札幌100マイル

RSS 円山飼育員日誌~サルと一緒!

円山動物園のニホンザルを中心とした動物達と、ちょっと変わった飼育係をご紹介!

by zoosaru

プロフィール

札幌市円山動物園

小林 真也
現サル山担当者
2010年より担当になりサルを見続けています。
だんだん顔のしわが増え、赤くなってきました。飼育員は担当動物に似てきます。

朝倉 卓也
前サル山担当者
現在経営係に移り、園内で行うイベントを担当。
今でもたまにサルとにらめっこしています。


投稿したブログ数:374件

飼育係の集まり2

前回、前置きで終ってしまいましたが、今回もまた、四方山話からスタートです。

前回の最後に嫁から集いに行く理解が得られないと書きましたが、
10数年前までは職場でもなかなか理解は得られませんでした。
と言うか 「研修だろうが、他の動物園見に行くであろうが、仕事を休んでまで行く価値がない」
と言う考えが主流でした。
「自分の動物見ないで、他の所の動物見てどうするのよ!」 とよく言われたものです。
まあ、一理あります。 
実際動物を観察していると、休みが1日だけなら(週休1日だった頃)休みの前の日の動物と、
休み明けの日の動物が繋がるのです。
「あー たぶん昨日こいつにこんなことがあったんだな、だから今日はこうなんだ」 と言う感じです。
でもこれが休みを2日挟むと 「なんで?」 って感じになります。別人(動物)になっていることも間々あります。

「動物達のために」 どちらもそう考えてのことですが、私は外に出る方を選びました。
フィードバックできることが多いことを知ってしまいましたから。 そしてその楽しみも・・・



さて、ようやく飼育の集い本編です。ごめんなさい、前置きが長くて

初日に(飼育の集い前日)訪れたのは富山市ファミリーパーク
来たかったんです!ここ!
24年前の開園の時から日本の動物、周りの自然、そして里山をコンセプトとして、地元の人たちと繋がった活動を繰り広げています。

いろんなことに使えそうな明るくて広いホール

横にはペレットストーブも置いてあります。ガラスは子供達が書いた絵がびっちり

広い園内には獣舎がわりと離れて配置され、途中には色んな展示、その周りは竹林が広がっています。






後、北海道ではなかなか無いのが、園内で柿生ってます。
サル山の横にもあって、柿が熟して落ちるとサルが拾って食べてました。
良い感じです。 なんせサルと柿ですから

20090105-05.jpg


北海道ではなかなかイメージしにくい里山、富山での人と自然の付き合い方、ちょっとだけ感じることが出来ました。

夕方までで見る時間が4時間しか無かったのが残念! でも、しょうがないんです。
何せこの後、人と待ち合わせですから、富山市の居酒屋で。
後ろ髪引かれますが、前髪も引かれてます。
ちょっと変わった居酒屋さんでの話は次回と言うことで!
飼育の集いはまだ後です・・・

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