札幌100マイル

円山動物園ブログ

円山動物園の動物の近況や出来事などを綴ります

『アリ』タグの付いた投稿

色々

ご無沙汰しているパーマです。



今日は色々と更新していきたいと思います。




まずこちら



センターラボの一角にある水草ストック水槽の様子を久しぶりに見ていきましょう。










いやぁ いいですね!  皆さんお気づきだと思いますがほとんどの水草が水中葉になって淡い緑色に変化しましたね。


以前もお話したとおり水草には種類にもよりますが水中葉と水上葉があるのです!


詳しくは以前のパーマのブログをご覧ください(長いので)






ラボの外からも見てみましょうか




こちらから見ると水草に変化があるのがわかりますね。 

・・・・え? わかりませんか? そんなんではまだまだ観察眼が足りませんよ!(はい すみません)


ヒントはミクロソリウムに注目です。





いかがでしょうか? 葉っぱから新しく芽が出てきているのに気がつきますね。


このミクロソリウムは古くなった葉っぱから新しく株が増えたりするんです。


実はミツヅノコノハにも入っていてこんな感じになってます。





ありますね きてますね!   寄ってみましょう





こちらも生えてきていますね。


今はこの葉っぱを切って溶岩砂利に活着させているとこをなのでミツヅノコノハを見る時はオタマジャクシだけでなくそちらにも注目ですね。


さて どんどん行きます。



こちら水草水槽と新設ミツヅノコノハ水槽の間に何かありますね?





こちら 実に怪しげですね。  マニアの方はこの存在に気が付いていたかもしれないですが紹介します。







いいですねぇ 皆さんご存知のミクロソリウム・ウンディロブの水上葉ですね!(知らないって)


なんか前も紹介した気がしますがこちらも順調に育っていますね。

もしかしたらそのうち展示場デビューする日もあるかもしれませんのでお楽しみに。



はい 進みます(まだまだ進みます)







この写真を見てピンと来た方は最近爬虫類館に入り浸っていいるのでしょう。


そうです! 新しいお仲間が入りました!



え? わかりませんか?   そんなんではまだまだ・・・(省略です



右側に注目ですね。



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少し写真が悪いですが赤い尾びれがチャームポイントのこんな魚が仲間入りしてたんですね。


お気づきでしたか?


名前はレッドテールブラックシャークと言いますね。

シャークと言ってもサメではありませんのでご注意願いたいですね。

彼はコイ科のお魚です。


なぜ彼が仲間入りしたかと言うと最近来て観察した方ならわかりますよね?(勿体ぶるな)


その通り! コケ掃除のためですね。

ブラックシャークはコケを食べてくれるので水槽では役に立つのです!

まあ 他にももっとコケを喰ってくれるやつらが居るのですが・・・・個人的に自分も爬虫類館の主が好きなので導入しました。



そのうち仲間がどんどん増えていくかも知れませんね!




さて次です(まだ!?)






ミツユビアンヒューマ様の水草たちもとんでもないことになってますね。



この浮き草が勢力を拡大して水面を覆い尽くしてますね。


水中は・・
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根っこだらけで良い感じですね。


今この浮き草は新たな謎の葉を広げているので是非爬虫類館に来たら見逃さずに見てくださいね。





次です。(!!)


水換え風景の紹介です。  長くなってきたのでさらっと行きます
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ライトをどけます


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ホースで水を吸います。  この時はサイフォンの原理を使って吸っているのですが
自分が水換えをしているのを見てどういう原理で水が出てるかわからない方のために説明しましょう。


まずホースを水につけますね。 そして思いきり水につけていない方を吸います!

そうすると水槽の上から下側まで水がホースの中を移動しますよね?

そうするとどうなるかと言うと水が重力にひっぱられて下に落ちてきます。

ということはその水に他の水も引っ張られて流れ続けるというわけです!


???  というかたも多いと思いますねで詳しく知りたい方は爬虫類館に居るパーマに訪ねてください。  嫌といっても教えますので(迷惑!)



さてどんどん行きます。


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水を抜いたら 浄水器を通した水を入れます。


浄水器を通す理由は水道水には塩素が入っていて魚や水草には有害でバクテリアなんかも塩素で死んでしまうからですね。

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これは出てきている水の水温を確かめています。

あまりに温度差があるとこれまた生体に有害です。


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水を張れば完了ですね。


すぐに水草が光合成で気泡を出す姿を確認できますね。


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写真ではわかりづらいですね。 葉っぱに少し気泡があります。




さてだいぶ長いですかね? でも溜ってるのでいいですよね?


はい 行きますお付き合いくださいませ(明日は久しぶりに長いって言われそうだなぁ)



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コオロギですね。


映っているのは4月から来ている北広島高校の遠藤先生ですね。

すっかりコオロギ仲間でいつも手伝って頂いています。(謝々)




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良い艶ですね。 ぷりぷりしていて美味しそうですね!



今日はコオロギをアップで紹介していきますよ!(虫嫌いの方は注意)




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まずは成虫手前の子ですね。   よく見ると小さい羽があってなんかヤゴ見たいですね! そう思うのは自分だけでしょうか?



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あっという間に手をグングン登ってきますね。



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いやぁ 躍動感あって可愛らしいですね!(頭がおかしい)

スカラベの大群って感じですね。



こちらは成虫ですね
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良い顔してますね。

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成虫の特徴はなんといっても羽が生えていることですかね。


羽は雄なら鳴くために使ってますね。

たまに高い所から落ちる時に羽を羽ばたかせて衝撃を和らげたりもしてましたね。



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こちらは成虫になったばかりのコオロギですね。 まだ白っぽくてとても怪しげな美しさを放っていますね。


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この時は可愛い顔してますね。


普通のコオロギと並べるとこんな感じです。


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まったく別の生き物に見えますね。


次は生まれたてです。


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わかりますかね?

アリのような点がソレですね。


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とても小さいですね。


少し成長すると・・・


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まあ こんな感じですかね。



いやぁ 長くなってますかね?  久しぶりの長大作来てますね!!(超迷惑!)



そろそろ終わりですから・・・



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こちら ネズミ ラット室ですね



ついに来ましたよ! だいぶ前なんですが報告が遅れていました。




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まずはマウスですね。 ハツカネズミのことです。



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こっちはラットですね。 ラットはマウスよりも全然大きいですね。


ドブネズミの改良品種ですね。


マウスもラットも眼が赤いのはアルビノと言って体の色素が無くなっていてそのせいで眼の中の血が透き通って見えて赤い目をしているんですね。

爬虫類館にはアルビノのマムシもいるので是非見てくださいね。





さて やっとラストです(長かった・・・)



えぇ アリです。




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いかがでしょう?   だいぶ来てますね!(色々な意味で)


まずは・・・


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巣がだんだん掘り進まれています。  とても働き物ですね。




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そしてカビも来てますね!  近じか新しいアリ伝説に引っ越し予定です。


その様子はブログで紹介したいと思いますよ。


移動した暁には曜日限定でセンターラボから見えるところに置きたいと思いますので楽しみにしていてくださいね。


ちなみに今は地下にあるので見れません。 ご了承ください。




現在のアリ全匹です。
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働きが15匹の女王は1匹ですね。


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そして卵と生まれたての幼虫がちらほらですね。



さてコオロギを入れました。


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みんなで頑張って捕まえていますね。  獲物に群がるまさに弱肉強食です。



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まずは足を取って動きを封じる作戦ですね。 彼らはとても策略家で物凄い軍事力ですね。



さて最後にアリの皆さんなかなか知らないであろう行動を紹介します。


真ん中の二匹の兵隊アリに注目ですね。
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そうです他の動物と同じように仲間同士でグルーミング(毛づくろい)するのです!

グルーミングされている個体は気持ちよさそうに体をまかせていましたね。

ぱっと見死んでるように動かなくなります。




こんな感じで今日は終わりたいと思います。




今日も皆さんの貴重な時間を(カップめん何個分?) 長い長いアリなどブログを見るのに使って頂きありがとうございます。


これに懲りずにこれからも見てくださいね。  それではまた長い長いアリなどブログでお会いしましょう・・・   (明日は何人に長いと怒られることか・・・)

引越し

ご無沙汰しておりますパーマにございます。


さて今日は短く行きたいと思います。









はい コオロギですね。



今回は旧は虫類館付属の昆虫館からのコオロギの引越しを紹介したいと思います。



まず写真のように新しいケースを用意しますね。


中に入っているのわ卵パックですね。



見てお分かりのとおり右は汚くなったケースです。






コオロギのたくさん入ったケースに卵パックを入れると皆さん上ってくるのですね。

それを新しいケージに移していく地味な作業ですね。







こんな感じでくっつきます。






振り落とします。






なぜ新しいケースにも卵パックが入っているのかお分かりですよね?

え? わかりませんか?    そんなんではまだまだコオロギマニアには程遠いですよ!(なりたくもない)


まあ自分のブログをお好きな方はお気づきですね。



前にも紹介したとおりコオロギは自分達の重さで圧死プラス蒸れて死んでしまうんですね。   蒸れるってのは前には説明していなかったですね。 これに気がついた方はさすがです(わからんて)



はい 進みましょう



全部移すとこんな感じですね。

皆さんパニックになっているのでまだ卵パックに乗っていない子も居ますね。



寄って見るとこんな感じです。




いい顔してますね!



どれくらい居るのかわかりやすくするために卵パックをどけてみましょうか。






いやぁ えらい居ますね!!  うごめく絨毯ですね。



寄って見ると・・・・






いいつやしてますね!
  

運がよければ旧爬虫類館から大量のコオロギを持ったパーマが現れる日もあると思うので楽しみにしていてくださいね(見たくもない)



残りケージは4つあるので4回は出現しますね。





さて続けましょう。






コオロギ室にも遅い春がきましたね。

何の花だかわかりますか?  これでわかった方は野菜マニアなのでしょう。



正解はこちら・・・・









えぇ 白菜ですね。  コオロギの餌の白菜から花が咲いていたのです。

心が癒されましたね。 コオロギは花までおいしくいただいていましたね。






この白菜はめくってみると中は花だらけでしたね。



さていよいよラストです。  アリですね。







アリも育っていますね。  この時点で変化に気がついた方はだいぶ来てますね!(いい意味)


わかりませんか?







これでわかりましたね。  え?  小さい黄色い粒がわかりませんか?

卵ですね。  着々と増えていますね。

最近はムネアカクィーンもお腹パンパンで生みまくってます。

コオロギをあげてるのが効いているかもしれないですね!


いまや兵隊の数は14匹になりましたよ 過去最大ですね!







次回は14匹を紹介したいと思います。



それでは仕事もあるのでこの辺で。



今回は短かったですが  また長い長いアリなどブログでお会いしましょう・・・・・

久しぶりに・・・




さて ご無沙汰していましたパーマです。


写真は三川飼育員の机の上にあったものです! 下の雑誌はもちろん自分のですが(笑)


負けてはいられないので更新しますね。




今回もかなり写真が貯まってきたので大量放出しますね(迷惑)お付き合いください。




では行きましょう。






今回のテーマは写真を見ての通り『水草』です!


え? 写真を見てもわからないですか?  そんなんではまだまだ観察眼が足りないですよ!

よく見ると水に沈んでいるのがわかりますね。


この時点でなんの展示スペースかわかった方はすでに爬虫類館に侵入したと思われますね。


答えはしばらくおいといて話を進めますね。



今回なぜ水草を紹介するかと言えば 陸上の植物は本田さんが紹介していましたから自分は水草です!


そう水物と言えばパーマなのです。 なんせアクアリストですからね!



それでは水草の紹介に行きますよ。







はい まずはこちら右側の細長い葉っぱのやつですね。

これはバリスネリア・スピラリス 定番な水草ですね!(知らないって)




これは簡単!!



これはわかりますよね? 定番中の定番! アマゾンソードですね(だから知らないって)


お次は



写真中央奥の細いやつです。

シペルス・フェルフォリーですね。






これも奥にあるやつです。

ハイグロフィラ・ポリスペルマですね。 これはまだ水上葉と思われますね。


水上葉? となった方のためにお答えいたしましょう。


水草と言うのは乾季と雨季に葉が陸上に適すものと水中に適すものに変わるのです(水中にしかない水草もありますよ)



乾季になると川などの水位が減って水草は陸上に出ますね。 そうすると陸上の植物のような硬くて頑丈な葉っぱをつけるのです。

見た目も結構変わるものも多いんですよ。

そして雨季になると水中に入りますね。 そうすると今度は柔らかくて淡い感じの葉っぱをつけるんですね。


とまあこんな感じで水草は環境に合わせて葉っぱを変えることが多いのです!



話が案の定脱線してきてるので戻りますね。






もうひとつミクロソリウム・プテロプス別名ウォーターファンと呼ばれる
水生のシダですね。

シダと言えば爬虫類館の主もシダがお好きですね。



色々書いてきましたが水草は今のところ5種類ですね。

ロゼット型、有茎型、活着型などが入っています。



今回ある両生類の水草導入を任されたわけですが まず水草をポットに植えるところから始まりました。


なぜポットに植えているかと言うと今回水草を入れる水槽には溶岩砂利をひいているのですが溶岩砂利では水草が育つための栄養が足りないのです!

そこでポットに水草用のソイル(土などに栄養などをプラスして焼き固めたもの)を入れて水草を植えたのです。

いかんせん今回はロゼット型が多かったのでこの方法を取りました。


ロゼットだとどうなの? と思いの方も多いでしょうからお答えします(嫌だと言っても書きますよ!)

ロゼット型だと根から栄養を吸収します。 ? 植物だから当たり前だと思ったら大間違いですよ!

水草を取り巻く環境はほとんどが水! 水中苔などの活着型や有茎水草も葉っぱから栄養を吸収することが多いのです!!


と こんな感じでポットに植える理由はわかっていただけましたね?




どんどん行きますね。





こちらが植えて直後のあるお方の水槽です。 濁りは時間とともに消えます。


そしてついに新居へあの方をお招きします。








入りましたね。 そしてやってくれています。





この方ミツユビアンヒューマですね。  彼との付き合いは去年からです。

昆虫館の裏で飼育していた時から水物と言うことでお世話になっていましたがついにお客様の前にデビューですね(もうだいぶ前になりますが・・・)





そして 彼は意外とよく動きます なので水草は抜けて浮いていますね。

犠牲者はハイグロフィラですね。一番浮力が強かったので仕方ないです



水草が浮いている方が自然で かつアンヒューマを強力なメタハラの光から守ってくれるのでいいですね。


メタハラでいいなぁと思った方はアクアリスト!?ですね


メタハライドランプとは強力な光をだす高価なライトなのです!
これがあると水草などの植物の育成が楽になるんですよ。

パーマも欲しくてたまらない一品ですね!!



さて この写真でピンと来た方はさすがですね!




そうです! アマゾンソードとミクロソリウムがないんですね。

理由は生息地と違う植物だからですね。

ミクロソリウムはミドリニシキヘビの展示場にあるので要チェックですよ!

アマゾンソードはと言うと・・・







センターラボのミツヅノコノハガエルのオタマジャクシの下のパーマの趣味スペース!(間違え)の水草ストック水槽に入っています。

この水槽は昼過ぎにパーマが毎日水換えしているので皆さんご存知でしたかね?(知らない)


なぜ毎日水換えしているか? ですか?(聞いてないって)

それは水換えすることで水草が光合成するのに必要な二酸化炭素の追加とコケの発生を防止しているんですね。

そして時間帯も重要な点ですよ! 水草はライトがついてから2~3時間後ぐらいから光合成を盛んにするのでその時間に合わせて行っていたんですね。


とまあ こんな感じでとりあえず水草に関して書きたいことは書いた気がします。


それではまた来週! ・・・・






で終わるパーマではないのはわかっていますよね? はい 行きます。







最近にぎやかになってきているコオロギですね!








いやぁ 色々なサイズが居ますね! 

上から順にヤドクガエル、カナヘビ&アマガエルet、カメレオン&アオホソオオトカゲなどの餌になるサイズですね。


前にもお話した通り爬虫類館では色々なサイズのコオロギが必要なのでこの通り・・・




毎日大量に卵を生んでいるのです!


シャーレに土を入れたものが産卵場になるんですね。

コオロギ部屋の電気は一番コオロギが殖える日照時間に調整されているのも円山コオロギ部屋の特徴です。



この卵も16日で孵化して赤ちゃんコオロギになるという速さです!





さてコオロギもとりあえず終わっていよいよ皆さんお待ちかねのメインです!!(まだあるの!!)







えぇ 今日のムネアカ様でございます。





そして今日も掘っています! 聞いた話だと働きアリの何割かはサボっているというアリですがうちのアリは働き者!!


おかげで子供たち(幼虫)も大きくなってきました!






繭になった幼虫もちらちら見えますね。  




お! 気がつきましたか!!  え? な人はまだまだ観察・・(省略)



その通り左から二番目のアリに注目です!

色が違いますよね?  先日幼虫からアリに昇格したばかりのムネアカアリですね。

このこもかなりな働き者で若さあふれる働きぶりですよ!


そして女王は・・





相も変わらず子供たちとは別居中ですね。 ただ常に働きアリが身の回りのお世話をしていますね。


早く巣穴が完成して皆が仲良く暮らすところが見たい今日この頃ですね。




さて気がついたらえらい長くなってる気もしますが(なってるよ!)


やっと終わりです。


最後にオマケ写真





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いまわ無き多肉植物・・・

犯人は


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本田さんにお世話されているトゲチャクワラさんですね。

オープン直後にはすでにほぼ完食されていた多肉たちでした。




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そして本田さんの右手近くにいらっしゃるこれ


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凶悪殺人植物(普通の植物ですから)アガレですね。

幾度となく本田さんとパーマを突き刺した凶悪な植物です さすがのチャクワラさんも食べませんね。



最後のとっておき



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なかなか見ることがないのでは? コバルトヤドクガエルのお腹(裏側全体)
です。

お腹までコバルト色! 綺麗ですね。




それでは今回も長い間よく読んで頂きました これに懲りずにまた長い長いアリなどブログでお会いしましょう・・・・(明日も長い!って言われそう)

裏の世界

今日は皆様を新は虫類館裏の世界へご案内しましょう。

と 行きたいところなのですがこの記事を書くのは二回目なのですよ えぇ半分くらい書いたところでパソコンがいきなり消えましてね(書き始めて1時間のこと)だいぶ気持も下がりましたので内容はだいぶ薄くなると思いますがお付き合いください。



はい 




いかにもな感じの怪しげな階段を下っていきます。




したにたどり着くといくつもの扉があります。

その扉を開くと・・・・・




そこは夢のワンルームコオロギの楽園へと続いているのでした。


はい コオロギブログ行きますかね。





さて この写真を見てお気づきの方 さすがですね! よく観察眼を鍛えていらっしゃいますね。


え? わかりませんか?   仕方ないですね(はい すみません)






こちらが先日のブログの写真ですね。





で これが現在の写真です。 お分かりですね?

そうです衣装ケースが増えているのです!  どうでしょうか? アハ体験できましたか?



さて これだけの数の衣装ケースがあるとコオロギも増やし放題ですね!

目指せ100万匹ってところですかね? なんせ爬虫類館ではえらい量のコオロギが必要ですからね。



さて 新は虫類館のコオロギたちもいよいよ生まれ始めましたよ!


こちら


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いやぁ えらいことになってますね!!  ざっと1000匹くらいは居ますかね?


え? よく見えないですか?  仕方がありませんね。




どうでしょうか?  もっと寄ってみましょうか?  サービスショットですよ



はい

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いいですね 湧いていますね もう生まれているというよりは湧いてますね!!


そして もうひとつオマケです。  

最近の若い人なら見たことないんじゃないですかね?(普通は無い!?)


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そうです この世に生まれおちたばかりのコオロギですね。

生まれたては白っぽいの知ってましたか?  あっ ちなみに画面中央の白菜に乗ってる白っぽいのがソレですね。

生まれて時間がたつと黒っぽい皆さんよく見るコオロギ色になるんですね。



あとは脱皮したてだと白いですね。 脱皮直後は体も柔らかいのでこの時に仲間に食べられることも多いんですよ!   特に動物性たんぱく質が不足するとよく共食いが起こりますね。

なので動物園では白菜とマウスペレット(名前の通りネズミの餌)も与えているんですよ。


どんどん話が膨らみますが続けますね(えぇ 続けますとも)

白菜を与えている理由は柔らかくて水分も豊富だからですね。  キャベツだと生まれたてには硬すぎますし、レタスだと高いですしね(コストが)

なので白菜が一番いいと思っていますよ。



あっ  あと卵パックを入れているのは仲間同士が重ならないようにと隠れ家などの提供ですね。


コオロギが育ってくると自分たちの重さで死んでしまうほどの密度になるので個体を分散させる役割があるのです!

そして脱皮直後の乾燥と仲間からの襲撃を逃れるための隠れ家ですね。



さて 話が終わらないので進みましょうか なんせまだ三分の一くらいですから(!!!)




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さて こちらの写真を見て何か気がつきませんか?  わかりませんかね? そんなんではまだまだ観察眼が足りませんね(はい すみません)



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さすがにわかりましたね  そうです! 蓋がついたんですね。

この時点で蓋の理由に気がついた方は自分のブログが相当好きだと思われますね
えぇ だいぶいっちゃってますね(言い過ぎです) ちゃんと自分が文章の節々に出しているヒントをよく見ていらっしゃる。

わかりませんか?  今回は特別初回限定版としてヒントを出しましょうキーワードは「乾燥」です。

そして

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これですね。  もうお分かりですよね? 

その通り卵を乾燥から守り湿度をたもつための蓋だったのですね。



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この写真をみてそれに気がついた方は重度の動物好き脳になっているので注意しましょう(素晴らしいことです)




さて コオロギは今日のところこれぐらいにして他の扉も開きに行きましょう。





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こちらマウス部屋もきてますね!   え?わかりませんか?  そんなんではまだまだ・・・・(以下省略)



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そうです メタルラックが導入されたんですね。  だいぶ研究所チックになってきたじゃないですか!

しかしながらまだマウスは入っていないのでこちらはまた追って報告したいと思います。




さて今回もだいぶ長くなってきましたね!  データが飛んだのをものともしない量になってきました!!(良い迷惑)


まだ書かさせて頂きますよ! (まだ書くのかい)


なんせここからがこのブログのメイン! 皆さんお待ちかねの アリ でございます。




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ご健在ムネアカ様です。   兵隊アリ、幼虫と仲良く暮らしてますね。


そして前回載せると言っていたこちら


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出来てきていますねぇ  なかなかの深さになりましたね!   えっ? わからないんですか?   そんなんではまだまだ観察目が足りませんよ!


毎回すみませんね


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ここまで親切に指をさせばわかりますね。 そうです巣穴です。  

ここで巣穴ではなくて自分の指先の傷に目が行ったあなたは相当な観察眼の持ち主ですね!!(気づかないって)

この傷は新は虫類館の展示に使う溶岩砂利を洗ったりすると出来るのですね。


脱線しました 戻ります。



巣穴は兵隊アリがせっせと掘ってくれているのでムネアカクイーンが引っ越しするのも時間の問題かもしれませんね。



さて 今日はムネアカにヤドクガエルのおこぼれを頂きましたよ!

こちら


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居ますね・・・・  この段階で見えた方はニュータイプですね


この感じ・・・コオロギ!! ですね


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巣穴に避難中ですね。   しかしそこはムネアカの占拠する空間ですからやはり・・・


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捕まりましたね。  ムネアカ兵隊のあんな機敏な動きは初めてみましたね  野生の獰猛さを忘れたわけではなかったみたいですね。

やはり動物質の餌もムネアカ成長には必要と言うことでヤドクのおこぼれを入れてみたのでした。

写真中央の兵隊の口元に注目ですね。



なかなか最近の方はアリが獲物を捕まえるところも見たことないんじゃないですかね?

自分なんて人間はよく子供のころにアリの巣に昆虫を投げ込んでいた人間なのですがいかがでしょうか?  いちばん身近で野生の厳しさや獲物を狩るためのチームプレイを見せてくれるのがアリだと自分は思いますね。


ただ捕まえるのではなくお尻から蟻酸(ぎさん)をかけたりと巧みな攻撃をしていますので皆さんも機会があれば見てみてください。小さな生き物でも凄いドラマを見ることが出来ますよ。

なんせアリは物凄い軍事力で人間と同じ大きさならそれはまさに最強ですからね!
クモの方が機動力はありますが・・・軍事力なら負けません!

グンタイアリなんて最強ですよいろんな動物ですら食べますからね。




パーマにアリ・・とつぶやいて頂ければ狩りの瞬間をお見せすることもできるでしょう。


ムネアカのお食事タイムでもやろうかな? (ダメだろ)



さて 最後です(やっとか)



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ムネアカ様はセンターラボから地下のパーマの夢のワンルームへ引っ越ししました。

コオロギ、ムネアカ部屋・・・完璧趣味の世界になってきましたね(怒られるかな?)


まあ細かいことは気にせずにこれからもガンガンやっていきますパーマネントの独特な世界をこれからも宜しくお願いしますね。



なんとか今日中に更新できましたね・・・今日は2時間で終わりました(!!)
シカブログに匹敵しますね。  

コオロギとアリだけでこの長さ(頭がおかしい)やばいですね!




それでは今日も最後までお付き合いありがとうございました。


それではまた 長い長いアリなどブログでお会いしましょう。

新は虫類・両生類館からこんにちは




はい 新は虫類・両生類館からこんにちは。  


このタイトルで気がついた方は相当な動物園マニアと思われますね。

えぇ パーマネントでございます。  

今年も来ましたね!  今回は新は虫類館の補助として臨時職員でお世話になっていますよ。

なんせあの本田さんのもとで働くわけですから 気合いを入れていかねばいけませんね。

シカブログはどうなるの? と心配な方も居るかもしれませんが心配無用!!

そこは現在エゾシカ・水鳥を担当している三川飼育員がバッチリやってくれる事でしょう。







さて は虫類ブログに関しては巨匠本田氏が居ますから自分はそんなに触れません。


じゃあ何書くの? と思いの方も居るでしょうね・・・・察しのいい方は感づいているでしょうがパーマネントと言えば アリ ですね!

今年もやりますよ! アリブログ!!





はい まだ健在ムネアカ様です。  冬の間はホッキョク担当の河西さんの手厚い保護を受けてホッキョク親子観察小屋で冬を越し、つい先日新は虫類館に
引っ越しいたしました。


は虫類館はあったかいからか移してすぐに働きアリが巣穴をほり始めました!

写真が上の一枚しかないので追って経過を報告していきたいと思います。


アリの巣をまじかで見たい方はパーマに アリ・・と言って頂ければ奥から自慢げに持ってきますので覚悟してくださいね。(標本もセットで!)





そしてもう一つ! パーマにも担当動物があります。 それはコオロギ・マウスです!


来ましたね・・・これは重要なミッションですよ。 なんせ は虫類・両生類館の生き物の命すべてを任されていると言っても過言じゃないですね。


コオロギ・マウス? そんなの重要なの? と思っているあなたはまだまだですね。

なんせ今 は虫類館にはヤドクガエル~コバルトツリーモニターなどの小型から大型のは虫類が居るのです!

ヤドクに関しては生まれたてのコオロギぐらいしか食べれないほど小さいので園内でコオロギを常に増やして常時色々なサイズのコオロギが必要ということなのです!

モニターは大きいコオロギが必要ですしね。

マウスに関しても同じことが言えますね。 とにかく常に大量のコオロギなどが必要ということです! コオロギが死ねばみんな死ぬということですね(責任重大)


このように動物園では安心安全な餌を確保することも大切なんですね。

確かにマウスなどを餌につかうのが可哀そうと思う方も居るかもしれませんが
動物が生きていくためには他の命を頂いていかなくてはいけないんですね。

なので皆さんも自分たちがご飯を食べることについて少し考えなくてはいけないですね。  「いただきます」とは命を頂くということなのです!

なので食べ物は残さず食べて頂きたいですね。 動物園でも色々な餌があります。 この動物は葉っぱは食べるけど茎は食べない、でもあの動物は茎を食べるといったように色々な餌を効率よく回して無駄が少しでも出ないようにしているのです。

なので皆さんも私は食べれないけど父親は食べるから父親に食べさせると言ったように無駄なくご飯は頂きましょう。 パーマは好き嫌いはしません 落ちたうどんも食べます(昨日の出来事です)

この辺の話しに関しては昨年のパーマの長い長いシカガイドを聴いた人であれば嫌と言うほどわかっていただいているはずですね。

もし直接聞きたい方は担当はシカではないですがいくらでもお話しますので声をかけてくださいね(1時間は超えるので注意してください)







さて いつもながら話が脱線してわけがわからなくなってきたので話を戻しましょう。


パーマの仕事場の紹介です。






まずは新コオロギ室ですね。  いやぁ良いですね! 広々としていて清潔感あふれるワンルームです。

換気が効いていて水道もついています!


そして






こちらがマウス・ラットのケージでございます。  えらいカッコイイですね! 近未来の何かを感じさせられますね。


このケージ なんと自動で水洗されてしまうというすぐれものなのです!

これならマウスたちも常にきれいな環境に居られていいですね。



さて 簡単に施設説明したところで各々紹介したいところですがマウスに関してはまだ動物園に来ていないので コオロギをチョビっと紹介したいと思います。






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まずは中くらいのコオロギですね。  この成長段階が一番餌を食べるので管理が大変ですね。 一日に何回も餌をあげないとすぐに食べつくしてしまうんです。


そして次は
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はい こちらです。   え? 白菜にシャーレに土が入ってるだけじゃないか! ですか?  そんなんではまだまだ観察眼が足りませんね。

よく見てください 居るじゃないですか。 え?わかりませんか?


しかたないですね少し寄ってみますか。




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はい これでいくらなんでもわかりますよね?(はい すいません)


そうです コオロギの赤ちゃんですね。 生まれたてのほやほやです。

サイズ的には皆さんがよく見るクロオオアリの腹部ぐらいでしょうか?(例えがわかりずらい)



ヤドクガエルが食べるのはこれくらいのサイズですね。





ちなみにこちらがコオロギの卵ですね。


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インディカ米?見たいな形をしているのがそれですね。


コオロギが生まれる直前には産んだ直後の1.5倍ぐらいに膨らみます。



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そして管理が大変なのがこの卵と生まれたてのコオロギですね。


新施設は先ほど言った通り換気が効いているので乾燥します。

なので毎日卵に何回も霧吹きしてあげないとカラッカラになって死んでしまうのです。

そして生まれたてのコオロギに関しても餌をすぐにあげないとカラッカラになって死んでしまいます。
なので生まれそうになったら餌を事前に用意しておきます。


こんな感じですね。

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こうしておけばいつ生まれても問題なしですね。

ただ生まれる直前に霧吹きしすぎると溺死してしまうのです。
コオロギというのは何とも奥が深い昆虫ですね。





さて新は虫類・両生類館では日々本田さんがレイアウトや植物の管理に追われています。
パーマも本田さんの役に立てるよう日々植物の名前を覚えたりするのに必死ですね。

本田さんにウスネオイデス取ってきて! などと言われた時にすぐ対応できるよう頑張っていきたいと思います。

世の中には色々な植物があることを感じさせてくれるは虫類館ですね。

動物を取り巻く環境そのものを再現してしまう本田さんはまさにスペシャリストですね。 


パーマも少しでも本田さんの領域に近づけるよう短い間ですが日々精進していきますのでよろしくおねがいします。






さて 今回は写真もたいして取れていなかったので短く済みましたね(?)


それではまた長い長いアリなどブログでお会いしましょう。

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