飼育係もいて、さすが、やるなっ!って感じです。(上野動物園の園長もいました)


基調講演でお話ししてくれたのは「ベア・アタック~クマはなぜ人を襲うのか~」の著者スティーブン・ヘレロさんでした。
クマとの事故はなぜ起きるのか、どうしたら防げるのか、どんな取り組みがあるのか、 国立公園での話が中心でしたが、札幌市もヒグマの生息地です、市として、動物園としてどう関われるかを考えながらの講演でした。


さあ、次は場所をホテルに移し、知床財団20周年記念式典&交流会です。
いつもなら 「さー飲むぞー!」 というところですが、この日はちょっと違います。
今回知床に来た目標の一つをここで果たさなければいけないからです。
それは 「フィールドでは難しいが、動物園でなら背負える調査・研究について専門家に聞く!」ということでした。

まず軽く腹を満たし、ビールをぐいっと飲んで、突撃!
弱った心を、ブタの角煮で勇気づけ、突撃! 繰り返します。

頑張ったかいがありました、いい話たくさん聞けました、皆さんありがとうございます。


9時過ぎ 自分のホテルに帰り、うろ覚えの部屋番号の扉を叩きます。
「あーけーてー」

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