札幌100マイル

とことん!雪まつり -さっぽろ雪まつり公式ブログ-

さっぽろ雪まつりの魅力や舞台裏を実行委員会スタッフが紹介する公式ブログ◆第70回さっぽろ雪まつりは2019年1月31日(木)~2月11日(月・祝)に開催します。 なお、ブログの内容に関係のないコメントは、予告なく削除させていただく場合があります。

2009年01月 の投稿一覧

想像して下さい【つどーむ会場】

空港から飛行機が頻繁に飛び立つので、
カメラを持っていると、ついついシャッターを押してしまいます。
今日もパチリ。
きっと会期中もすべり台とともにシャッターチャンスを狙いそうな自分。。。
20090118-18.jpg


チューブすべり台付近にはいくつものポールが立てられています。
想像してください。
この手前のポールまでチューブで一気に滑り降りてくるんですよ!!!
20090118-19.jpg


さて、こちらはメキシコの階段ピラミッド「テオティワカン」の制作現場です。
20090118-20.jpg


・・・ん!?
そんな雪像制作予定は今回の雪まつりではなかったはず。。。

と思って、ぐるっと裏側にまわってみると、、、違いました。
わくわくスライダーでした。
わざとらしくてすみません <m(__)m>
20090118-24.jpg
それにしても随分正面と背面では形状が違って見えますね。

近くに寄ってみると、大きなカーブが描かれているのがよくわかります。
20090118-22.jpg
上から見下ろすと結構な高さです。
下に立っている人のところがスライダーの降り口付近になります。
20090118-23.jpg
再び、想像してください。
このカーブに沿って滑り降りるスピード感を。
ほ~ら、文字通り「わくわく」してきませんか~!

さっぽろ雪まつりつどーむ会場には一般用駐車場はありません。
お車での来場はできませんので、公共交通機関及びシャトルバスをご利用願います。
会場周辺へのお車の送迎は、道路混雑の恐れがありますので、ご遠慮下さい。



行程。【4丁目会場】

20090118-06.jpg

朝8時すぎの気温です。
今年はまだ、そんなに寒さの厳しい日はありません。
暖気がきて雪像が溶けるのも怖いですが、寒すぎても作業が困難になるので、このくらいがちょうどいいかも?

さて、今日は作業の流れをご紹介しましょう。




これがボランティアさんの1日の作業行程です。
ボランティアさんの活動は、午前の部、午後の部、そして夜間の部(21日から)に分かれていますが、午前・午後と続けて活動される方もいらっしゃいます。

毎日の日課として、朝礼があり、その後は...
20090118-08.jpg

準備運動!
体を暖め、関節をよく動かしておくことで、事故を防ぎます。
続いて作業はいくつかのグループに分かれますが、まずはボランティアさんの活躍の場、ネタ張りをご紹介。

20090118-09.jpg

①化粧雪に霧状の水を吹きかけます。

20090118-10.jpg

②切り込むようにして、よく混ぜます。

20090118-11.jpg

③できたネタ(シャーベとも言う)をバケツに入れ、ソリに乗せます。

20090118-12.jpg

④運びます。

20090118-13.jpg

⑤バケツをロープに結び付けて・・・

20090118-14.jpg

⑥滑車で上まで持ち上げます(バケツを手に持って上がると、両手がふさがって危険です!)

20090118-15.jpg

⑦届いたネタを貼っていきます。
細かいネタの貼り方は、また今度!

ちなみに、ネタの届いた最上部から見える風景は・・・
(空いたバケツをおろす場面ですが)

20090118-16.jpg

ひゃー、怖い!怖くてあまり端の方まで行けません!
この雪像の高さは11.7mになる予定。10mくらいなら・・・と思ったのですが、実際真上から見るとかなりの高さに感じます。
もちろん、こんな高所で作業する方は、安全ベルトを腰に巻き、金具を足場にかけ、万一足が滑っても、下まで滑落することのないよう、安全第一で作業しています。
こんな風に・・・

20090118-17.jpg

んー、ちょっと見づらいですね。
実は、怖くて長くいられなかったんです(^_^;)。
皆さん、毎日高所での作業、ご苦労様です!安全第一でがんばりましょう!

意思の疎通、これが極意!【10丁目会場】

雪像制作11日目の今日も、“世界一の雪像”をと、隊員一丸となって制作に汗を流しています。
この規模の雪像を作ることは、言うなれば大事業です。
しっかりとした制作技術が必要なことは当然ですが、
それと同じくらいに重要なのが、「意思の疎通」です。
期間中毎日、始業時、昼及び終了時の3回、
森岡隊長と各班の班長、副班長が制作隊本部に集まってミーティングを行っています。




主な内容は、
朝のミーティングでは、当日の作業指示、昼は午前中の作業の不備是正、
そして、夕方には進ちょく状況や翌日の予定の確認です。
繰り返し常に取り上げられるテーマは、安全管理と作業の効率化。
「基本的なことですが、徹底が肝心なんです」と、森岡隊長は真剣な表情で語ります。




このほか、よく協議事項となるのは、日々の班の枠を越えた人員配置の適正化、
雪の圧縮による高さのアンバランスの是正など。
隊長からの指示事項については、班長や副班長は自身が確実に理解することはもとより、
それぞれの各班員に的確に、かつ、分かりやすく伝える役割があるため、真剣そのものです。



さぞかしミーティングはかたーい雰囲気だと思いますよね。
実は、決してそうではありません。
これがなんとも不思議なんです。
なぞを解く鍵は、森岡隊長。
大雪像制作に関しては、設計図から始まり制作隊運営までの中核を担う主力隊員としての実績は21基。
制作に関わった大雪像の総数は、なんと通算31基を数えます。
雪像作りについては、厳しさも辛さも楽しさも快感も、そして、なによりも携わる“人の気持ち”を熟知しているんです。
間違いない!
「1カ月もの長期間の作業。きついのは当然。だからこそ、“明るく楽しく”やっていきたいと思っています。これが私のモットーです」
と顔をほころばす森岡隊長。
時として、ダジャレも雰囲気づくりに絶大な効果を発揮します。




本物のオヤジによるオヤジギャグには正に本物の“重み”が。
高所作業の前は“身軽”な方がいいと思いきや、みんな常に一発を望んでおり、リアクションに備えております。

板です【つどーむ会場】

今日と明日、つどーむでは中古車市が行われています。

そんな屋内で行われているイベントのすぐ横では、
今日も雪まつりの屋外作業が続きます。

おやっ!この板はなんでしょう?

看板かな?
それにしてはちょっと高さがないような。
しかも同じサイズがいくつも。

正解は、氷のすべり台の階段につける雪止めでした。
これがあれば、たくさんの人が利用しても
階段の角が欠けて単なる坂に成り下がってしまうこともありません。


全体の画はこんな感じです。
どうです!コースの溝も掘られて、すべり台らしくなってきましたね。


さっぽろ雪まつりつどーむ会場には一般用駐車場はありません。
お車での来場はできませんので、公共交通機関及びシャトルバスをご利用願います。
会場周辺へのお車の送迎は、道路混雑の恐れがありますので、ご遠慮下さい。

2次元から3次元へ・・・!【市民雪像】

今日は市民雪像制作グループのための
技術講習会が開催されていました。

20090116-16.jpg
おや…?テレビ局も来ていたようですね。

競争率5倍の激戦から抽選に受かったグループ。
思い思いに描いた設計図から、ねんど模型へと作りあげていきます。
平面図から立体図にするのは意外と(!)
難しく、手こずっているグループも多く見られました。

20090116-28.jpg
みんなで集まっての作業。
わいわいと楽しそうです。

そして出来上がった模型は技術指導の先生に見てもらいます。
20090116-21.jpg
この道のプロならではのアドバイスをしていただいていました。
20090116-24.jpg
「ここに芯棒を入れると安定するよ」
「制作予定期間が足りないんじゃないかなぁ」
・・・などなど。


出来上がった模型の一例です。
どの様な作品に仕上がるか楽しみですね。
20090116-19.jpg
20090116-20.jpg
20090116-27.jpg

制作期間は1/30~2/3まで。
場所は大通公園5・6・7・8・9・10・12丁目。

オフィスの外から眺めて、徐々に出来上がっていく雪像を観察する、
な~んて楽しみ方もありですね。

さっぽろ雪まつりまであと20日!

粗削り開始【10丁目会場】

今朝は冷え込みましたが、午前中のうちに曇りから快晴に。
青空と雪のコントラストが美しい日でした。
足場から西方向を見るとこんな感じ。
20090116-11.jpg


振り返るとフクロウの頭の部分を粗削りしていました。
ボランティアさんの姿も見えます。高所での作業、気をつけてくださいね。
20090116-12.jpg


削った雪はどんどん下へ落とされます。落とす、落とす、落とす。
20090116-13.jpg20090116-14.jpg20090116-15.jpg


雪積み後の雪は硬く、落ちてくる雪は足場に当たると土石のような音がしていました。
特に、ちょっと気温が緩んだときに積んだ雪は、冷え込むとガッチガチになるようです。
こんな硬い雪、生まれて初めて触ったかも(*.*)

アニバーサリースイーツ、どれにする?【18!/18】

スイーツ王国さっぽろ推進協議会に加盟している18社が販売する、雪まつりの第60回をお祝いするアニバーサリースイーツ。
各店舗のケーキをご紹介します!

いよいよ最後の店舗のご紹介!
記念すべき第18回の店舗名は、札幌グランドホテル(^。^)

20090116-10.jpg
1段目は、札幌グランドホテル伝統!のスポンジに、3種類!の生クリームをたっぷり!(^^)!
2段目は、北海道産のフレッシュチーズ、マンゴーコンフィチューレのフレッシュチーズケーキになっています!
1つのケーキで2種類のケーキを楽しめちゃいますね(^◇^)


皆さんで60回を迎える雪まつりをケーキでお祝いしませんか??
スイーツ好きの皆さんは、何社のスイーツを食べれるでしょう。
なお、アニバーサリースイーツの販売期間は、平成21年1月28日から2月11日までの期間限定販売となります!お見逃しなく!!
くわしくは、スイーツ協議会HPで。


●このケーキのこと●
販売店舗名:札幌グランドホテル NODE43℃ ザ・ベーカリー&ペストリー
住所;札幌市中央区北1条西4丁目
予約電話番号;011-261-3311
価格:3,990-

アニバーサリースイーツ、どれにする?【17/18】

スイーツ王国さっぽろ推進協議会に加盟している18社が販売する、雪まつりの第60回をお祝いするアニバーサリースイーツ。
各店舗のケーキをご紹介します!

今回は第17回。店舗名は、洋菓子の店モンレーブです(^。^)

20090116-09.jpg
ふわふわとした生クリームをふんだんに使用したデコレーションケーキの上に、北海道産素材を使用したかわいらしい雪だるまが乗っていて、非常にキュート(^u^)
そして、雪の結晶の形をしたビスケットが配置されています(^◇^)
北海道、札幌らしいデコレーションケーキですね!


皆さんで60回を迎える雪まつりをケーキでお祝いしませんか??
スイーツ好きの皆さんは、何社のスイーツを食べれるでしょう。
なお、アニバーサリースイーツの販売期間は、平成21年1月28日から2月11日までの期間限定販売となります!お見逃しなく!!
くわしくは、スイーツ協議会HPで。


●このケーキのこと●
販売店舗名:洋菓子の店モンレーブ
住所;札幌市北区北24条西4丁目1-21
予約電話番号;011-756-5648
価格:4,200-

輪郭。【4丁目会場】

今日は寒いですね!
今回のボランティアさんの中には、このためにわざわざ名古屋から来てくださった方もいらっしゃいます。
そろそろ寒さにも慣れてきた頃でしょうか?




キリッと冷えた空の下、4丁目東側雪像中央の北島選手の輪郭が現れました!
以前、模型制作の様子をご紹介したとき、ちょっと不思議な画像をお見せしましたが、あれが何だったか、もうお判りでしょうか?
そうです、胸板の表現の参考にしていたんですね。
もちろん、北島選手の胸板は、あんなムキムキではありませんが、立体の人物像を作るには、筋肉がどういう形になっているのか、理解していないとリアルな表現ができません。
細部にまでこだわって雪像を作っていることが、よく判りますね。
(でも、あの写真はびっくりした...)




こちらは、柔道の上野選手。
まだペンで描いた線が残っています。こちらも近日中に輪郭が見えてきますよ。お楽しみに。
もう一人、ソフトボールの上野選手の方は、輪郭ができ始めていますが、足場の関係でまだ良く見えません。
こちらも乞うご期待。

ボランティアさん達は、今日も寒さの中、元気に作業を続けてくださっています。
3日目ですが、雪像の上に上る足取りにも、もう不安はうかがえません。
頼もしいですね。
でも、慣れた頃が気の引き締め時!安全第一で、明日もよろしくお願いします!


20090116-08.JPG

削りの前に【10丁目会場】

さて、雪積みの工程を終えた10丁目会場。
明日から本格的に始まる「粗削り」を前に、本日も着々と準備が行われました。
20090115-14.jpg


まず、行ったのは雪像を覆うコンパネ(板)の取り外し。
先日までの「雪積み」を、おおざっぱに言ってしまうと、コンパネで枠を作った中に雪を運びいれ、雪像の基礎となる大きな雪の塊をつくる工程です。
これを雪像の形に削り出すために、まず外枠のコンパネをはずす必要があります。
20090115-15.jpg

20090115-16.jpg

高さ15メートルもの大雪像になると、使ったコンパネも大量。
このコンパネを運びだす作業は、とびの方、制作隊員、ボランティアさんが一丸となって進めていきます。

20090116-00.jpg

コンパネがなくなるととスッキリ。
雪像らしい見た目になってきましたね。

今日はこのほかにも、削った雪を排雪するための装置の準備なども行いました。

そして、地上でも削りの準備・・・
20090116-01.jpg

20090116-02.jpg


20090116-03.jpg

もしや、これは・・・
20090116-04.jpg

20090116-05.jpg

そう。ギザエンピ
(ギザエンピってなに?という方はコチラ
市販されていない道具を作るのも雪像づくりには欠かせない作業です。

雪像製作というと、「雪」というイメージが強いですが、
実は雪に触らない作業もたくさんあるんです!

そんなことを思い出しつつ雪像を見ていただくと、今までと違った見方になるかも。。。!?
ぜひ雪まつり会場で、直接大雪像をご覧ください!
写真とは迫力が違いますよ!!!

さっぽろ雪まつりまであと21日!

pageTop