札幌100マイル

円山動物園ブログ

円山動物園の動物の近況や出来事などを綴ります

『トビ』タグの付いた投稿

今日の主役・・・


こんにちは☆


4月からも円山動物園で働かせていただくことになりました!

のんちゃんこと葛西のどかと申します。

心機一転、気持ちを新たに一生懸命頑張りますので、よろしくお願いいたします(^。^)/

さて、今日はフリーフライトのお知らせをしたいと思います。

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今日もふくちゃんは絶好調に飛んでいました。

やはり、親(サブリーダー)のしつけがいいんですね(^^)


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見てくださいこの満足そうな顔(これはヒヨコを食べた直後の写真です)

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フクロウの特徴の一つである羽!

なるほど、これで羽音を小さくして飛ぶことができるんですね(@。@)

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おっと間違えました!!

今日の主役はふくちゃんではなく・・・・・・・・・

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トビのデュークだったのです!

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デュークは冬の間ふくちゃんと一緒に大活躍をしてくれていましたが、換羽のため今

日でフリーフライトは終了。しばらくの間はふくちゃんのみのフリーフライトになります

ので、鷹匠体験も中止となりますのでご了承ください。

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最後もビュンビュン飛んでくれていました。

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ルアーも大成功 

さすがですね、職員とデュークの息もピッタリです。

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デュークお疲れ様。

また換羽終わったらよろしくね。

それまでゆっくり休んでください。

デューク、ありがとう☆

カメの瞳

みなさんこんばんは。末端冷え性のもりーです。

最近はかなり日が長くなりましたね~。
先日までは16時というと真っ暗でしたが、今は17時になっても
まだなんとなく明るいくらいでしょうか。
(ちなみに明後日2月1日からは夏季ということで閉園時間が17時までとなります。
 ほんのり暗い園内は夜行性動物を見るのに最適!お待ちしております♪)



さて週休明けの今日、ブログのネタがないかと園内をウロウロしていると…
は虫類・両生類館前にて本田さんと遭遇!
今からリクガメに乾草あげるよ」とのことで、飼育スペース内に入らせていただきました!


アルダブラゾウガメです





つぶらな瞳ですね~

カメは餌を食べるのが下手です。
目の前に差し出しても上手に噛みつけなかったりします。





ですが「噛む力」は半端じゃありません。
キャベツの芯や大根なんかも簡単に噛み千切ります(個体の大きさにもよりますが)。





甲羅直径が60cm程のケヅメリクガメに指を噛まれたことがある私ですが、
よく持っていかれなかったなと自分でも思います(血がちょっと出ただけでした)




 





久々にフリーフライトも見に行ってきました。




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フクちゃん。カメラ目線いただきました。

ここ数日悪天候が続き、4日ぶりのフリーフライトだったので、
フクちゃん・デューク共にエンジンがかかるまでちょっと時間がかかったようです。


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最後に冬プロの話を少し。

わくわくクイズラリーが明日で終了となります。

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もういちどじっくり見てまわって二回目、さらにおさらいとして三回目の参加も
お待ちしておりますのでぜひどうぞ!
※もちろん複数回目のご参加でも景品をお渡しします♪

▼おまけ



今日のウメキチ!


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相変わらず元気爆発です!笑

お待たせ☆デューク

大変お待たせいたしました(^。^)/



☆あけまして おめでとうございます☆

こんばんは、フクちゃんです。

あ、間違えましたのんちゃんです。

みなさんは今年、おみくじを引きましたか?

のんちゃんは今年なんと大吉!!

良いことありそうな予感☆楽しみ楽しみ(^^)


楽しみと言えば今日はなんと・・・・・・・ついに・・・・・・・

トビのデュークがフリーフライトデビューしました(^。^)/

記念すべき第1回目の飛行の司会者は・・・・サブリーダーの塚田職員です。

始めはユーラシアワシミミズクのフクちゃんの登場です。



昨日は私が飛ばしたのですがご機嫌斜め?で全く飛びませんでした(涙)

ですが、今日は凄く機嫌がよく、バッチリ飛びました。

やはり、塚田職員じゃないとだめなのか・・・・。

フクちゃんが飛び終わると今度はトビのデュークの登場です。



天気も良く、程よく風もあって、デュークにとっては最高のコンディション☆





風に乗ってビュンビュン飛んでくれました。



かっこいいですね☆



塚田職員にも自然と笑みがあふれてきます(笑)



ルアーも大成功!!

たぶん私がやったら緊張がマックスになってしまい、失敗していました。

塚田職員にお願いしてよかったです(^。^)

でも明日は、私が飛ばさなくてはいけないのでドキドキわくわくで精一杯がんばりま

す。失敗したら、ごめんなさい。



トビの鷹匠体験もできるようになりましたので、ぜひ遊びに来てください。

ご清聴ありがとうございました。

のんちゃんでした~(^。^)/


トビの放鳥

円山動物園では、猛禽類の保護事業を行っています。
本園には、たびたび怪我などして飛べなくなった猛禽類が保護されてきます。
今までは獣医さんが治療し、傷が治ったらすぐに自然に戻していましたが、実はそれではちゃんと野生に戻れないことがわかってきました。
人間に例えると、病み上がりの人をいきなりフルマラソンに出すようなものだからです。

そこでこれからは、怪我が治った鳥たちに、きちんと訓練をして、放鳥をする事にしよう。そうすれば、野生に還ってから生き延びる可能性が増えると考えました。
円山動物園ではそのための訓練施設を建造し、保護されてきた鳥を放鳥に向けて訓練をしています。

訓練施設で飛行訓練中のトビ。




その施設から、野生に復帰する第1号として、本日トビが放鳥されました。

放鳥する場所。



近くには防風林があり、トビがとまれます。



記念すべき放鳥の瞬間!




このトビには、発信機がつけられ、酪農学園大学の協力により、3ヶ月間見守られることになっています。無事に野生に還っていることを祈るばかりです。

発信機の電波を拾うアンテナ。




今回の放鳥は、まだ小さな一歩に過ぎませんが、猛禽に訓練を実施して放鳥するというやり方が、どのくらい効果的であるかを試す最初の一歩です。
この経験を生かし、今後も円山から、数多くの猛禽類が、野生に復帰することでしょう。

野生班☆



おや、今度は何を一生懸命作っているのかな?

こんばんは☆のんちゃんです(^。^)/

今日はいつもフリーフライトで話している保護した猛禽をどうやって訓練しているのかをチラッとご紹介してみたいと思います。



今年保護されたのがチゴハヤブサという小型のハヤブサで夏鳥として北海道、東北

に渡来します。街中や住宅街の公園で繁殖、10月中旬までには大陸へと渡ってい

きます。そのような生態から市民の目に留まりやすく、ほぼ毎年のように巣立ち雛が

動物園に持ち込まれています。

巣立ち雛は野生での経験が乏しく、自活していくために必要な経験と学習がなされて

いません。見た目は立派でも何もできない状態です。そのため放鳥するには訓練を

実施する必要があります。また、チゴハヤブサは10月までに大陸に渡ります。その

ため、訓練の期間が実質1ヶ月と非常に短いため、個体の現状をしっかりと把握し、

「どのような鳥に仕上げていくのか?」と「教えるべきこと」を明確にした上で訓練に挑

む必要があります。

羽が伸びきるまではたっぷりと食べさせます。このときに様々な昆虫も与え、学ばせます。

準備ができたところで本格的に計画を建てていきます。短期間で仕上げるためにこ

こでは「基礎体力作り」と「獲物に対しての鋭い反応、執着心を養う」こと、また「獲物

の捕らえ方」などを学習させることに絞り込みます。



用意するのはこちらの道具!
おっと、爪切りとヤスリは使いません。
爪を切ってしまっては獲物を捕まえれなくなりますからね。




足皮を取り付け、



体重を計り、



準備OK(^。^)v


ここから訓練の開始なのですが長くなってしまいましたので
次回のお楽しみにしたいと思います。
                       
ご清聴ありがとうございました☆


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