札幌100マイル

円山飼育員日誌~サルと一緒!

円山動物園のニホンザルを中心とした動物達と、ちょっと変わった飼育係をご紹介!

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経過良好!

みなさんこんばんは。小林です。


前回お知らせした「ちみ太」ですが、
術後の回復も早く、動物病院で元気を持て余しております。


ちょっと暗くて見づらいですが・・・
特別にちょっとだけお顔をお見せしましょう。


上唇から鼻にかけて深い裂傷を負っていましたが、きれいに縫合されていますね。
さすがメガネ獣医3号!
キューティーハニーを持ち歌にしているだけあります。


術後は痛みがあったので食欲が落ちていましたが、
今は食欲モリモリ!


今日はバナナ、オレンジ、干しイモ、ブドウ、パンなどをペロリ。


午後に様子を見に行くと・・・
早く夜ご飯をくれ!と言わんばかりに威嚇してきます。(苦笑)
ま、元気な証拠ですね。



もうすぐサル山に帰れるから
もうちょっとガマンしてね。

今が旬!

みなさんこんばんは。長雨男の小林です。


昨日天気が良かったので、自宅前で七輪でサンマを焼いてみました。
焼き始めてすぐに・・・

ポツポツポツ・・・

ザーッ!

はい。お決まりのドシャ降りです。
なんでも降っていたのは私の住んでいる地区だけだったようで。
ドシャ降りの中、一人で玄関先で焼きましたよ。寂しくね・・・。



でもね、おいしかったですよ。ええ。もちろん。今が旬ですから。


ま、そんな話はいいとして

本日は朝から快晴でして、昨日の雨がウソのようです。(私だけ?)
約8000人のお客様にご来園いただきました!ありがとうございます!





おサルたちも朝日を浴びて気持ち良さそう。


たくさんのお客様にご来園いただいておりますが、
一つだけお願いがあります。


ドングリを食べ過ぎるとお腹を痛くします。
また、エサの量などもこちらで調整してきちんと管理していますので、
おサルたちに食べ物を与えるのは絶対に止めてくださいね。
よろしくお願いします。
ではでは。




先日おサルたちに与えたオニグルミですが、
やはり殻が硬くてだいぶ残していました。
何個か回収して割ってあげると喜んで食べていましたよ。



クルミをカリカリカリ・・・
リスは丈夫な歯ですね。当たり前だけど。

カリカリカリカリ

みなさんこんばんは。
髪をバッサリ切ってスッキリした小林です。
それにしても今朝は寒かったですね。髪を切って後悔しましたよ。頭が寒いっす。


今日の夕方、清水飼育員がクルミをたくさん持ってサル山に来てくれました。
彼の担当エランドの横にはオニグルミの木があり、この時季になるとたくさん落ちているんですね。



最近では野生のエゾリスがクルミを拾いに来ているとか・・・。


殻を割って食べやすくしても面白くないので、そのまま与えることにしました。
さてさて、殻を割るのにおサルたちはどんなことをするのか?
ひたすらかじるのかな?山の上から落としたりするのかな?
フフフ・・・おサルの行動を想像しただけでニヤニヤしてしまいます。



早速おサルたちにプレゼントしてみましょう!




なんだ?なんだ?と一斉に集まってきました。



ほとんどのサルは皮を取ります。



なんだ?やけに堅いぞ!変な表情。



クルミの実を食べるサルもいれば、皮を食べているサルもいます。


体の大きいオスはガリガリかじって割ることができました。

が、

オスの第2位、こう太は違います。


他のサルが割ったクルミを横取り。
さすがです。(苦笑)




ちず葉ちゃん、そんなに入れて大丈夫?



みんな一心不乱に割っています。
かじったり、山の頂上から落としたり、投げてみたり。
ホントおサルの行動は面白い。


体の小さいメスや年配のサルは割ることができず、あきらめていました。
明日の朝、クルミがどんな風になっているか楽しみです。


夕方「カリカリカリ・・・」とクルミをかじる音がずっと響いていたサル山でした。



今日のオマケ


朝から雨が降ったり止んだりでしたが・・・






夕方に一瞬見えた青空。
とてもキレイでした。

汗だくの男達 その2

みなさんこんにちは。


週末に子供の運動会があったのですが、開始直後に大雨。
中断したけど止みそうにないので、翌日再開。
翌日また途中から降り始めて、競技プログラムを短縮してなんとか終了。
まだまだ雨男を引きずっている小林です。(園児たちよ・・・ゴメンね)


さて前回の続きです。


まず、チップを入れる前に砂を入れるため、クマ館裏から運んできます。



手の空いている飼育員のみなさんに手伝ってもらいました。



タイタニック係長。



人間欲張ってはいけませんね。入れすぎると重くて運べません。



車から降ろして・・・


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おりゃーと気合で運びます。


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これをひたすら繰り返し。


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今度は砂を均して、チップを入れていきます。


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なぜか真剣なフリをする清水飼育員。


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最後にチェックしてOK。
フッカフカで樹木のいい香りがします。


早速、小麦を撒いてみました。

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フフフ・・・探してる探してる!
パキパキとおいしそうな音を立ててチップを食べていましたよ。

汗だくの男達

みなさんこんばんは。
トラブルメーカーの小林です。


レストハウス前のエサ場のウッドチップが少なくなってきたので、
補充することになりました。
補充といっても買ってきたチップを入れる訳ではありません。
チップを作るところからスタートです。
これがまたね、これでもかってぐらいのトラブル続きでして・・・


1、まずは動物科学館裏に保管しておいたヤナギの枝(40束)を乾燥させます。
  ところが・・・
  ヤナギの束の間にスズメバチの巣が!
  駆除のため数日遅れで作業開始。


これはごく一部ですよ。まだまだあります。


2、数日間乾燥させて、準備万端!と思ったら・・・
  連日の雨・雨・雨。
  こんなところで雨男の本領発揮。


3、ようやく晴れた!と思ったら・・・
  チップを作る機械が故障(泣)


機械の修理も終わり、ようやくチップ作成スタートです。
スタートまでに何日かかってんだか・・・(苦笑)



コチラがチップを作るマシーン。除雪機みたい。




前担当の朝倉先輩と久々のコンビ。
ですが・・・
この日の気温32℃!
目眩がするほどの暑さ。
でもおサルのために暑苦しい男二人がホコリまみれ、汗だくになって
がんばりましたよ。
最近、朝倉先輩太ってきたからなぁ・・・ちょうどいい運動になったはず(笑)



この大きな袋(バロンフゴって名前らしい)8袋分になりました。
これをトラックの荷台に積んでサル山まで運びます。
まぁ当たり前ですが
この袋、とにかく重たい!


「オレは一人でやってたんだぞ」
と、ドヤ顔されましたが・・・
効率性を求める私は一人ではやりませんよ。
それよりブログを書いてほしいもんです。



ちょっと長くなってしまったので、続きはまた・・・


今日のオマケ



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しかし似てますね。この二人。



円山名物ツインズ


あ、そうそう、前回のコメント欄にうっきーさんから質問ありましたね。
「べ代葉」は「べよは」と読むんですよ。
ちょっと言いづらいですけどね。

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