札幌100マイル

しろくま通信

円山動物園オフィシャルブログ 円山動物園で飼育しているホッキョクグマの情報をお伝えします!

『ホッキョクグマ』タグの付いた投稿

おつかれさま

出産の為室内へ収容していたキャンディですが、11月23日の14時37分に出産を確認しました。

結果として残念ながら仔は死んでしまいましたが、翌日回収した際、昨年同様とても綺麗な状態でチップの中に隠されていました。

キャンディの出産はこれで3回目となりますが、1回目、2回目、そして今回もこの綺麗な仔を見て全く同じ感覚を覚えます。

色々な思いがグルグルしてなんとも言えない。そんな感じ。

こんな時こそ失意泰然、冷静に見守りたいと思います。

現在は屋外扉も開放し外への出入りも自由にして、餌も少量ですが手渡しで食べています。

しばらく産後の体力回復と精神安定の為、静養させてあげたいと思います。

経過を観察し状態が元に戻り次第、世界のクマ館とエゾヒグマ館の観覧を再開する予定ですのでもうしばらくお待ち下さい。

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少しだけ外に出ていました。痩せてる様子も無いので一安心。

キャンディおつかれさま!

 

 

 

降ったどー

ごめんなさい雪乞いしたのは僕です。

そんな願いが通じてか、今日は札幌市内で20cmほど雪が積もりました。

朝クマ館についた頃には既に雪を堪能していた様子。

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おっ

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ずさー

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テンションの限界を突破したかのような喜びっぷり。

ララもご機嫌なようでした。

 

筋トレ

一昨日クマ館プールを全て水抜きしました。

そして昨日キャンディの給餌時に外扉を閉め様子を見ているところです。

今のところ特に外に出たがったり興奮する様子も無いので、このまま完全収容かなーと思っています。

ララはとてもリラックスしている様ですが、

リラはプールの中で縁から顔を出しては消え、出しては消えを繰り返していました。

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冬に備えて筋トレですね

その頃父は

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平和です。

 

 

 

お願いキャンディ

公式サイトでもお知らせしていましたが、

明日11月4日から、キャンディの出産準備に向けて世界のクマ館周辺が立ち入り禁止となります。

ホッキョクグマの妊娠については、判定する事が困難で外見でも判断することはできません。なので交尾が確認できた時点で妊娠している体で準備を進めています。

妊娠の兆候と思われるものとしては、乳頭の張り具合や餌の食べ方、食べ残しの有無、そして些細な行動の変化です。

10月初め頃から餌の食べ残しや、食べ方、乳頭が張ってくる等の変化が見られはじめました。

現在はその頃より更に乳頭の張り具合が目立ち、馬肉と水しか口に入れていません。

順調ですが、昨年の状態と比較しても早いんです。

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上が10月初旬、下が今日。左前肢の下辺りに見える黒い点が4つある内の左下の乳。毛の具合も違いますが、近くで見るとタケノコの生え始めみたいな感じ。

まずは、周辺が静かになった状況で、産室の中が絶対に安全な場所と認識してもらう必要があります。

恐らくこれから徐々に産室での滞在時間が長くなってくると思うので、様子を見ながら落ち着いた状態で完全収容したいと考えています。

キャンディは昨日で23歳となり、やはり年齢を重ねる毎に出産の可能性も下がっていってしまいます。

昨年は残念ながら死産でしたが、それでも生まれた子をきれいに舐めてケアをし、なんとか育てようとしていたので

今年こそは無事元気な赤ちゃんを産んで欲しいという言葉や態度では到底表せないほどのとてつもなく強く激しい熱い思いで冷静に毎日観察を続けています。

しばらくはララ・リラ・デナリ・キャンディには会えなくなりますが、キャンディが安心して出産し、元気な子グマと共に皆さんにお披露目できるよう祈願して頂ければと思います。

 

 

 

 

お知らせ

明日9月24日から、ララとリラのメイン放飼場にて工事が始まります。

プールの縁を削る工事です。予定は一週間程度。

それに伴い、工事完了までメイン放飼場が使用出来なくなる為、終日サブ放飼場(メインの隣の格子のついたとこ2マス)での展示となります。

ちなみにこのサブ放飼場のプール、結構近いのでクマが飛び込むと観覧側に大量の水がスプラッーーーシュする事がありますのでご注意下さい。

それともうひとつ、お陰さまでリラもすくすくと成長し、食べるスピードもどんどん早くなってきました。

2頭それぞれの摂餌量を調整する為、現在給餌は屋内にて個別に与えていますので、メイン放飼場屋外での給餌はしばらくありません。

問い合わせの多いエサの時間についてですが、前にも書いたかもしれません。ホッキョクグマの給餌は、あくまでも個体に合わせて行っている為、時間を決めていません。朝一はお腹が空いているので、できるだけ早い時間に与えていますが、それ以降は未定です。親子に関して言えば、ララが寝ている時や遊んでいる時は時間をずらしています。なので、1日の給餌回数も変動します。

見せるために時間を設定して給餌を行うのではなく、個体に合わせて給餌を行ってきた結果、この給餌の時なら動物にも無理なく自然にいつも通りの状態をお客様にも見てもらう事ができる。

といって始めて「ホッキョクグマのお食事タイム」というものが実施できると考えているので、今後も突然放送がかかり給餌が始まるという事になりますがご理解頂ければと思います。

更に更にもうひとつ今後の予定になりますが、今年はキャンディの出産準備の為、恐らく11月上旬に世界のクマ館のホッキョクグマは全て(ララ・リラ・キャンディ・デナリ)観覧不可になります。

キャンディの状態次第なので予定が早まる可能性もありますが、その際は何卒ご協力をお願いします。

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閉園後のキャンディ。

 

 

 

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