札幌100マイル

RSS 円山飼育員日誌~サルと一緒!

円山動物園のニホンザルを中心とした動物達と、ちょっと変わった飼育係をご紹介!

by zoosaru

プロフィール

札幌市円山動物園

小林 真也
現サル山担当者
2010年より担当になりサルを見続けています。
だんだん顔のしわが増え、赤くなってきました。飼育員は担当動物に似てきます。

朝倉 卓也
前サル山担当者
現在経営係に移り、園内で行うイベントを担当。
今でもたまにサルとにらめっこしています。


投稿したブログ数:374件

遠足と動物園

みなさん 「動物園に来た思い出」 と言うと、どんな物でしょうか?

「小さい頃お父さん、お母さんと手をつないで」
「初めてのデートが動物園」
「一人でひよこの孵化するところを朝から晩まで見ていた」 (これは俺か)
「今は亡きゾウの花子に鼻水かけられた」  (これもだ)
「フラミンゴにカッパえびせんあげて怒られた」 (フラミンゴは食べずに巣にくっつけてました)

人それぞれだと思いますが、
小学校の遠足で来た!というのも多くの方が持っている思い出ですよね。
みんなでわーわー言いながら、色んな動物を見た楽しい思い出なのではないでしょうか。



そんな楽しい遠足ですが、
先生・学校側はどんな思いで動物園遠足に児童を送り込んでいるか考えたことありますか?

ただ動物を見れば良いというのではなく、低学年だと
・班で行動する、
・公共交通機関を使って動物園に行く、
・大人に質問してみる
というのも大きな目的なのです。

しかし、そうは言ってもせっかくの動物園ですから、小さな画板(今はそう言わないのかなー?)に先生手作りの「しおり」を挟んだ子供達に動物のこと興味もって欲しいですよねー!


そんな思いから、動物園で遠足に使えるようなワークブックを作ってみました。
小学校、中学校、大学の先生方と1年かけての完成です。
円山動物園の基本その3 「利用する側のことを考えて」 を念頭に置き、基本その5 「動物を身近に感じる」 をコンセプトに、そして忘れてならない基本その1 「楽しい動物園」 と感じてもらえるようなワークブックです。
お暇な時ちょこっと見てみてください。  
 こちら

まだまだバージョン1ですが、これからより使いやすくしていきます。


次回はこのワークブックを実際使ってくれた様子をリポートしたいと思います。
思いはなかなか結果につながらないもんです・・・

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