札幌100マイル

百合が原公園*スタッフブログ

ユリだけじゃない百合が原公園の魅力をご紹介します

2007年08月23日 の投稿一覧

Vespa☆バスターズ

こんにちは!
今日は、午前中は曇ってましたが、
午後からは、快晴!!
芝生広場も緑が戻ってきて、すがすがしいです


こっち半分は、秋の空


反対側は、夏の空

今の季節を表しているようです

さて、今日は、公園の管理業務のひとつをご紹介しましょう
百合が原公園は、大きな木があって、花もたくさん咲いています
当然、昆虫たちにも住みやすい場所なのですねー
もちろん、こんな巣もあるわけで・・・


生垣の中にできたコガタスズメバチの巣
結構大きいです

ハチも生きているので、そっとしておいてあげたい気持ちも
あるんですが・・・
なんせ命の危険が伴うので、そうも言ってられません
小さなお子さんや体質的に合わない方も公園には
いらっしゃいますからね

そこに、べスパ・バスター登場!
Vespaは、ラテン語でスズメバチのことです
ベスパ・バスターズ
すっかりおなじみのヤマダ氏です
あるときは堆肥マスター、あるときはべスパ・バスター
一人何役もこなします

まず、ハチ退治スプレーを思い切り噴射


頃合を見て、巣に近づきます
ベスパバスターズ
飛んでくるハチを払う網と、枝切りはさみがバスター道具

狙いを定めて、巣がついている枝をバシッと


飛び出してくるハチは、サッとよける!

実はこの時、数匹のハチが周りをブンブン飛んでるんですよー
でもものともせずに巣から目を話さないバスター!

さらにスプレーしつつ、枝をバシッと切ること数回
ハチの隙をついて・・・


とったどーーーー!!

べスパ・バスターの任務完了!

今回の巣は、なかなかアートでした


この中にいわゆる「蜂の巣」があるんですが
周りに「囲い」を作るんですね
囲い用の巣材は、働きバチが集めてくるんですが、
ハチごとに、集めてくる場所の担当が決まっているそうです。
たくさんの働きバチが持ち帰った何種類もの材料を用いて、
順番に魚の鱗が成長するように塗ってゆくため、
こんな感じの鱗模様ができるそうです。
このきれいな緑色を集める担当のハチは、どこから取っていたんでしょうね~


公園の管理っていろんな仕事があるんですよー、というお話でした
ただこれは、慣れてるヤマダ氏だからできるんで、
一般の方は保健所に連絡して、専門の方にお願いしてくださいね

pageTop