札幌100マイル

円山動物園ブログ

円山動物園の動物の近況や出来事などを綴ります

2017年11月 の投稿一覧

オオムラサキ。

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今年も見つけました。

オオムラサキの越冬幼虫。

日本の国蝶の幼虫だよ。

 

 

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エゾエノキの根元に落ちてある落ち葉の裏には、たくさんの越冬幼虫がふっ付いていました。

幼虫は毎年確認するんだけど、なかなか成虫を見る事が出来ない。

たんに運が悪いだけなのかな。

見る時は一度に五匹ぐらい飛んでいることがあるからね。

 

 

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いつ見ても美しいな。

 

浮き球。

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午前と午後の2回、浮き球を吊るす事にしました。

この中には彼らの好きな強烈な食べ物が少量入っています。

この中の物を食べるのに悪戦苦闘しています。

 

 

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その日によって中に入っている物が変わるので、食べ方も色々考えているようです。

 

 

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楽しみながら食べているんだけど、実際食べるのは大変です。もっと効率よく楽に食べるにはと彼はいつも考えています。

最初、木の枝を使って食べようとしてたんですが、、それでは上手く取れないようで、考えたのが浮き球に中に水を入れて口の中に流しこむことなんです。

なかなかやるね。

 

 

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レンボーは浮き球にはすぐに取り組まないで、お腹が減っているので、まず野菜を食べてからです。

野菜は目の前にたくさんあるからね。

野菜をたっぷり食べてから浮き球に取り掛かります。

 

 

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長時間ぶら下がってもへっちゃらなんだけど、彼女は少々太り気味です。

腕が疲れるのか右左交互に使ったり足を使ったりして食べてます。

けっこうエネルギーを使うだろうね。

 

 

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この方が楽に食べれるかな。

 

 

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僕に訴えているのかな。

楽に食べさせろってね。

 

 

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ふたりとも木の枝を使っているよ。

他の野菜を食べながらも約一時間かけて食べていました。

浮き球を一日二回与えているので、食事に費やす時間も長くなりました。

だいぶ野生のオランウータンが食事に費やす時間に近づいてきました。

 

現在、二人体制でオランウータンを飼育しています。

相棒には色々なアイデアがたくさんあるので、今までと違ったことを、これからどんどんやっていこうと思います。

すごく楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

アムールトラ アイの体調について(第2報)

アムールトラのアイ(雌15歳)の体調につきましてお知らせいたします。 アイは以前お知らせしましたとおり、今年9月上旬頃から嘔吐が目立つようになり、10月上旬から投薬による治療を行っております。 当初はアイの持病である慢性腎不全から起因する慢性胃炎を疑い治療を行っておりましたが、嘔吐、食欲不振の症状の改善が見られなかったため、10月下旬からは治療範囲を広げ、胃の通過障害や腸の運動不全、重度の炎症性腸疾患用の薬を投与しています。治療により、嘔吐は見られなくなりましたが、食欲は安定せず、徐々に痩せてきている状態です。

アイの体調については引き続き難しい状態が続くことが予想されますが、飼育係と診療係が連携を取りながらアイの治療、クオリティーオブライフ(生活の質)の維持に取り組んでまいります。今後もご心配をおかけすると思いますが、ご理解いただければと思います。

休園日の様子

OLYMPUS DIGITAL CAMERAサル団子があちらこちらで見られる季節になりました。

今週はとても暖かい日もあれば、あられが降るほどの寒い日もあり、園内もところどころ白くなりました。

そんな中、高所作業車で高い木の剪定を行ったり、あちらこちらの獣舎で砂の入れ替えを行い、冬への準備を進めています。

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動物舎では、新しいエンリッチメント道具などの設置を行う作業もしました。

DSC_0364 (720x1280)【類人猿館での作業風景】

DSC_0359 (720x1280)ダイアナモンキーにはのぞき鏡が!!DSC_0361 (720x1280)モンキー側から見ると隣のお部屋の様子が見えます。

9日には動物脱出訓練をボランティアさんにも手伝ってもらって実施しました。

休園日の動物たちはどう過ごしているのか?と思われていると思います。基本、通常の開園日と同じように過ごしています。

DSC_0350 (1280x720)外があられだったので、室内でくつろぐアムールトラのアイ

DSC_0352 (1280x720)お客様はどこかしらと探すユキヒョウのシジム

Oりりしい姿のライオンのリッキー

DSC_0355 (1280x720)プールでゆったり過ごすカバのドン

DSC_0358 (1280x720)オリ越しではありますが、仲の良いシマウマのDJとチョビミミ

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ちょっとでた日差しで日向ぼっこをするオオカンガルー、チンパンジー家族

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「なあに?」とばかりに振り返り美人のホッキョクグマのキャンディとレッサーパンダのココ

円山動物園は明日から通常営業です。皆さんのお越しをお待ちしております。

 

 

 

恋の季節

エランドのぷっちょにとって待ちに待った恋の季節の到来。

今秋は漢(オトコ)ぷっちょの見せどころ!!

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どうですか?

このぷっちょのヤル気に満ちた表情。

ヤル気の現れで鼻の穴が広がっているのがわかるでしょ??笑

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ぷっちょは恋のベテラン、雌のオペルとの距離の取り方も絶妙。

朝屋外放飼場で食事をする時も並んで仲良く。

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あまりにも距離が近すぎて食欲満点のオペルの角がぷっちょにぶつかることも・・・

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ぷっちょが本気を出すのはオペルがこんな時↑↑↑↑↑

しかし、今週のオペルは↓↓↓↓↓

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外陰部(がいいんぶ)のふくらみの違いがお分かりいただけるでしょうか。

ぷっちょが本気を出すのはまだもう少し先になりそうです!汗

そんな時のぷっちょはオペルにプレッシャーを与えないように

自ら距離をおいてひと休み!

さすがぷっちょベテランの余裕が感じられます。

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今年の秋はぷっちょとオペルの恋の行方から目がはなせませんね。

 

ちなみに

エランドの同居は、次世代の繁殖を目指して行っています。

まずは同居計画をたてて、万が一うまくいかなかったときには訓練を中止することも考えた上で、数日前より入念な打ち合わせを行い、現場で職員の動きなどもシミュレーションしてチェックしました。

同居は10月24日から実施しており、同居開始当初はまず訓練として短時間同居を行い、ファーストコンタクトに注意しながら2頭の相性と行動パターンを観察しました。

草食動物(牛の仲間)とはいえ体重は500キロを超え2本の立派な角を持つ種です。

本気で闘争を始めると私たち飼育員が止めに入っても止まるかどうか…。

そこで、初めての同居の時には飼育員4名、獣医2名、役職者1名の監視体制を組み、高圧で水が出るホースなども準備しました。

ちなみに、同居訓練を中止するのは以下のような動きがあった場合です。

1 個体が過度に興奮したり、走り回るなど、衝突や逸走の危険性がある場合

2 個体どうしが過度の威嚇をするなど闘争に発展しそうな場合

3 闘争などにより個体が負傷した場合・・・等々

一番緊張する瞬間は、やはりファーストコンタクト。

メスのオペルを先に屋外放飼場へ出し、建物の出入口とは離れた場所に乾草を置き食事させ15分~20分ほど待ち、落ち着いた頃を見計らってオスのぷっちょを出します。

ぷっちょがオペル目がけて突進しないように途中数ヶ所に足止め用の乾草を設置し、いざ同居!!

同居は私たち職員の心配とは裏腹に落ち着いた様子の2頭で危なげなく成功。

檻越しにいつも仲の良い2頭の様子そのままに仲が良く、いい意味で想定通りの同居となりました。

あまりにも仲の良い2頭なので、現在は「訓練」は終了とし監視体制を解除した状態で屋外にて通常同居中です。

サバンナストリートにお越しの際は、仲よく過ごしている2頭をご覧いただけることと思います。

なお、過去の発情サイクルにはややばらつき感はあるものの、次回の発情は11月中旬頃に来るのではと予想しています。

プレゼント。

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お客様からオランウータンファミリーにマンゴーピューレが届きました。

ありがとうございます。

マンゴーピューレは強烈に好きなので、トレーニング用に使おうと思います。

いつも感謝しています。

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