札幌100マイル

円山動物園ブログ

円山動物園の動物の近況や出来事などを綴ります

『酪農学園大学』タグの付いた投稿

エゾシカポスター展示

北海道の生物多様性を地域活性化に活かす「円山動物園プロジェクト」
■連続講演会 第1回 西興部村猟区管理協会の取組み

先週の土・日に行われたイベントです。

そのイベントで使用しましたポスターを

エゾシカ・オオカミ舎2階に展示をしています。


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円山動物園と酪農学園大学と西興部村は相互的に協力することによって
道内の野生動物の保全・研究を行なっています。


このパネルでは酪農学園と西興部の活動や西興部村の紹介をしています。
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こちらではエゾシカの紹介をはじめ西興部村とエゾシカの関係などのポスターです。
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以前から展示しているパネルは場所を移動して展示しています。
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夏休み自由研究にいかがでしょうか?

また西興部村の資料も揃っていますよ!!
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「北海道の夏、エゾシカの夏」
この夏はエゾシカのことについて研究してみましょう!!

エゾシカ舎からこんにちは。

またまたご無沙汰してました。 


今日も長々と更新していきますよ!  おそらく3回分くらいになるかな?
話しネタがたまっているので気にせずに更新していきますね(迷惑)



ではまずはこちら


はい トウモロコシのその後ですね。




だいぶ伸びましたね。 花も咲き終わっていよいよ待望の変化が起きていますよ!




はい こちらです。  わかりますかね? わかりませんか?

ちょっと寄ってみますか




もうお分かりですね?   そうですついに実がなりました!!





どうです? いいですなぁ まだサイズは小さいですが髭の数だけ実が付いている
という噂なのでなかなか入っていそうですね! 楽しみです。





人参はと言いますと・・・パッと見は変化なしですね。

ちょびっと掘ってみましたよ






おっ!



おぉ~ なりましたね!  こちらもサイズは小さいですがなかなかいい感じですね。


さて 日当たりのいい場所のトウモロコシと人参は良いですが・・・・・
奥側はどうなりましたかね?






おやおや?


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おぉ~!! 花が咲きましたね!  背丈は日当たりのいい場所の三分の一くらいですが(汗)

なんとか少しは出来そうですね。   人参は?・・・・・・・・・ 聞かないで下さい皆さんのその目で確かめてくださいね。



人参は置いといて トウモロコシつながりでこちらも行きましょう。


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こちら 覚えていますかね?  以前トウモロコシの間引きをした時の苗ですね。

裏側に植えているので一般的には見ることができません。(すいませんね)



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結構伸びましたね。  昔の写真と各々比べてみてくださいね。


さてトウモロコシの前に何か植えてあったのを覚えている方はどれくらいいますかね?

これを覚えていたら相当自分の長いブログが好きといえますね(いないかな?)



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わかりますか?(わからんて)




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これでわかりましたよね?  え? わかりませんか?  しょうがないのでヒントです!

画面中央あたりに注目しましょう。  どうですか?



しょうがないですねぇ はい!
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さすがにわかりましたね? 土から出ちゃっていますね。  こちらは獣医さんからの寄贈で頂いたジャガイモです!

一応花は咲いていたので土の中で育っているのかな?

こちらの収穫は自分が居る内には無理そうですね。


ついでに近くにもう一つ植えているものがあるので紹介させてもらいますね。


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何かわかりますかね?  実はリンゴの木です!  シカの餌のリンゴの種を植えたら出てきました!  
前にも紹介しましたかね? 忘れてしまいました(確認しなさい!)

半年で良いサイズになりましたね!



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支柱にノシメトンボ(たぶん)がとまってました。  複眼がいい感じですね。


さて ジャンジャン行きますよ!!



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次はこちら これは前担当者の方が植えていたものですね。

なにかわかりますかね?
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ササですね。  食害にあいながらも頑張って育っていますよ。 

場所は餌場の正反対チンパンジー側のフェンス沿いです! 是非確認してくださいね。



はい 次行きますよ(まだまだ半分です・・・・・!!)





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だいぶ前につけた角こすり用の木ですね。



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ちょっとかじってますね(汗)  かじったり体を擦りつけるのに役立ってます!

運が良ければ見れますよ。
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こんな感じです。



次は緑化計画での障害物実験です。

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いやぁ 微妙ですね。  確かに残ってはいますがなかなかうまくはいかないものですね。

次回はさらに工夫してみますかね。(次回があれば)




さて まだ行きますよ!(だいぶ長くて怒られそうです・・・・・行きます!)



勇さんの角にもついに変化が!!

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わかります?  これでわかったらだいぶシカマニアとしての観察眼が来てますね!


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そうです! ついに枯れ始めました! やりましたね。  


こうなるといよいよ気をつけないと刺されますね(笑)

皆さんも秋のシカには気を付けてくださいね! 気が荒くなってますますから(理由はパーマネントに聞いてください)



放飼場で写真をいっぱい撮っていたら視線を感じました。

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居ますね・・・・?わかりませんか? そんなんではまだまだ観察眼が・・・(略)


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はい カラスですね。 種類はハシブトカラスですね(たぶん) 
確か頭が出っ張っているのがハシブトだった気がします。(間違えていたらすいません)


さて やばいですね 久しぶりに長大作来ましたね!(迷惑)

まだ3つほどネタがあるので書いていいですかね? 良いですよね!

はい 書きます(絶対怒られますね・・・・・気にしません!)




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電気柵の中のカメラの画像が酪農学園大学さんから届きましたのでご紹介させて頂きます!!

こちら
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良い感じに恩(めぐむ)が映りまくってました!  恩以外にも雌が映っていたみたいですね。

多いのは断トツ恩です!!


凄いのがこちら
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なんと! 夜でも撮れてしまうのです! 素晴らしいですね。

この研究が北海道とシカの関係を良くすることに役立つことを願っています。

研究が? の人は前のブログをチェックするか パーマネントに聞きに来てくださいね。


カメラは赤外線センサーになっているのでこんなものも・・・・


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はい 見きれてますね(汗)  どうしても掃除とかをしていると反応してしまうんですね。




さて皆さんお待ちかね(待ってない?)アリの時間です!
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だいぶ子アリが大きくなりましたね。


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最近は歩きまわってせっせと餌を蓄える様子が観察できますね。(楽しいなぁ)

見たい方はパーマネントにアリは? と質問してください! 自慢げに奥から持ってきますよ。


アリつながりで
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トウモロコシの写真を撮っていたらクロオオアリ?が花粉を集めに来ていましたね。


さて虫つながりでもう一つ

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標本ですね。 パーマネントが園内で捕まえたものです。

そして
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美しいですなぁ ミヤマカラスアゲハですね。 去年は捕まえることが出来なかったものです。 やっと完成しました。


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どうですかこのリンプンの配色!! 自然が作り出した芸術ですね!!

美しすぎてよだれが出てきますね(汚っ!)

こちらも見たい方はパーマネントに標本は? と聞いていただければ・・・・・・(略)です。


さて最後のネタです。

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だいぶシカの抜け毛が目立ってきましたね。

皆冬毛が生えてきています。 皆さんこの換毛時期のまだらかげんを見逃さずに見に来てくださいね!


やっと全部のネタを出し切りました。 やりすぎましたね・・・明日は職場で何人に長い!と言われることか・・・・・(ネタをためるのがいけない)



皆さん今回もかなり長い(本当に長すぎ!)シカブログにお付き合い頂きありがとうございました!!

最後にオマケ写真です。


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遠くから勇に角を向けて挑戦する恩!


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フレーメンをする恩!!  けして笑っているわけではないですよ。

これはヤコブソン器官というホルモンの受容体に匂いやらなんやらを送り込んでいるのです!

この行動も増えてきましたね。 だいぶ発情が近づいてきてますね!


見たい方は雌が尿をしたらチャンスですよ。 そのあとの雄に注目です!

最近では掃除の時に恩がパーマネントに軽く体当たりしてきます。
そこもお見逃しなく!!



それでは本当に最後まで読んでいただきありがとうございました。

また長い長い長いシカブログでお会いしましょう・・・・・・

ご無沙汰しています

こんにちは かなりご無沙汰していました。


今回は久しぶりの更新なのですがだいぶ写真が古いです(汗)

今回は予告的にして最新の写真は明日にでも撮り頑張って更新したいと思います!

申し訳ありませんね・・・・・・はい 行きましょうか!


まずはこちらです。




さっそく鹿は関係ない写真ですね。   


皆さんこの蝶を知っていますか?  捕獲したのはシカ舎裏のゴミ捨て場近くのハルニレの木です。


自分がゴミを捨てに行ったら彼女は樹液を吸っていましたね。

見た瞬間に胸が張り裂けそうな興奮状態になり急いで虫網を取りに戻り捕まえました!

彼女の名は日本の国蝶のオオムラサキです!!

いやぁ たまらなく興奮しましたね。 去年は昆虫館を担当していたのであこがれの存在でしたからね。

雌のオオムラサキだったのでもちろん逃がしましたからね。


円山動物園はオオムラサキを見ることが出来るほど豊かな自然に囲まれているんですね。  素晴らしいですね。


ちなみに羽を閉じると


こんな感じですね。  ちょっと見ずらいですがかなり地味なんです。(意外と)

ただ羽を広げるとすごく綺麗ですね。  自分は目とかも好きですけどね。




蝶つながりでいきますね。

最近園内はカラスアゲハがやたらと飛んでいますね。 よく動物園に遊びに来ている方は見たかもしれませんね。

去年の昆虫館の時に園内の蝶を標本にしていて捕りたかった蝶の一匹です。

去年は捕ることが出来なかったのですが今年は捕ることが出来ましたよ!

 


はい わかりずらいですね。  今は乾燥中で展翅(てんし)しています。

マチバリは刺し過ぎです。 こんなに刺すことは本来ないですね。 やりすぎました(つい力が入りました)


とまあ蝶の話はこれで終わりますね。  けどまだ虫の話です。


こちらです


見たことありますかね?

はい


アリ伝説と書かれていますね。  そうですアリです!


実はシカ舎の調理場には今アリさんがいらっしゃるのです。

そこら辺のアリとは一緒にしないで下さいね。

その辺を歩いているアリとは育ちが違いますよ。

そうですクイーンなんです!女王アリです!!  しかもクロオオアリではなくてムネアカオオアリです。

写真はこちら



いいですなぁ  横にいるのはシカ舎アリ伝説生まれの女王の初ベビーですね。

円山動物園は今年も色々な動物の赤ちゃんが生まれましたがシカ舎では続々とムネアカオオアリの赤ちゃんが生まれてます!  まだまだ続くベビーラッシュですね。


ちなみに今は今日も生まれて七匹の子供になりましたよ。 プレーリードックの赤ちゃんを抜くのもそう遠くはないですね。

ちなみに女王を捕まえたのは6月でしたね。  卵からアリになるまで大体二カ月くらいなのでこれからは続々増えていきます!!

残念ながら一般公開はしていません(全国のアリファンには申し訳ない)


去年は昆虫館で展示していたのですがその時のクロオオアリの女王は産まなかったのです。  今回はリベンジで成功ですね。

もし見たいという方はシカ舎にいるパーマネントを見つけたらアリはどうなってます?
と聞いていただければ裏から自慢げに持ってくるので是非声をかけてくださいね。

最近は毎日殖えないか確認するのが日課になってますね。


さて次はやっと鹿の話です。




はい 電気柵ですね。 のカメラの話で行きますね。


自動撮影装置のカメラは定期的にデータを回収しなくてはいけません。

その作業は酪農学園大学の学生さんが来て行っています。





こんな感じで行っていますね。  写真が横のは首を傾けるかパソコンを傾けてみてください。(すいませんね)


学生さんはとても研究熱心で学業で忙しい間を使ってデータ回収や機械のメンテナンスに来てくれています。   

将来的にはこの研究が北海道の生物多様性を守っていくことに繋がればいいなとおもいますね。  北海道の自然を守っていくにはシカさんの数をコントロールすることがとても大事なんですね。

最近は肉食系女子!というフレーズが出てきて鹿の捕獲解体食までを女の子が
積極的におこなって行くことも多くなってきたみたいですね。素晴らしいことですね。

鹿を食べることをかわいそうと思う方も多いかと思いますが 皆さんお肉食べますよね?  それって牛や豚ですね?  同じことですね。 

ただスーパーなんかでは切られた状態で売られているのでその間にとさつ(簡単に言うと殺すこと)する人がいて解体する人がいて肉として出回る。
ということが皆さん意識しない世の中になっているんですね。

生き物が生きていくには他の動物の命を頂いて生きているのです!だから皆さんかわいそうだからといって鹿を食べない事こそかわいそう、失礼なんですよ!

今の北海道ではまだまだ鹿の消費が低くて無駄に捨てられることも多いんです。

だから皆さんでありがたく食べて行かなくてはいけないのです!!(力が入りすぎました)

食べて守る北海道。エゾシカは、森の幸ですね。 なので皆さんも鹿だけでなく他の食べ物も残さないようにしましょうね。   たとえそれが植物でも同じ生きているのもということを忘れずに大事にいただきましょう。

最近は札幌雪まつりに合わせてエゾシカ料理祭りINSAPPOROが行われているのをご存知でしたか?

2010年は2月1日~2月15日まで行われていました。札幌市内外から34ものお店が参加して雪まつりに合わせてオリジナルメニューを提供してました。


円山にもスープカレーのお店「スープカレーLavi円山」があるので皆さんも食べてみてくださいね。


だいぶ話が脱線してますね。 そして文字が多いですね。 読むほうも書く方も辛いですね(自業自得か?)


さてそろそろ最後です。  短く終わると思ったのにまた長くなってきてますね。





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はい 久しぶりに勇さんです。  枝角も立派になってだいぶ気が荒くなってきましたね。  枝角も枯れてきてます。

実はこの立派な角は見るなら今がチャンスです!!

10月になると角は切ってしまうので短くなちゃっいます。(危険なので切ります)

理由はパーマネントの11時15分からのエゾシカのお食事タイムで話してるので聞きに来てください!


ついでにパーマネントを見られるのも9月いっぱいですね。(どうでもいいですね)


なので是非立派になった勇さんを見に来てくださいね。

次に恩(めぐむ)です。


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あれ? と思う方はさすが動物園マニアですね。


実は写真が古いので今はもっと伸びてます。 すいません参りました。


近じか写真を撮ってトウモロコシと一緒に紹介しますね。 トウモロコシもついに花を咲かせましたよ。   是非それも見てくださいね。



それでは最後にオマケ写真です。




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閉園後の静かな動物園です。  綺麗な鱗雲が出てたので鹿と合わせて撮ってみました。

勇が今にも突っ込んできそうで怖かったです。


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青い空 木の緑 鹿の茶色と白  凄く綺麗ですね。


この写真は地面に這いつくばって撮りました。 はたから見たら変な人ですね。

まあ人は居なかったので気にしないです。


パーマネントの自己満足の写真ですね。  



さて結局長くなった気もしますがこれで終わります。


また長い長いシカブログでお会いしましょう・・・・・(あと一ヶ月頑張ります)

電気柵とシカ~未知との遭遇(接触?)

さて 今回は前回の続きで電気柵の設置が終わってシカを放飼場に放すところから始めさせてもらいますね。

今回もかなりの長大作になりそうです。 心して読みにかかってください!


それでは 電気柵とシカ~未知との遭遇(接触?) 始まります。



シカに入る前に説明し忘れていました。 電気柵は設置後動物に心理柵としての機能を果たすためにトレーニングが必要なのです。   具体的には一回電気柵に触ってもらって感電してもらうんですね。      

基本的には自ら興味を示して触りに行くことが多いです。 ただ個体によっては餌での誘導が必要になることもありますね。


電気柵の詳しい説明は今までのブログを参考にしてくださいね。 (長いので心して)



ではシカを放しましょうかね。   今回は実況解説していこうと思います。





はい シカが出てきましたよ。 パーマネントもしっかり見きれてますね。






はい 皆さんさっそく興味を示していますよ。




勇(いさむ)  はパーマネントが放飼場を出て行くのを見ています。





勇さんは素通りですね。 向かった方向からして電柵への興味よりも食欲の方が勝っているとわかりますね。


歩(あゆみ)だけが電気柵に興味を示していますね。   他の子は奥に移動していっています。





はい この瞬間歩が未知との接触です。





みんなビックリして走り出します。 1頭が感電すると他の個体も驚いて走り出すんですね。

ただ驚くことにこの時 勇さんは普通にご飯をがっついています。 餌への執着心恐るべし! ですね。




走り去った歩はといいますと・・・




はい 素晴らしい跳躍で跳ねるように走っていますね。 これがシカの本来の走り方です。   

しかしながらこの写真を撮った弓山さんのシャッターを切るタイミングは絶妙ですね。

唸らされます。




こちら一緒に走り去った恩(めぐむ)です。   何か気がつきますか?


この写真で何がどうなんだ? とお思いの方まだそれではシカマニアにはなれませんよ。




はい こちらが平常時です。 わかりましたかね?


お尻の白い毛に注目してみましょうか。  比べるとお分かりですよね?



はい 平常時


こちらビックリした後    そうです お尻の毛がふっくらしてますね。

シカさんは驚いたり警戒した時にお尻の毛を逆立てるんですね。

動物園のシカではあまり見ない光景なので珍しいですね。

野生のシカは大体いつもこんな感じですけどね。


話し戻します。




警戒した足どりで戻ってきました。  足を高く上げて馬でいうところのトロッターとかみたいに歩いてます。 勇ましいです。



こんどは恩くんが先頭ですね。



はい 恩くん未知との接触です。 反応速度は恩、芽(めい)、歩の順番ですね。

触れていない芽ちゃんかなりの反応速度ですね。 もしかしてニュータイプ?・・・・・


最近の若者には少し難しいネタでしたね。






はい あっという間に走り去りましたね。   この後他の子たちも未知との接触完了しました。

残るは勇さんだけになりました。




ついにお腹も膨れて重い腰を動かしだしました。   さっきから何を騒いでいるんだ?  
と とぼけ顔で近づきます。

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はい 未知との接触完了です。  次の瞬間・・・・
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重たい体を持ち上げます。
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走り去りました。
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そしてこの顔です。   正直勇さんがあそこまで機敏な動きを出来るとは思っていなかったですね。  ちょっと安心しました。

貴重なので引きでもう一度どうぞ。




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とまあこんな感じでシカさんの電柵へのトレーニングは完了ですね。

このあと何日間かは一日一頭ぐらいは触っていましたね。  ただ最近は触ることもほとんどなくなりこちらの狙い通りに電柵と電柵の間を通ってくれています。

いいデータが取れて動物園の研究の場としての機能が果たせそうですね。


さてかなり長くなってきましたがまだ書いちゃいます。


前回設置した状態の写真を載せていなかったので
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これが自動撮影装置ですね。  シカさんが中を通ったとこをしっかり撮ってくれています。  そのうち酪農学園さんから写真のデータをもらってブログで紹介いたします。


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トウモロコシの芽が出ました!  あとはどこまで育つかですね。
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人参も出ています。


こちらは「緑化計画」ですね。
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緑はありますが少し薄くなった場所もちらほらですね。

そこで最近はまた種をまいています。





こちらの二種類ですね。  あとこんな工夫も始めています。
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こちら木の周りだけ草が残っていますよね?

そこで森の散策タイムでおなじみの吉野さんの提案で色々と障害物を入れてみました。

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こんな感じですね。  あとはこれでシカの食害をどれだけ防げるかですね。

「緑化計画」については追って報告しますね。

とんでもなく長くなってますね!  しかしながら報告しなくてはいけないことがたまってきてるので書かせて頂きます。 すいませんがお付き合いください。


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お食事タイムであげている餌です。 リンゴ、ニンジン、ジャガイモ、キャベツ
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青草
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人工飼料です。 長四角のがヘイキューブ、右下のがZF、左下のがルーサンペレットです。

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あとはヤナギの木ですね。  こちらはシカ舎裏にあるヤナギ畑から切ってきます。
こちら
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やばいです長いですねぇ。

恩の角のその後
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だいぶ伸びてきましたねぇ。   左角も傷がふさがりましたね。 ただ形はいびつになりそうですね。


それでは最後にお知らせです。 

いよいよ夜の動物園のシーズンが来ましたよ!!   

一番近いのは今度の金曜日と土曜日です。   

夜の動物たちも魅力満載ですよ。


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闇夜に浮かび上がる勇さんの鹿の子もようは幻想的ですね。

彼らは夜行性なので生き生きとしてますね。

他にも
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アザラシのさくらこも初めての夜の動物園で生き生きとライトに照らされた水の中を優雅に泳いでますね。

こちら
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エゾヒグマ館のとわちゃんも生き生きと活魚のウグイを捕まえて食べていますね。



とまあ そんなこんなで魅力いっぱいの夜の動物園に皆さん是非一度足を運んでみてくださいね。

動物たちのいつもと違う行動やドキドキ体験も特別版をやってたりしてるのでかなり楽しめると思いますよ。


それでは 今回は三回分くらいの長さの間違いなく過去最高に長いブログに付き合って頂きありがとうございます。(書くたびに長くなってきているような・・・・・)

それではまた 長い長いシカブログでお会いいたしましょう・・・・・・(二時間もかかったなぁ)

電柵

さあ今回は電柵設置までの流れを紹介させて頂こうと思っています。

かなりの長文になることが予測されますので心して読んでください!



それではまいりますか


はい これが電気柵ですね。  設置までの流れの前に電気柵とはどのようなものなのかを説明しますね。


電気柵とは文字通り電気の流れた柵なのですが別名は心理柵と言います。

なぜ心理柵なのか?  それは動物の心理に働き掛けるからです!

電気柵に触れた動物は強い衝撃を感じます(野生界では経験しないような馴れない痛み) 嫌な思いをすると動物は電気柵に近づかなくなるんですね。

人間も何か嫌な思いをしたら次回からは気をつけるようになりますよね? 

それと同じで動物も嫌な思いをしたら次回から気をつけるようになるのです!


まあそれを利用したのが電気柵=心理柵なのです! お分かりいただけましたかね?
ちなみに動物の体には害をなさない程度なので安心してくださいね。


どれくらいの衝撃か興味のある方は観光牧場なんかに行くと設置してあるので試してみてください(自己責任ですから本気にしないでくださいね)

まあ自分も電気柵で感電したことがあるので動物園で声をかけていただければどんな感じかは説明いたします。  自分にはもうしっかりと心理柵が働いています(笑)

さて電気柵について理解していただけたところで設置までの流れに行きましょうかね。



まずファームエイジさんの持ってきた電柵の道具をシカ舎裏に運び入れます。
映っているのは酪農大の学生さんとファームエイジの川崎さんです。(左側の濃い緑の服の女性です)
次です。



電柵を付けるもとになるポールに線を引きます。 この線を頼りにポールを土にさしたり電柵をつないでいきます。

この黒いポールはグラスファイバーで出来ているのでしなやかさがあります!このしなやかさのおかげでシカがぶつかっても倒れたりしないんですね。



次は黒いポールの線のところに後で電気を流すリボンをつけるための金具をつけます。

この準備が終わればいよいよ放飼場に設置しに行きます。





まずは電柵設置場所の四隅にポールを立てていきます。



もちろん自分も手伝っていますからね。  しかしながらシカ舎の放飼場は石だらけでなかなかポールが入っていかなくて苦労しましたね。 悪戦苦闘です。



なんとかポールを立てていよいよ電気を流すリボンを付けます。 

リボンって何よ? と思いの方が多々いらっしゃると思いますので説明しますね。

電気柵の電気を流す帯状の布で金属製のワイヤーをとおしたものを通称リボンと呼んでいるのです。 リボン以外にもワイヤーだけのものあるのですが今回はシカが当たってもしなやかさのあるリボンタイプを使うことのしました。

さて 話を戻します。




女性陣がリボンを付けている間も男性陣は黙々とポールを打ち付けていきます。




途中でクマ館担当の河西さんも手伝いに来てくれました。 助かりました。


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黄色い金具の登場です。 これは人が中に入るときの扉となる場所につける絶縁の持ち手がついたものです。 これが無いと感電しますね。

これで二カ所の設置完了ですね。  あと二カ所です。
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さてリボンの付け終わった電柵に今度は電源につなぐための電線を装着します。
画像の黒いやつがそれです。
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こんな感じで装着です。    

さて今回の電源はどこから確保するのかといいますとこちらです。
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はい  ソーラーですね。

このソーラー一台で今回設置した規模であれば二倍くらいまでまかなえるほどの余裕があるそうです。  凄いですね。

ちなみに天気悪いと駄目じゃないかとお思いの方がいらっしゃるかもしれないので付け加えておきますが曇りが一ヶ月続いても大丈夫なくらいの性能があるんです。


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今回は電気柵がシカ放飼場の奥と手前で離れているので電線は地面の中をはわせてあります。 上の写真の土の色が少し変わって見えるのがそれですね。


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全部の器具の設置が終わったらこの標識を付けます。 もちろん人間用であってシカに知らせているわけではありませんよ。

これを付けていないと誤って触ってしまう方がいるかもしれませんからね。


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・・・・・・電気が流れていたら一発アウトですね。
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さていよいよ電気を流して通電しているかの確認です。  電圧は9800ボルトでした。

野生動物に対しては少し強めの電圧にします。  牛で5000ボルトとかですね。
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ちなみに電柵の中には人参とトウモロコシを植えました。 種からなのでどこまでのびるかはわかりませんが・・・

さて電気柵の設置通電の確認が済みましたのでいよいよシカさんに登場してもらいましょうか! と 思ったのですがこのままいくと恐ろしい長さになるので (もうなってる)シカを出してからの話は次回に置いといて 今回の設置の目的をお知らせしますね。

ここからは文字だらけです。ご了承くださいね。



現在北海道ではエゾシカが爆発的に増えています! その数53万頭とかになっています。 

原因は 人がオオカミを絶滅させた  食料となるものが増えた(農作物など)
隠れ家が増えた(人工林の増加)  暖冬で降雪量が減ったなどがあげられます。


ざっと見ただけでも人間が原因と分かりますね。    今北海道では増えすぎたシカを減らすために年間13万頭ほど捕獲しなくては数を減らせないと言われています。  しかしそのうち捕獲できているのは7万頭ほどと言われています。

シカは2歳になると繁殖可能になるのでこのままでは増える一方です。

捕獲方法は猟銃を使ってのハンティングのほかに囲い式の罠などがあります。


さてここで今回の電柵とのかかわりが出てきますよ。 囲い式の罠は周囲を高いフェンスで囲い中に餌を入れてシカをおびき寄せて中に入ったシカを一網打尽にする方法です。

しかしフェンスの設置はコストがかかります。そこで今回囲い式罠のシカを搬出する場所などを電気柵におきかえれないかの検証をするために酪農学園大学との共同研究で実験的にファームエイジ株式会社協力のもと電気柵の設置にいたりました。

具体的には電柵と電柵の間が餌箱側と奥では違います。1.5メーターと1メーターです。


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この間ですね。


この間をシカが電柵にある程度馴れた後で通るかどうかが今回の実験の重要なポイントです。

通ったかどうかは酪農大で用意して頂いた赤外線センサー付きのカメラで動画を撮影しての検証です。
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こんな感じのカメラですね。


この間をシカが安心して通るようであれば今後の北海道でのシカ捕獲の方法が劇的に変わるときが来るかもしれませんね。 コスト削減が出来れば色々な市町村でのせっちが期待できるのです。

とまあこんな感じで今回の設置についてご理解いただけましたかね?
要するに何メーターまでならシカが通るかが重要なんですね そこを調べるために設置しているのです。

前の回のブログに書いたとおり動物園の研究の場としての機能が実践されていてなおかつそれをお客さまも見ていただいて北海道の現状を伝える環境教育でもあるのです。


とまあ小難しい話なのでもしもっと詳しく聞きたい方は是非動物園に来てシカ舎にいる自分に聞きに来てください。
パーマネントが目印です。

近くの獣舎にもパーマネントな方が居るので間違わないように気を付けてくださいね。



さて過去に類を見ないほど長々と書いてまいりましたが今回はこれくらいにしておきたいと思います。


最後に
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はい ウチダさんでした。  彼も北海道で話題の動物?ですよ(特定外来生物として)

ウチダザリガニについてもそのうちやらなくてはいけませんね。

さて 次回は電気柵とシカ~未知との遭遇(接触?)でお会いしましょう!

今回も長々とご覧にいただいて感謝いたします。  (毎回長いですからね)

次回も長々やらせて頂きますね それではまた・・・・・・・

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