札幌100マイル

オランウータン飼育日記&円山四季だより

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ビリーは美しい。

 
 いつ見てもビリーは美しい。






 本当に綺麗だ。 少し発情がきているから尚更、艶があるのかな~。








 昨年、換羽に入れる前は羽根もボロボロ、眼力もイマイチ。

 右側に据えているのがビリーです。






 疲れている訳ではないけど顔にイマイチ迫力が無いでしょう。 左にいるのがビリー

だよ。






 これが現在のビリーの顔です。 

 ウ~ン 魅力的だわ。

 
 今年はいつ頃、デュークとバトンタッチさせようかな。 

レッサーの昼寝場所が変わった。

 最近、昼寝場所が変わったみたいです。

 


 春、夏、秋、冬、いつもここで休憩と言うか、お昼寝をしていたよね。

 最近、この辺にお客さんがいないので、変だな?って思っていたんだ。





 そしたら、最近は逆側の木の上に丸まって昼寝しているのです。 丸くて可愛いん

だわ。 でも、お客さんは皆、顔が見えないよって言っていました。 僕はこのポー

ズ、気に入っています。







 ふわっふわっだね。暖かそうだわ。襟巻きにしたいな。生きたレッサーパンダを襟巻

きにしている人は、中国にもいないだろうね。 してみたいな~。 

 ちょっと重いかな。

 
 オランの身長測るの忘れちゃった。明日だね。

年末に大騒ぎ!

 
 この時季に保護されるなんて珍しいよ。




 音も無く飛び続けていました。けっこうなスピードで飛んでいたけど、壁にも何処に

もぶつからないんだよ。手や服を使って捕獲しようとしても、彼(コウモリ)にははっき

り見えている?長島ではないけれど、まるでボールが止まって見えるのと同じ感じな

のでしょう。


 体力が続く限り飛び続けるという感じでした。

 
 コウモリは人間の耳には聞こえない超音波を物体にあてて、反射した音(エコー)を

鼻の部分(鼻葉)で受ける事で、狭い洞窟や闇の中でも自由自在に飛ぶ事ができる

ます。だから事務所内をぶつからないで飛ぶ事なんて、ぜんぜんヘッチャラです。

 
 実は実際に、コウモリが目の前で長い時間、飛翔する姿を見るのは初めてだった

ので驚きました。予想以上に飛ぶのが早く、羽ばたきが不規則な感じで、映像で見る

のとはぜんぜん違う感じでした。 もう一度見てみたいものです。

 
 コウモリ展示もいいかもね。環境を整えて、人工的に飛翔する姿を見せるのです。

それも百羽ぐらい一気に飛ばす。一日二回ぐらい時間を決めてね。かなりインパクト

があると思いますよ。 心に残る。

 
 日本には33種類もいます。日本の哺乳類の三分の一はコウモリなのです。北海

道には十九種類のコウモリが確認されているようです。 でも殆どの人は知らないの

ではないかな。見た事もないとか。 円山動物園にもいないしね。




 すごく小さいでしょう。




 捕まえるぞ~! 一番張り切っていました。




 この笑顔。 写真がぶれちゃったのが残念です。

 
 みんなめちゃめちゃ狩猟本能がでていました。

年に3日間だけ閉園日があります。

 
 昨日、今日、明日は閉園日です。だけど普段と同じように仕事をしています。  だ

だ、飼育員しかいないから、外を歩いていてもシ~ンとした感じです。フリーフライト

のトレーニングもいつもどうりにしています。 掃除も給餌も同じです。








 動物たちもいつもどうり、こんな感じです。






 事務所内も普段と同じです。

 でも、何かホッとしています。

 
 もうそろそろ帰ろうかな。

一年前の弟路郎君。





 一年前、フランジが徐々に大きくなり始め、体の方もガッチリしだしました。

 




 この写真はクリスマスの日に撮ったやつかな。かなり体つきからフランジの大きさ

も現在とぜんぜん違うでしょう。 この頃はまだ体が軽く、よく動き回っていたよ。 よく

見ると手の感じもぜんぜん違うわ。




  ちょうど一年前の弟路郎君です。青年というかまだ子供っぽい顔つきです。 腕も華奢です。 おでこの皴も変わったみたい。



  現在の弟路郎です。まったく別人に見えるで
しょう。 目つきまでぜんぜん違う感じです。 急に大人びてしまいました。
 





 一年前ぐらい前に弟路郎を見た人はきっと驚くでしょうね。 

 
 考えてみたら、ちょうどいいタイミングでお嫁さんが来たもんだ。

 本当にそう思います。 

 僕は弟路郎のお嫁さんにはなれないからね。





 しかし、迫力あるね。

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