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冬プロレポート~冬の円山動物園から~

冬の動物園プロジェクト、略して冬プロのメンバーが冬の動物園の魅力を発信

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冬の動物園プロジェクト、略して冬プロのメンバーが冬の動物園の魅力を発信

2012年01月28日 の投稿一覧

冬といえば?

冬。

冬といえば?

乾燥する。

乾燥するといえば?

カバの皮膚。

といえば?

カバ。

そう…もうおわかりですね。今日もカバです。











ん??








ばんわっ





冬になると水温が下がるためカバはなかなかプールにはいりません。

10度以下のプールには入らなくなってしまうのです。

カバの皮ふはなめらかで、厚い上皮と真皮、およびきわめて薄い角質層からできています。これは水中生活への独特な適応らしいのです。
角質層が極端に薄いため、皮ふがちょうど毛細血管のような働きをし、水分を外側へ通してしまう。このため乾燥した空気中での皮ふの水分消失率は他の哺乳類より数倍高いのです。
消失率は5c㎡、10分間当たり約12mgで同じ条件のもとであれば人間の3~5倍にあたります。
カバの皮ふのもう一つの特徴は皮脂腺や体温調節作用を持つ汗腺が存在しないことです。(ほ乳動物の場合の汗腺は、ほとんどがアポクリン腺で、毛根の中に出口があるが、カバの場合はそういう構造になっておらず、皮膚表面に開口した容量1mlもある腺から、この分泌液が出てくるので、汗とは認められていないらしい。)
そのかわりに有名ないわゆる「赤い汗」と呼ばれる粘液を分泌する腺があります。
(赤い汗については今度「熱帯動物館ブログ」で書くとしましょう)
しかしながらこの赤い汗。
夏に比べると冬場はあまりかきません。


そこで…
動物園では保湿剤を溶かしたものをカバの皮ふにかけることで補助的にカバの皮ふを乾燥から守る等をしてあげるのです。





真面目に書くのって…疲れますね(いつも真面目じゃないわけじゃないけど…)







冬プロ告知!!!!

2月には熱帯動物館内において、「飼育員の思い出」なるイラスト展が設置される予定です。(僕の思い出ではないです。誰のかな~?)





おまけ
マルヤマンのテーマ。イラストバージョン!


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