札幌100マイル

動物病院だより メガネ獣医奮闘記

現場で働くメガネの獣医3名と動物たちとの悲喜こもごもをお送りします。

『未分類』カテゴリーの投稿一覧

しろくまサテ(SKS)とわくわく蟲ランド(WML)

こちらでも紹介されていますが、名無しの双子、マルルとポロロになりました、



名前が決まると、どちらがどちらか余計に気になるというもの。
ちなみにおそらく、左からマルル、ポロロ、ララ。

写真からでもなんとなくわかるのですが、
なにぶんそっくりなので、時々間違っているかもしれません。
もしお気づきの場合はそっと見逃していただくか、
こっそりと教えていただければ幸いです。



たぶんマルル。



きっとポロロ。



走っていてはわかりません。



尻ではわからんよ、尻では。

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うーん、どっちだろう。




わあ、もうわけわからん。

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逆向きで難易度アップ。うーん。


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ギャッ、想定外の角度から邪魔が。
くんずほぐれつでどちらがどちらやら。

ちなみに人から見分け方を聞かれた場合、私、
「目がシュッとしてるほうがマルル、ポヤッとしてるほうがポロロ」と答えているのですが、
大半の人は目が点に。届かないメガネの想い。


さてさて、ここから閲覧注意画像とともにWML通信。











お分かりになりますか?ウデムシの子供が独立間近なようです。
連日お伝えしているウデムシ親子の状況ですが、
わくわく蟲ランド開催中にさらなる動きがあるやもしれません。

ロングラン公演中のWMLにございますが、終了が近づいております。
皆様、蟲たちと共に夏の最後の思い出を作りませんか?

わくわく蟲ランド(WML)佳境

泣いても笑ってもあと6日。わくわく蟲ランド(WML)も大詰めにございます。

日程が進むにつれ、会場内の展示もじわじわと充実してきております。



巨大カギムシに続き、巨大ウデムシが登場です。
展示中のウデムシの繁殖記念に作成されましてございます。

WMLは残り1週間を切って完成形に達したと言っても過言ではありません。



節足最前線コーナーが充実し、



北海道の蟲コーナーも写真をメインに何気に充実。



カギたんの顔面矯正マスクも豊富な品揃えで皆様をお待ちしております。

蟲好きの蟲好きによる蟲好きのためのトークライブ、
ムシトーークも8/24をもちまして最終回にございます故、皆様お見逃しなく。


さてさて、
それではみなさんお待ちかね、カギムシファイト、レディー・ゴー!!
都市伝説的人気を誇るカギムシの伝説的特徴の一つ糸を吐くスクープ映像が
円山ZOOの誇る優秀なWML専属撮影班により、iPhoneに収められました。
実際の動画は会場内で上映されている「WML ザ・ムービー」でご確認いただきたい。

現在公開可能な情報は、被害者の状況。
ちなみに吐きかけられたのは私メガネ。

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射出された直後は、無色透明の液状ですが、

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触ると大変なことに。
ボンドのような接着力で、指と指が離れず、ご覧のように糸を引きます。
ちょっとでも気になった方はぜひ会場へ。

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いつまでもベタベタと粘着質です。


カギムシに並び、現在スターダムを駆け上がっているのが、母子ウデムシ。

やや閲覧注意な↓の光景が気になってしょうがない方もぜひ会場へ。





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こちらは8/19の様子。いつまで母ウデムシが子ウデムシを抱きかかえているかは
全く予想がつきかねます故、どうしてもご覧になりたい方はお急ぎください。

わくわく蟲ランド通信と大事なお知らせ

わくわく蟲ランド(WML)、大いに盛り上がってまいりました。
今まではスクリーンで動画のみの公開でありましたカギたんのモデル、
レア生物カギムシの常設展示が始まりましてございます。

来園のタイミングを見計らっている皆様方、今がチャンスにございますよ。



毎週土曜日には、専門家による講演も実施。
この日は札幌科学技術専門学校の興野先生の「虫の飼い方」のお話。
まさに自由研究にうってつけ。

次回は寄生虫のお話、その次の最終回は節足動物の総括的なお話です。
ディープにディープに蟲を掘り下げてまいります所存故、お見逃しなく。
講演は、13:30からですよ。



WML48±α選抜総選挙も佳境にございます。
ヘラクレスオオカブトの独走の感もありますが、まだまだ逆転の芽はございます。
有権者の皆様、あなたの押しムシのランキングを押し上げてみませんか。

ここから、大事なお知らせ。

スネークアートは5年ぶりにございますが、



約半年ぶりに「あなたの愛蛇写真展」もひっそりと帰ってまいりました。
今回のロゴは本園のヘビのカリスマをフィーチャーしつつ、
スネークアートにかこつけてアーチスチックな仕上がりを目指してみましたが、
いかがでしょうか。


愛蛇(あいだ)と冠してございますが、今回の写真展は爬虫類両生類の写真ならば、
何でもOKにございます。
あなたが撮影した写真をスネークアート展会場に展示します。
さらに、ご自身で飼っている動物でなくてもOKと、
前回に比べて大幅に規制緩和してございます。

スネークアート展直前の9/12まで写真を募集しておりますよ。

あて先はこちら
〒064-0959 札幌市中央区宮ヶ丘3番地1 円山動物園 あなたの愛蛇写真展係

スネークアートへの出品は敷居が高いとお感じの皆様、
是非是非あなたが撮影した爬虫類両生類の写真で、
スネークアート展に参加してみませんか。

ちなみに前回の愛蛇(あいだ)写真展を巡るメガネの悪戦苦闘ぶりはこちら

皆様のご協力が必要不可欠なこの企画、
ぜひぜひご一緒に盛り上げてはいただけませぬか。

わくわく蟲ランド(WML)通信Ⅲ めぐりあいカギたん編

私は、大変なものを手に入れてしまいました。



カギムシ「カギたん」の設計図です。
これで誰でもカギたん製造が可能となります。

カギたん量産の暁には、総選挙のヘラクレスオオカブトの人気なぞ、
あっという間に叩いて見せるわ。

というわけで、今日もカギムシ「カギたん」のお話。

カギたんは、怖い、キモい、巨大の3Kで、会場内でも異彩を放ってしょうがありません。



そんなカギたんをアイドルとしてプロデュースするため、
会場内にはカギたん専用オプションが用意されております。



ワンタッチでマルヤマンになれるマルヤマンマスク。
これでポップアイコンとしては顔面に少々難のあるカギたんも、
キャッチーに生まれ変われます。

作成者のT氏はマスクにも様々なバリエーションをご用意。



カギたんの容貌が苦手な方はお好きなマスクを被せて、
カギたんとの記念撮影をお楽しみください。



蟲ランド建設中の一コマ。
何だかカギたん、蟲ランドの王様みたいです。
実は陰で蟲ランドを牛耳っているのは、カギたんなのかもしれません。

わくわく蟲ランド(WML)通信

わくわく蟲ランド(WML)、歓声感嘆悲鳴等、様々な声をいただきながら開催中です。

蟲の専門家の、とっても素敵なお話の数々、
ムシトークの詳細もようやくアップされましたので、
毎週土曜日はぜひぜひ円山動物園へお越しくださいませ。

WML会場に足を踏み入れますれば、まず皆様をお出迎えするのが

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このカギムシの巨大オブジェ、「カギたん」にございます。
本来カギムシは最大でも15cmほどの動物なのですが、
我々の、カギムシを知ってほしいという思いが高じ、
カギたんは、このような巨大な姿と相成りました。

カギたん誕生の秘話というほどでもない与太話を少し。

そもそもカギムシとはいかなる存在か。

分類学的には有爪動物門に属し、カギムシ目一目のみで門を形成しています。
それだけでも分類学的には稀有な存在として、一目置かれているとかいないとか。

さらに、長らく謎とされていた環形動物(ミミズやゴカイなど)と
節足動物(いわゆるムシ)の分類的に中間に入る存在として、
動物の進化・分類を語るうえで必要不可欠な生物なのです。

小難しい話はさておき、カギムシの何が我々を魅了して止まないのか。
答えはシンプル。

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見た目

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ルックス

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外貌

地球外生物、あるいは未知との遭遇、もしくはファーストコンタクト。
その存在を初めて知った時の衝撃たるや。

その衝撃の大きさを、オブジェ作成に注いだ結果、
巨大になってしまったかどうかはさておき、

来場者の方々に、そんな素敵生物を知るきっかけになればと作成されてございます。

作成者は知る人ぞ知る飼育展示課のアーティスト、T氏。

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カギたんの主原料は、麻袋、紙粘土、針金、ペレット、ペンキ。

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熱帯動物館裏で、時折ひなたぼっこをしておりましたので、、
不穏な姿をフライングチラ見されたお客様もいらしたかもしれません。
謎の生物の正体は、円山動物園を強襲したUMAあるいは侵略的外宇宙生命体ではなく
お茶目なカギたんですのでご安心を。

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材料にペレットを使用しております故、蟲等の食害に日々怯えて暮らすカギたんです。

英名がvelvet wormで、表皮がビロードのように心地よい肌触りとされますが、
カギたんはカッチカチです。

分類の縁を取り持った功績により、
縁結びのキャラとして売り出そうと計画中のカギたんです。

さて肝心の生カギムシなのですが、蟲ランドのために用意しておりますが、
展示が難しい生物であり、どのような方法ならばお見せできるのか、
今だ画策中にございます。

カギムシ生体については、ご来場いただいても直接ご覧いただけない場合がございますが、
カギたんはいつでも記念撮影に応じますので、
ご理解いただければ幸いにございます。

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