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わくわく蟲ランド 食虫展
Posted by zoozakki on 2014年7月27日(日) 17:17
ただいま開催中の夏の特別展示「わくわく蟲ランド 食虫展2014」を覗いてきました。
ここで全部をお見せするのはもったいないので、ほんの一部だけご紹介します。
会場は正門すぐそばの動物科学館ホール。蚊取り線香、虫除けスプレーは「ダメ!ゼッタイ」
中に入ると、さっそく目に飛び込んできた巨大バッタ!
環境汚染による突然変異か!!
と思いきや、これはオブジェだったようです。一安心。
その後ろにはたくさんの虫の展示ケースが並んでいます。
どれどれ、本物の虫はどこかな~
おっと、世の少年達の心をくすぐりまくるであろうこのカッコイイのはなんだ!
「コーカサスオオカブト」といって、アジア最大のカブトムシらしい。
こんなのともしも森の中ででも出くわしたなら、興奮度マックス間違いなしでしょう。
あ、残念ながら日本にはいませんよ~。
続いて、出ました~
洗濯機のホース。
みたいな巨大な…なんだこれは!?
これは「ヤスデ」とのこと。
説明文によると、刺激するとくさい液を分泌するらしいんですが、「においは「実家のタンス」みたいなので心配無用」とあります。ん?心配無用?これを書いた人の実家のタンスが気になってきました。
さて、ここで問題です。
この写真の中に、虫が1匹いますが、見つけられますか?
正解は、これ
オオコノハムシという虫で、その名のとおり、木の葉に擬態している虫です。
解らなかった人は、もう一度よーく見ると解るはずです。
個人的にはこの虫が一番好きで、家で飼いたいくらいです。
葉脈や葉の先の枯れかかったところなど、なぜこんなにも葉にそっくりな形になったのか。
ダーウィンの進化論では説明ができない、サムシング・グレートの存在を感じさせる神秘的な虫です。
そして、これもまたすごい虫を発見。
タンザニアバンデッドオオウデムシ
なんでも、世界三大奇虫のひとつらしい。
確かに、このフォルムの奇抜さは他の虫より群を抜いていますね。
画像では解りませんが、見ていると、長くて細い触覚!?を動かしており、その動きは滑らかなスローモーションのようで、なんとも表現しがたい奇妙さです。
会場には、他にも「虫と触れ合えるコーナー」もあります。
こちらはゴキブリの仲間で、「デュビア」という虫。ゴキブリと聞くと敬遠しがちですが、手に取ってみると、案外かわいかったりするものです。
そして、今回の虫展のテーマ「食虫展」ということで、食べられる虫の紹介もしています。
イナゴの甘露煮の缶詰タワー
こちら、古くから日本で食べられているという、蜂の子、ざざむし、いなご
皿に盛ってみると意外と美味しそうですね。今、口の中で「ごっくん」と鳴りました。
最後に、食べたい虫の投票のコーナーもありました。みなさんも虫、食べてみたいですか?
ほかにもここでは紹介しきれなかった世界の奇想天外な蟲たちがいっぱいいるので、ぜひあなたの目で確かめにきてくださいね!