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遠足と動物園 豊滝小学校編
Posted by zoosaru on 2009年7月6日(月) 17:53
さて、遠足用のワークブック低学年用、始めて正式に使ってくれたのは札幌市立豊滝小学校!
1年生から6年生までの全校生徒で24名の小規模校です。
札幌にもあるんですね、こんなに小さな学校が。
動物園と提携結んでいる西興部村の小学校でも50人近くいますから。
今回の2つの学校は、新しいワークブックの課題、問題点を見つけるためにもびっちり付かせて貰いました。
まずは事前打ち合わせとご挨拶。
めったに使わない名刺を持って、園長と一緒に豊滝小学校にお邪魔します。
ワークブックの趣旨と特徴を説明するのが私の役目ですが、サル山ガイドのようにはうまく行きません。
校長先生は真剣に聞いてくれながらも会話の合間に微妙な間があります。
マイクと小麦を持てば何とかなったのかな・・・
その後今度は先生達が動物園に下見に来てくれて準備は万端です。
遠足当日、正門でお出迎えした後、ある班にくっついて出発です。
使ったワークブックは「クイズ形式 オリエンテーリングタイプ編」
動物の特技とか不思議とかジャンルごとに4問づつ設問があり、その4つを解いて回ると園内を巡れると言う物です。 ただ今回は児童たちに観察する動物を選ばせたいとのことから、設問が6つに増え、滞在時間の割りにちょっと重めです。
分刻みのスケジュール、頑張れ子供達!
出てきます・・・ 課題、問題点が・・・
まずは絵について
設問にある「くちばしの絵を描いてね!」みたいな物の、絵を描く時間が無い!高学年のお兄ちゃん、お姉ちゃんは何とかなるのですが、このスケジュールでは低学年にはちょっと無理。 先生からも「絵はちょっときついですね」との声が・・・
次に設問内容について
「カンガルーがジャンプする時に体のどこを使っていますか?」との設問で4つの答えから選ぶものがあったのですが、 行ってみると カンガルー ジャンプしない!
その動物の前で10分ぐらい時間があれば見られる動きなのですが、待っている時間がありませんでした。
うーーん
時間に余裕を持ってもらうことも伝えていかなければいけませんが、こういうスケジュールで来る学校にも対応できなければいけません。
その後、園内のエゾエノキについているオオムラサキを見に行き(豊滝小学校は学校の敷地でオオムラサキの繁殖に取り組んでいます すごい!)
バスに乗ってお帰りです。
今回は帰りのバスにも同乗して、バスの中での振り返り学習もさせてもらいました。
低学年用のワークブック自体、興味を持つきっかけをつくる、自分の感じたことから自分なりの発表するを目的としているので、ただのおしゃべりみたいになってしまいましたが、まあ良いでしょう。
最後は学校前で全校集会 子供達が司会です。
小さな学校いいですね いろんな意味で
これからも関わっていけたらいいなと勝手に考えてます。
次はまた違う使い方した盤渓小学校です。