札幌100マイル

百合が原公園*スタッフブログ

ユリだけじゃない百合が原公園の魅力をご紹介します

2009年05月14日 の投稿一覧

青に~♪ 白に~♪

こんにちわ♪ ウッピーです。 

今日は盛りだくさんな内容で~す!!
お時間のある方は、最後まで読んでくださいね~っ。

まずは、こちらからご紹介。

現在、見頃をむかえている、ムスカリの道♪

リリートレインに乗ると、進行方向の左手側に青い絨毯が広がってきます。
列車がゆっくり進むので、自然の風を感じながら、色とりどりのチューリップをゆっくりみることができますよ♪
  
そして、リリートレインが「世界の庭園」にさしかかると、左手側の緑の間からとってもきれいな白い光景が・・・。

白い光景の正体を確かめに行ってみると・・・。
世界の庭園のムンヒェナーガルテンに咲いていた、ユキヤナギでした♪

学名 Spiraea thunbergii Sieb.ex Blume
バラ科 スピラエア属(和名 シモツケ属)

属名は、おそらくギリシャ語 speira(花輪、うず巻きの意)に由来し、花のついた枝が花輪をつくることに用いられたことにちなむそうです。

どちらもオススメです(*^^)v

続いて、緑のセンター「大温室」で行っている「キッチンガーデン展」の植物をご紹介♪

オリーブです♪

学名 Olea europaea cv.
モクセイ科 オレア属

果実の果肉から製造されるオリーブ油や、果実を塩漬けにしたピクルスでも馴染みのある植物ですね。

栽培品種は、世界で500品種以上あるといわれています。

栽培品種により、樹高が10mをこすものもあり、樹齢もきわめて長く、スペインのマジョルカ島には、1000年をこえる老樹が現存し、果実を実らせているそうです。

古代ギリシャでは、オリーブの木は英知の女神アテネがつくったものとされ、痛みを予防、軽減する効果があるとの俗信から神の慈愛の象徴とされていたそうです。

古代ギリシアで行われていた「オリンピア祭典競技」(古代オリンピック)では、オリーブの細枝と葉を編んだ冠を、栄誉のしるしとして競技の優勝者に与えられていたとのこと。
ちなみに、2004年にアテネで開催されたオリンピックの冠もオリーブで作られたものだったそうです。

オリーブ油は、不飽和脂肪酸のオレイン酸が豊富で、加熱しても酸化しにくいといわれています。
食用として利用の他、アロマテラピーや手作り石鹸の基材としても利用されているんですよっ♪  


最後に。。

あっ!! バナナが熟してる~っ♪

小温室に展示している、三尺バナナが黄色く熟してます。
※注意※ 展示植物なので、食べられません(笑)

公園内の施設の営業時間等につきましては、こちらをご覧下さい。
http://www.sapporo-park.or.jp/yuri/contents/info.html

下の「続き」で、もうひとつ植物をご紹介してます♪ お時間のある方はご覧下さい。
それでは、また(^o^)丿

続いて、こちらの植物のご紹介♪

カレンデュラ ‘ フラッシュバックMix ’です♪

学名 Calendula offcinalis cv.FlashBack Mix
キク科 カレンドゥラ属 

和名では、キンセンカと呼ばれ、花壇に咲いている花として馴染みがありますよね。

属名は、ラテン語 calendae(月の第一日の意、その日に利子が支払われた)に由来し、絶え間なく開花することにちなむといわれています。

南ヨーロッパ原産です。
日本では早くから品種改良が進められ、また輸入も盛んで、とくに花壇品種が多いそうです。

ちなみに、カレンデュラ 「学名 Calendula offcinalis」は、ハーブとしてとても有名な植物です。
古くから皮膚や粘膜の損傷に用いられてきました。
カロチノイド色素などを含む花弁を植物油に漬け込んで成分を抽出した浸出油や、アルコールに漬け込んで成分を抽出したチンキを外用などに利用したりします。

※注意※ ハーブを利用する場合は、注意が必要な場合があります。
植物の学名を確認して使用しましょう♪ 使用方法は、専門書をご参照下さい。

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