札幌100マイル

円山飼育員日誌~サルと一緒!

円山動物園のニホンザルを中心とした動物達と、ちょっと変わった飼育係をご紹介!

2016年02月15日 の投稿一覧

冬に逆戻り

みなさんこんばんは。

週末は気温も高く、雨が降って一気に雪が融けましたね。

が、一転して今日は氷点下でガチガチに凍ってしまい、雪も降って一気に冬に逆戻りした札幌です。

 

さて、最近お客様から

「おサルさんたちは寒くないんでしょうか?」

「寒そうなので何とかしてあげてください」

といった質問や要望があります。

 

実は新しいくリニューアルしたサル山にはいろいろと工夫がされているので、

今日はそちらを紹介していきたいと思います。

 

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まずはこちらのエサ場。

 

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サルたちが毎日エサを食べる場所です。

 

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実はこのエリアはロードヒーティングが入っていて、床面は暖かくなっているんです!

床面はだいたい7~8℃ぐらいでしょうか。

ヒーティングが入っていないエリアと比較すると一目瞭然ですね。

 

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そしてこのエサ場を奥の方へ進んで行くと・・・

 

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もうちょっと進みます。

 

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なにやら怪しい入口が・・・

 

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中はこのようになっていて、ヒーティングは入っていませんが雨や風や雪は十分にしのげます。

この中で寝ているサルも多いようです。

 

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さらにエサ場には飼育員が出入りするドアがあります。

その横に四角い出入り口があるのがわかりますか?

 

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この中は暖房が入った室内の部屋になっています。

外との気温差が激しいと体調を崩す恐れがあるため、室温は12℃ぐらいに設定しています。

 

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それからレストハウス1階のガラス越しに見える岩場。

こちらは以前にも紹介しましたが、この岩場の中にもヒーティングが入っており、

常時床面は15℃ぐらいに保たれています。

 

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寒い日はこのようにサルたちが集まっていますよ!

 

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サル山の地下では温度センサーによってしっかりと温度管理がされています。

 

このようにサルたちが寒くならないようにいろいろと工夫がされているので、

安心してくださいねー!

 

 

 

 

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