札幌100マイル

円山動物園ブログ

円山動物園の動物の近況や出来事などを綴ります

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皆さん始まりましたよ!

全国1億3000万人のウ○コファンの皆様お待たせいたしました。

いよいよ円山動物園2012 夏のウンコレが始まりました!
まさにウ○コの祭典。ウ○コ尽くしの6日間の始まりです。

というわけで、ウン○担当 元メガネ2号です。
皆さんこんばんわ。

この2カ月ほど寝ても覚めても○ンコのことばかり考えておりましたので、となりの席のメガネ3号にはずいぶん心配をかけてしまった(獣医ブログ参照)ようですが、何とか社会人としてギリギリのラインを保っております。
ただ、ここのところテンションがおかしくなった小学生のようにウ○ン○コ、ウ○ン○コと連呼しておりましたので、リハビリには時間がかかりそうです。
大事な会議の席でNGワードが出て来ないか心配です。



今日はお天気にも恵まれ、多くのお客さまに来ていただきました。

まだお越しになっていないという皆さんにどんなことをやっているのか少し紹介したいと思います。
でもブログだけ読んで分かった気になってはいけませんよ。
百聞は一嗅ぎにしかずです。
どんなウ○ン○コも嗅いでみなければ分かりません。

というわけで早速ご紹介していきます。

まず熱帯動物館のエントランスに入りますと、会場のご案内が・・・

某人気アニメ風のタイトル看板でお出迎えのつもりです。


階段を上りますと、一面のポスター。

展示されている恐ろしげな剥製たちを隠すための苦肉の策です。


さらに登っていきますとキリンのお尻ゲートでお出迎えです。

お客様に排泄中のキリンの股の下をくぐらせるという、これ以上ないおもてなし。


会場内に入りますと、見渡す限り?のウ○コたち。

ベテラン飼育員が書いた良く分からない詩が何とも言えない気分にさせてくれます。

触れるウンコ、嗅げるウンコが並んでいます。
初めはソフトにだんだんキツいウンコが待ち構えます。



触れるウンコ。カバのウンコを素手で触るなんて、飼育員だってそうそうできない(あえてやらない)経験です。
ちなみにきちんと処理しているので汚くはないですよ。



それでもちょっと心配という方には会場内に手洗いコーナーを設けておりますのでご安心を!


嗅げるウンコたちは新鮮なものを使用させていただいております。
フレッシュな香りをお楽しみいただけます。



そのほか、北海道の森に落ちているウンコをご紹介するゾーン
ヒグマのウンコを覚えておけば、森を歩くときに少しは安心かもしれません。



あとは、ウンコ命のマニアックな奴ら。糞虫も登場します。
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日本でもっとも有名な糞虫「フンコロガシ」も登場します。
有名な割に実物を見たことがある人はそうはいないと思います。
エサとなるウン○の入手という面で、一般の方にとってはハードルが高い虫ですが、動物園には売るほど○ンコがあるので安心です。


あとはこういうイベントにつきものの記念撮影コーナー
カバの一日分のウンコと一緒に夏の思い出をパチリ。
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とまあ、ここまで読むと悪ふざけの過ぎるイベントに思われるかもしれませんが、ちゃんと押さえるところは押さえています。
ウ○コのうんちく看板もいっぱい。
これを読めばあなたもウン○博士の仲間入りです。
ご来場の子どもたちの中には夏休みの自由研究にでもするのであろう、メモを一生懸命取る子もちらほら。
夏休み明けが些か心配です。


ウンコの材料となる食べ物と頭骨、歯の関係についても解説しています。
20120811-10.JPG
ライオンやキリンなどめったに見られない本物の頭の骨が見られるだけでなく触れます。



さて、今回のメイン展示となる嗅げる標本と触れる標本ですが、嗅げる標本は28種類。触れる標本は20種類を取りそろえております。
当園では飼育していない、パンダ、ゴリラ、ゾウ、コアラのウ○コもあります。
28種類を並べてみると衝撃的なものがいくつかありましたので紹介しますね。

衝撃その1
アフリカゾウのウ○コ
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アジアゾウのウ○コと同じくらいの大きさだろうと展示ケースを用意したら、想像をはるかに超える大きさでした(笑)
ケースがもうパンパンです。こんなにでかいウ○コ見たことないです。


衝撃その2
ゴリラのウ○コ
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過去に飼っていたことがあるので、でかいという話は聞いていましたが、これほどとは・・・
肛門がちぎれそうです。


衝撃その3
タヌキのウンコ
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本体もなかなかイイニオイなので、覚悟はしていましたがこれほど臭いとは・・・
準備作業中に吐きそうになりました。これでも動物園職員ですからニオイには強い方なんですが、これは二度と嗅ぎたくありません。
これを嗅いで平気なのはクリリンくらいだと思います。(知らない人は友達に聞いてみよう。)
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メガネ1号氏も真っ白な灰になっています。


ご来場いただいた皆様は大変無謀、もとい勇気のある方が多く、子どもから大人まで、女性も男性もこれらのウ○コに果敢に挑んでおられます。28種類を順番に攻略していく猛者も多数。
これが平気なのに、なぜ熱帯動物館やサル山がクサイクサイと言われるのか不思議でしょうがないです。


ちなみに最後に一番臭かったウ○コに投票するコーナーを設けているのですが、やはり一番人気はタヌキ。
準備作業で嗅いだときは、数人の嘔吐者が出ることを覚悟していましたが、奇跡的に犠牲者ゼロです。

ただ、16日までの開催期間中に1人は出るんじゃないかと思います。
ニオイな苦手な方は、飼育員が教えるニオイレベルを参考に、挑戦するかどうか決めましょう。

というわけで、この少し勇み足気味のイベントは16日まで続きます。

さぁ、怖いもの知らず、臭いもの知らずの猛者達集まれ!
28種のウ○コが君を待つ!



ああ、もうひとつ忘れていました。
ウンコレの開催に合わせて、特別企画として、フンペーパーづくり体験と食育教室「君もウンコ博士になろう!」が行われます。

フンペーパーづくりは草食動物の○ンコと牛乳パックから、ハガキ大の紙を作るという体験ができます。
16日まで毎日2回開催。午前10時と午後12時45分から整理券を配布しています。各回先着20名です。ぜひご家族でお越しください。

食育教室は8月12日(土)限定です。
ウ○コと食育?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、食べ物はウ○コの材料。関係ないわけがありません。動物たちの消化のしくみとウ○コの不思議を学びませんか?
参加者の方々は特別に動物がエサを食べているところをご覧いただけますよ!
こちらも先着20名限定で、午前10時と午後14時から参加申し込みの受付開始です。

どちらも所用時間は1時間、午前と午後がありますので、ウ○コの臭いをかぐ合間に是非ご参加ください。

2012年葉っぱ祭り




8月7日の七夕の日をスッカリ忘れていたので

勝手に

8月8日を 葉っぱ祭りの日に定めました。(”-”)

今日は特別に巨大なヤナギの枝をエゾシカ達にあげちゃいましたよん♪
(世界の熊館裏から弓山林業さんに運んで頂きました。)

おいしそうに、モリモリ食べている様子をみてね(’=’)

 

こんな枝ぶりのを3つも。 ワッショイ♪






アマンダ、イザベル  ワッショイ♪


ミチ  ワッショイ♪

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メイ  ワッショイ♪


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最後は皮まで食べて


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お祭り終了 (’0’)

キッズータウン 世界のクマ館

キッズータウンが始まりました。

世界のクマ館では餌きりやマレーグマの入れ替えなど
手伝ってもらいました。

マレーグマの入れ替えはウッチー・ハッピィを室内に
しまった後餌を持って放飼場に子供たちが入っていきます。
そしてウメキチに見つかりづらい所に餌を隠してもらいました。



餌きりでは栄子さん・トモ・ミナミ・ウッチー・ハッピィ・ウメキチの
えさの準備です。

せっかくですから栄子さんへ餌を与えてもらいました。



子供たちが作った餌、直接与えてもらって栄子さんはうれしそうでした。

夏バテ知らず

 「ココまま」の子育て優先の屋内は涼しくて快適。

 静かにしなくてはならないのでお客様の観覧はできなくなっています。

 屋内での「ココまま」は、今日も食欲旺盛!!


 授乳中なので、栄養満点特別メニューです。

 奥でヨダレを垂らしているのは「ライラ」お姉さん。

 どうやら我慢できなかったみたいです。


  世界一かわいいからって何をしても許されると思っているみたいですが・・・

 かわいいです。私は許しますが「ココまま」はどうでしょう。

 やはり許すみたいですが・・・?

 みっともない姿を客様が御覧できないのは、「ココまま」が育児に専念させてあげ

るためなのです。

 どうかご理解ご協力をお願いいたします。

 ちなみに

 「セイタ」パパもモリモリです。

栄子さん最新情報

世界のクマ館から動物病院へ引っ越して1週間が経とうとしています。

移動直後栄子さん

ホッキョクグマのメス「ララ」と「キャンディ」におきましては、
今年の冬の繁殖に向けて、本格的な準備を進める時期となりました。
ホッキョクグマのメスにとって、繁殖活動時期(概ね1月~5月)以外は、
オスの存在がストレスになることから、「キャンディ」と通路を挟んで
隣接する獣舎で飼育しているホッキョクグマのオス「デナリ」を少しでも
遠くの獣舎に離す必要があります。
 一方、老齢のため、昨年1月より自力歩行が困難となった
エゾヒグマの「栄子」は、世界の熊館エゾヒグマ展示場寝室で療養中でしたが、
これから益々暑さが厳しくなるため、温度管理ができない世界の熊館内での
体調管理が危惧されていたところです。

 これらの対策を検討した結果、エゾヒグマの「栄子」については、
温度管理がしやすい園内動物病院に移動させて体調管理をすることとしました


年齢的に麻酔が心配されましたが無事に移動が終わりました。
新しい環境にもすぐに慣れ、今までに比べて快適なのか
ますます食欲が増して、以前よりも元気に感じられます。





今まで見たいに小窓からのぞく栄子さんが見れなくなりますが
動物病院で元気に暮らしていきます。

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