札幌100マイル

円山動物園ブログ

円山動物園の動物の近況や出来事などを綴ります

『動物』タグの付いた投稿

もしも、キリンの首が短かったら




もしも、キリンの首が短かったら

「どないやねん」

と言いたいです。


なぜ、キリンの首が長くなったのかは明らかにはなっていないそうですが、首が長いことで高い木の葉を食べることができるし、敵を早く発見できるので、サバンナでの生存に有利だと言えると思います。

実際、キリンの仲間のオカピは森林にしか生息してないですしね。

やっぱり首を長く進化させたキリンさんは正解だったんだと思います。






もしも、アザラシが泳げなかったら

こうするしかない


「食べて♥」

って言ってるようなものですね。

アザラシは陸生の哺乳類から進化したと考えられていますが、最初に泳ごうと思ったアザラシさんすごいですね。

水の中に生活の場を求めたことで生息域はかなり広がったことでしょう。

なんたって地球の7割は海ですからね。

やっぱり泳げるようになって正解だったんだと思います。






もしも、シマウマがしましまじゃなかったら


うーんとね。。。



うまです。

いや、ロバ?


しましまって目立つから危ないじゃんと思ってしまいますが、しましまはちゃんとした保護色のようです。

シマウマの天敵は色の識別能力が低いので、群れでいると個体の特定がしにくくなるそうです。

また、距離感を狂わせる働きがあるとも言われています。

でも、やっぱり最初からしましまだったわけではないんですよね。


最初に

「おれ、体しましまにしようと思ってる」

って言ったシマウマ天才。


進化についてはダーウィンの自然選択説やラマルクの用不用説、ド・フリースの突然変異説などなど

いろんな説があって、意見は分かれますが

じゃあ、人間は?


人間はどうしてこの姿になったのでしょう。


何かを生み出すため?

何かを助けるため?

何かを壊すため?


人それぞれ答えは違って当たり前ですが、動物より考えることができる分ちゃんと考えてなきゃなって思います。

この姿になって、この脳みそがあってそれで終わりではないんですよね。


人の姿はこのまま進化しないのかもしれないけど、考え方は進化させることができます。


古人は

「君子は日に三転す」

と言いました。

一日に三度も考えが変わるということは、それだけ新たなものを見い出し、生み出しているからこそで、それこそ君子なのだと。

人は変わることに恐れや不安を持つけれども、変わらないこともまた恐いです。


今日は何を変えられるだろう。


あっそうだ

あれしよう

うんそうしよう。







ナナコが雪をもぐもぐしてました。

日々進化だ

私の好きな動物




わたしが好きなのはカバさんのお尻と





まんまるお耳のハイエナさん


とってもかわいいですよね。

私が、円山動物園に来てから感じたことは、

お客様の動物たちに対する愛がすごく大きくて暖かいな

ということ。


園内を歩いていても、ブログのコメントを見ていても、ご意見用紙を読んでいても、円山の動物たちは愛されているなぁと感じます。


そこで、ふと思ったことはみなさんも


「動物たちのこんなところをもっと見て欲しい」

「この動物のこんなしぐさがたまらない」

「この動物はこの角度からが一番かわいいの」


などなど

もっとたくさんの人に伝えたい、抱えている想いがあるのではないかということ。


ということで、この場であなたの秘めたる想いを思い切りぶちまけてみませんか?


☆私の好きな動物

☆この動物のこんなところを見て欲しい

☆私は○○好きなら誰にも負けない

☆私の好きな○○はこんなかわいいこともするんだよ


などなど

コメントに書く内容はなんでも構いません。


たくさんの人に伝えたい、教えたいけど手段がない

そんな時にはここでぜひ、その想いをぶちまけて下さい。


また、いろんな人のコメントをみて円山の新しい魅力を発見できるかもしれません。

たくさんのコメントお待ちしてます!!






誰にも言ってないけど、実はエランドも超好き

エネパー行こうぜ

こんにちは

エランド1号です。


先日、円山動物園内にてエネルギーパークがオープンいたしました。


20111122-13.JPG



なんと、ここでは地球を触ることができるのです。


20111122-14.JPG



これが、触れる地球


「なんだ、ただの地球儀か~」

と思ったあなた。


実際見ると

「おおぉ~」

ってなった後に

「えへへ」

ってなります。


そもそも、科学がすさまじい速さで進歩し、ガガーリンが宇宙に行き

「地球は青かった」

という名言を残し、アメリカは月面着陸を成功させ、

今ではたくさんの衛星から宇宙から様々な情報が送られてきているというのに、

16世紀にできたメルカトル図法を用いた世界地図や、一向に形の変わらない地球儀で私たちは勉強してきたのです。


「もっと地球を身近に感じよう」

なんて言葉は良く聞きますが、地球を身近にってはっきり言ってわかりずらい。

みなさんもイメージしずらかったのではないでしょうか。


そこで実際に見て、触って、これが地球なんだと実感してもらおうということでできたのがこの触れる地球なのです。

20111122-15.JPG



写真では分かりにくいかもしれませんが、ドラマでも話題の南極大陸はこんな感じ。

今までの地球儀では棒が刺さっていて見れなかったところですね。


さらに、大陸の周りの白いものがあるのがわかりますか?


20111122-17.JPG



実は、これはリアルタイムの雲です。

今現在の雲が動いてる様子を見ることができるということです。


次にこれ

20111122-18.JPG



色が半分から変わっているのがわかりますか?

これは、昼と夜の境目です。

これも、リアルタイムです。



20111122-19.JPG


この写真を撮ったのが、本日の閉園間際でした。

ちょうど北海道が夜になるところですね。

このように、リアルタイムの地球を、見て、触ることができるのです。


他にも、たくさんの機能が備わっていますが、ここでは秘密^^

実際に触って感じてみてください。

これからは、子供だけでなく大人も

「エネパー行こうぜ!」

が合言葉になることでしょう。

「なにか良いところな~い?」

と聞かれたら

とりあえず

「エネパー行こうぜ」

って言っておけば間違いありません。



20111122-20.JPG


今、私たち人間も、動物も、そして地球も様々な問題を抱えています。

ですが、それぞれが別々に起こっている問題ではなくて、どこかで密接に絡み合い繋がっている問題なのだと思います。


触れる地球では、いろいろな問題や出来事を地球全体として捉えることができます。


「地球はひとつ」

「私たちは繋がっている」

そう実感できる機会がもっと増えたなら、よりよい地球になる。


これは、その第一歩かもしれません。


よーし

「エネパー行こうぜ」




飛ぶことをやめた鳥




ペンギンはなぜ空を飛べないの?


いいえ、ペンギンは飛べないのではなく、飛ぶことをやめた鳥なのです。

大昔、ペンギンの祖先は空を飛んでいました。

ペンギンの祖先が住んでいた場所は、今のニュージーランドやその周辺の島々と言われています。

そこには、ペンギンを襲う動物たちがいなかったので、空を飛ぶ必要がなかったのです。


非常にシンプル。

まさに野生。







僕は空を飛べたら嬉しいし、いろんなところに行って、いろんなものを見てみたい。

人は理想を語るけど、ちょっと贅沢な考え方なのかな。



『死ぬまで仕事に困らないために20代で出逢っておきたい100の言葉』

などの著書で有名な、千田琢哉さんはこんなことを言っていました。


「理想を追うなら、現実の穴を埋めろ」


~したい、~であればいいな

理想を語るのは簡単だけど

それよりも、今何が問題で、その解決のために今何が必要で、今何ができるのかを真剣に追求していく方がずっと重要なのかもしれない。


人間にとって大事なことを、動物のほうがずっとわかっているのかもしれません。



でもライト兄弟は、確かに空を飛んだんだ。

理想を語ることも、貫き通せば悪くない。


夢はでっかく

やることは地道に


よし、明日もがんばろう








動物あるある




「あのさ~すっごいやる気出してこんなに近くで待ってるのに、
誰も来てくれない時ってあるよね~」





「あるある~」









「カメラ向けられるとさ~

ちょっとかっこつけて斜め上見つめてカメラに気づかないフリすることあるよね」




「あるある~」










「クチバシ長くしすぎたって落ち込むときあるよね」




「あるある~」










「今日はどこまでも片足でいったろうって思うときあるよね」




「あるある~」









「ただただ浮いていたい」




「あるある~」









「物思いにふけってる自分、かっこいいなって思うときあるよね」




「あるある~」










「急にさみしくなるときってあるよね」




「あるある~」











「あのね、ずっとキリンの近くにいるとさ

おれってキリンなんじゃないかって思うときあるよ」









「いや、シマウマや!」

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