動物園を会場に!
Posted by zoosaru on 2009年3月1日(日) 16:53
先週、2つの催しが園内で開催されました。
1つは 2/23 「北海道環境教育研究会の発表会」です。
これは私も会員になっているものですが、
北海道で環境教育をやっている者の、横のつながりを持とう!より良い形を作って行こう!
と、集まっている会です。
メンバーは大学教授、学校の先生、生徒達に一般の方、そして動物園。
一見硬そうですが、やっている事は身近なこと、
市民と一緒に近くの海岸のゴミを片付けたり外来の植物を駆除する活動。
ミジンコから見た環境について。
うちの学校では外国産の割り箸止めてみました!
将来、大沼で泳げるようにきれいにするぞ!
先生達ですが、卓上の理論だけでなく、住民と一緒に行っている活動がほとんどです。
それに話してっみると変わった人ばかり、
絵本に詳しかったり、トンボの専門家だったり、アラスカでトナカイ追いかけてたり、
インドネシアに蟻見つけにいったり。
聞きたいこと山盛りです。
これからは動物園で、一見難しそうだけど実は身近な発表を見ていただける形が出来たらなーと考えています。
2つ目は 2/28
あつい!たのしい!おもしろい!「わたしの動物園」
NPO法人の「えこらぼ」さん主催で北海道環境教育ミーティングが協力です。
前半部、まずは基調講演
北九州市の到津(いとうづ)の森公園の園長岩野さんを向かえ、うちの金澤園長と2本立ての講演です。
到津の森公園は、一度閉園の危機に至ったのを市民とともに立て直した動物園です。
動物園に熱い思いを持っている2人の園長。
決められた持ち時間に話しが終りません。
やり方が少し違えど 「わたしの動物園」 と思ってもらえるように全力で動いている2人の言葉が聞いてるわたしの体に突き刺さります。
あいたた もっと働けってことですね・・・
時間は押し気味なれど次はパネルディスカッション
パネリストは
到津の森公園市民ボランティア代表 松浦さん
あそベンチャースクール代表 田中さん
北海道子連れプロジェクト代表 平島さん
札幌トヨペット社長の 田中さんです。
それにアドバイザーとして岩野園長、金澤園長
コーディネーターはここ数年動物園にはまってくれている、初代オントナ編集長
現在の公職多数でなにがメインか良くわからないフリーライター野谷さんです。
濃いメンバーです。
このメンバーで1時間10分の枠は無理だし、もったいなさすぎ
アドバイザーにセルジオ越後、ジョージ与那城、パネリストに大榎克己、長谷川健太、堀池巧呼んで、1時間で静岡サッカーの今後について話せと同じぐらいもったいないです。
そんな中、それぞれが「わたしの動物園にするために」と話していただきましたが、
やっぱりもっと聞きたかったというのが素直な感想。
でもまあ、到津の方以外はいつでも聞けるんですけど。
さあ、後半
園内各所でプログラム体験です。
5つの団体が出展し、お客さんに向けゲームやクイズに紙芝居、楽しい環境教育です。
寒かったせいか、ちょと来園者が少なかったのが残念でしたが、
大人でも「へー」という内容が楽しく展開されていました。
このごろ皆さんが会場として動物園を使ってくれます。
それもただ、場所としての会場ではなく、より伝えやすい、感じやすい場所として動物園を選んでくれます。
仲間がつながり、広がり、同じ方向に向かう人が増えていっています。
どうです皆さん、仲間に入ってみませんか?