2014年10月09日 の投稿一覧
金融全般⑤:「金融取引のイメージを覆す」
Posted by finance on 2014年10月9日(木) 20:43
こんにちは。
浜本です。
金融全般の第5回は、「金融取引のイメージを覆す」と題して、書いてまいりたいと思います。
第4回のところで、私は金融取引を「自動車の運転に例えます」と書かせていただきました。
どういうことかと申し上げます。
今、日本にいらっしゃる多くの人たちが、自動車普通免許を取得され、自動車を運転することが出来ます。
自動車教習所に通って、学科と技能講習をみっちりと短くても1か月間は学び、運転技術を身につけられたからです。
でも、よく考えてみてください。
自動車を運転できる人で、以下の疑問に明確に答えられる人は何人いらっしゃるでしょうか?
なぜ、自動車のエンジンが動くのか?
なぜ、アクセルを踏んだら走るのか?
なぜ、ブレーキを踏むと止まるのか?
なぜ、ハンドルを切ると曲がるのか?
いかがでしょうか?
少なくても、私はわかりません(笑)。
多くの方がわからないのではないでしょうか?
それでも、毎日事故を起こさずに運転できているわけです。
金融取引も全く同じなのです。
金融や経済の仕組みを全部知らないといけないと人々は思っています。
その勉強が大変そうとか、難しそうとか思い、金融取引をすることを敬遠します。
そういう人が多いのです。
でも、よく考えたら、自動車の運転を覚えるのも相当大変なことですよ。
でも、自動車の構造までを覚える必要はないのです。
金融も同じ。
そんなに難しい経済や金融の仕組みなど覚えなくてもよいのです。
金融取引のコツを知るだけでよいのです。
そのコツは、数か月ほど、真面目に勉強して、技能練習も行うことで上達します。
そして、数か月もすれば、金融市場を見て、為替がどちらに動くのか、株価はどうなっていくのかが、予想できるようになります。
長期の予想は難しいです。
しかし、短期的な予測は出来ますし、それで十分なのです。
運転する時も、数十キロ先は見えません。
目の前にリスクがないかを確認して、進み続けることで、長い距離を運転できるようになるのです。
なので、金融市場においても、短期的な予想を繰り返すことで、継続的にマーケットから利益を得ていくことが可能となります。
私は、ファンドマネージャーを辞めてから4年半の間、個人の方々にFX、株式の取引の仕方を教えてきました。
その数、のべ1000名あまりになります。
その経験から言えることは、
「ほぼ、すべての方が、真面目に勉強してくれたら、金融市場から利益を上げられる実力はつけられる」
ということです。
これは、本当です。
私の教え子さんたちで実証されております。
しかし、一方で限界もございます。
あくまでも、私が出来るのは「自動車教習所」「免許センター」の役割のみなのです。
金融取引をして、利益を出す実力はつけてあげられます。
あとは、習った通りに、リスクに気を付けながら、金融市場の中を運転していくだけなのです。
しかし、これも自動車の運転と同じです。
最初は慎重に運転をしている人でも、慣れてきたり、油断をしたりすることで、マーケットの交通ルールを破ったりするのです。
そうなると、交通ルールを同じで、事故を起こしてしまうことになります。
金融市場では、「大きな損失を出す」ことを意味します。
しかし、「大きな損失」の根源は、その人がルールを守らなかったからなのです。
裏を返せば、難しいことのない「金融取引のコツ(=運転の仕方)」を学び、「ルール(=交通ルール)」をしっかり守っていれば、金融市場においても安全運転をしながら、目的(=収益を出すこと)を達成することが出来るのです。
今までは、そういう「金融の教習所」がありませんでした。
私は、現在「アーニングアカデミー(Earning Academy)」を作る準備をしております。
金融市場を中心に、多くの人たちに金融取引をしていただき、お金を自分の味方にしていただきたいという思いがあります。
そして、多くの人がお金の問題で悩んでいらっしゃいますが、この世の中からお金で悩む人が減少し、
日本の個人金融資産1600兆円を倍増させることが出来たら、日本の経済は強くなりますし、景気も自然によくなります。
そういう未来像を明確に描いて、一人でも多くの方々が、日常の行動のように金融取引をされる時代が来ることの準備を整えてまいります。
「金融取引(FX、株など)=怖い、危ない、いかがわしい」
というイメージを払しょくし、誰でも気軽に日常的に金融取引を楽しめる時代が来ることを確信しています。
皆様も、今こそ、金融取引に持っていらっしゃったイメージを180度変化させる準備をしてください。
きっと明るい幸せな人生が待っていることでしょう。
浜本学泰
金融全般④:「世の中のお金の常識とは」
Posted by finance on 2014年10月9日(木) 17:56
こんにちは。
浜本です。
金融全般の第4回目は、「世の中のお金の常識とは」というタイトルで書かせていただきたいと思います。
小さい頃から大人になるまで、また大人になってからも、お金の教育を受けることなく時間を過ごす日本の私たち。
その生活の中で、両親や祖父母など、人生の先輩からお金についての教訓や教えをいただくことがございます。
今まではそれが「お金の常識」であり、そこから外れることをするのは「いかがわしいこと」のように言われてきました。
では、「お金の常識」とはどういうものでしょうか?
これは、人によって多少異なるかもしれませんが、大方は以下の通りかと思います。
・お金は頑張って働いて稼ぐもの
・お金はコツコツ貯めていくのが良い。
・お金を求めるのは恥ずかしい行為である。
・お金をむやみに増やそうとするとしっぺ返しが来る。
・借りたお金はきちんと返す
大体こんな感じでしょうか?
納得のできるものばかりですね?
とても正しいと思います。
しかし、多くのものがそうであるように、外部環境が変われば、常識も変わっていきます。
お金のまつわる世界も、外部環境が大きく変わりました。
一つの大きな要因は、「インターネット」です。
インターネットの普及により、私たちが金融取引をする環境が大幅に改善しました。
改善したどころか、プロとそん色なくなったのです。
私が、2008年に日本株のファンドマネージャーを辞める要因の一つに「プロとアマの格差の縮小」がありました。
昔は、プロに情報や便利なツールなどが集まり、プロが大幅に優位な環境が整っておりました。
だから、素人の人は、「下手に手を出さないほうが良い」「素人はプロの餌食にされる」という印象がありました。
それは、ある意味事実だったと思います。
しかし、インターネットの普及により、情報格差がなくなり、トレードツールも無料で高性能なものが使えるようになりました。
こうなりますと、プロとアマの環境の差はほぼなくなり、逆にプロは「運用上の制約」という制限がかかる分だけ不利になってきました。
そうなのです。
インターネットが普及した現代こそ、個人投資家の時代なのです。
今まで知識がないから、プロと呼ばれる人に運用を任せてきたのですが、その一部なり全部を自分自身で行っていける時代なのです。
もちろん、プロに委託するのもよいでしょう?
しかし、その委託している内容を知っている必要があると思います。
知らないと、自分の大切なお金が何で運用されているかがわからないということになります。
そうすると、今、自分の資産がどういう状況にあるのか?
どういうリスクがあるのかということがわからず、結果のレポートが送られてきてびっくりするというようなことになりかねません。
昔、世にカメラがあまりなかった時代、人々は写真に写されると「魂を抜かれる」と考えたというお話は有名です。
知らないということは、それほど、不思議なことを考えてしまうものです。
今では、一人1台は常にカメラ(携帯電話についている)を持ち歩く時代です。
その時代の人たちは想像もできなかった時代でしょうね。
お金の環境も大きく変わっております。
私は、金融取引を、自動車の運転にたとえることが多いです。
自動車が世の中に普及してなかった時代は、自動車に乗れる人は一部の人だけだと考えていたことでしょう。
それが、今では多くの方々が運転免許を保有し、自動車が運転できるようになっています。
これも想像しえなかった世界でしょう。
このように金融の世界の常識も変わります。
誰もが、自動車の運転ができるようになるように、金融取引を当たり前にする時代がすぐそこまで来ております。
その時代に向けて準備をしませんか?
もうお金のお話をするのが当たり前になります。
環境の変化からくる、常識の変化を感じるのも近い未来になると思います。
そろそろ皆さん、準備をしましょう。
浜本学泰