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オランウータン飼育日記&円山四季だより

オランウータン飼育日記&円山四季だより

2008年03月 の投稿一覧

今年は雪解けが早いですね。エゾサンショウウオの卵のうを見つけました。

 今年はかなり雪どけが早いようです。僕が毎年見に行くいくつかの池では、数日前

より雪が融けて、サンショウウオも産卵を開始し始めました。今日見た卵嚢は、昨日

や一昨日産卵したものと思われます。この調子だとエゾアカガエルの産卵も早まる

のではないかな。

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 池の中を見たら芹や水芭蕉も芽を吹き出していました。

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 芹は体に良いんだよね。おひたしに味噌汁の具にもなるし、茎が硬くなったら味噌

に漬けて漬物にしても美味しいですよ。(ただ漬けてもダメだよ。)根は漢方にもなる

し、これまた漬物にもなります。でも根を採ったら、もう生えてこないけどね。

水芭蕉は確か毒だったかな。

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 池の周りでは、ヤナギも綿帽子をかぶり、もみじも芽を膨らませています。これか

ら一気に芽吹いてくるでしょう。そういえば野鳥達も活気が出てきて、種類も数も多く

なってきていますよ。

 円山動物園も新築や改築の動物舎が目白押しです。遊びばかりではなくお勉強の

場にもなりますよ。どうか来てくださいね。

飼育員の特権?いい写真を見せたい。

 ガラス張りの展示やバックヤード等、一般の方は中に入れず写真を撮れなかった

り、ガラスに反射して撮りづらかったりしますよね。でも僕達は動物の状態もあります

が、かなりいろんな所から自由に撮る事ができます。そこで現在すごく人気のあるラ

イオンの赤ちゃん達を撮ろうと、いさんで撮りに行きました。でも、イマイチ上手く撮る

事ができなかったのです。それは何故か?僕達は二つの係りに別れており、飼育展

示1係と飼育展示2係にがあり、僕は2係です。モンキー、類人猿、昆虫館より上の

ほうが2係担当なのです。だから、共同作業や個人的に見に行かなければ、殆んど

1係の動物たちを見る事はありません。要するに1係の動物にあまり馴れていないの

です。だから写す時、動物達がこちらに向かってくる時もあるので、怖くて上手く撮れ

ないのです。この前もお母さんライオンがワッときて、僕はお驚いて後ろに後ずさった

ら、後ろにはトラさんがいてダブルで驚きました。僕はライオンの赤ちゃんが可愛くて

しかたがないので、ちょこちょこ見にいきます。そこで、可愛い写真を皆さんに見せた

くて、頑張ったのだけど中々上手くいきません。ガラスがあると反射するんだよね。だ

から柵の中の網の間にレンズを入れて写すのです。

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 この4枚がガラス越しに映したものです。反射して上手く写っていないでしょう。

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 これは柵を越えて鉄の網越しに写したものですが、ビビリながら写しているせい

か、どうも上手く撮れません。と言うより、ガラスの反射やいい場所という以前の問題

で、腕が悪すぎるというのがよくわかりました。


 暖かくなったら屋外で、お父さん、お母さんと一緒に遊ぶ姿を見る事ができると思い

ます。その日を楽しみにちょくちょく通ってみようと思います。ライオンの成長は早い

ですよ。 

最近のゴンの写真が手に入りました。紹介しますね。

 知り合いの高木さんが京都にいる「ゴン」を見に行きました。その時の写真を紹介し

ようと思います。

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 ゴンとゲンキです。もしかしたら倦怠期?



 まあ、いいじゃないか、ちょっとこっち来てよ。って感じかな。



 何、話してんだか。



 ヒロミ(左)、ゲンキ(右)も毛並みがいいね。



 何を考えているのかな?



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 何か探し物かな?

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 なに食べているのかな。



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 円山にいる頃の得意のポーズです。

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 植物に囲まれているゴンはやっぱり幸せに見えます。これが自然だよね。



 ゴンは日本の動物園のゴリラの中で、今一番幸せな生活を送っていると僕は思い

ます。やっぱり群れで生活する動物達は、群れの中で生活するのが一番いいんだと

思います。

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 何じゃ、これは?


 京都のゴリラの担当者の話によると、最近、少々倦怠期みたいだそうです。暖かく

なり植物も生育してしてくる事でしょう。気分を変えて頑張って欲しいですね。

オオムラサキの越冬幼虫、生きていたよ。

 今年は例年になく雪解けが早いようです。エゾサンショウウオやエゾアカガエルが

毎年産卵する池を見に行きましたけど、かなり解けており、今年は4月に入ったらす

ぐに産卵を開始しそうです。 オオムラサキの幼虫は、まだ見ることは無理だと思い

ましたが、一応見に行ったら木のまわりの雪は溶けており、さっそく葉の裏をめくって

みたところ、そこには、たくさんの幼虫がふっついていました。とても元気そうな越冬

幼虫でした。



濡れている落ち葉の裏についている幼虫は、この様にピタッとくっついており、硬た

い感じがしました。

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 乾いた落ち葉の裏には、幼虫が葉から少し離れておりピクッと動きました。生きて

いることには間違いがないようです。



 こんな状況の所に住んでいます。乾いた所と濡れたところで、幼虫の状態が違うよ

うです。  

 今年はオオムラサキの当たり年になりそうです。きっと園内でも見かける

事ができることでしょう。


 園内も春が急速に進んでいます。沢の方を見たら、けっこう土が見えているので、

春を感じに、普段は一般の人達が入ることのできない「円山動物園の森」計画地を見

に行くことにしました。







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 この様に日当たりが良い所では、かなり雪が溶けていました。そこで、土の出てい

る所をよく見てみました。

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 これはミツバです。

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これは全部食べれます。





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 この他にもいろいろありました。

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 キツネが掘った穴やエゾリスが食べたオニグルミの殻、オオウバユリの種子の食

べかすなどがありました。

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 もう少ししたら、この沢のいたる所にエゾエンゴサクやニリンソウ、アマナノキバナ

の花が咲き乱れます。

デューク君お疲れ様でした。/ スネークアート展。

 昨年の秋、デュークはデビューしました。 

 一昨年の夏に保護された時は、とても悲惨な状態でした。尾羽が一枚もなく体全体

の羽がボロボロでした。たぶん巣立ち間もないこの子を捕まえて、小さな鳥かごで飼

ったのでしょう。それでなければこんな酷い状態にはならないでしょう。尾羽もなかな

か生えてこなくて、もしかしたら根元がいかれているのかも知れないなと思いました

が、やっと昨年の秋にきれいに生え揃いました。野生個体なので、本来ならば治った

時点で、リハビリをして放鳥するとこるですが、あまりにも野生経験が短いので、厳し

い自然界では生きていかれないだろうと言う事で、調教してお客さんの前で飛ばすこ

とになりました。  これでビリーと交代で通年、飛ばすことができるようになりまし

た。



 約半年間、活躍してくれてお疲れ様でした。



 羽がボロボロなのは、全部、カラスに突かれたからです。一対一ならカラスに負け

ないけど、集団でちょっかいをかけるから困ったもんです。あれはカラスの習性だ

ね。でも、この円山で生きていくためには、そんなカラスにも対処できないと生きてい

けません。







 新居に移って、ここで春から秋にかけて徐々に換羽にはいります。



 昨年の秋、調教中のデュークです。きれいに羽が生え揃っているでしょう。半年後

には、この様になっているよ。


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 今、動物科学館内で、「2008 円山スネークアート展」が開催されています。昨年

に続き2回目ですが、ものすごく好評ですよ。僕なんか毎日見ていますが、ぜんぜ

ん飽きませんよ。今回も素晴らしい作品が勢ぞろいしています。

爬虫類担当の本田君が、企画、立案しているんだからね。若いのにたいしたもんだ

よ。いや、歳なんか関係ないね。

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 中はこんなふうになっているんだけど、この奥にもたくさんの作品が勢ぞろいしてい

ます。最新の技術を駆使したヘビの映像も目玉の血と津です。実際に目の前にいる

ビルマニシキヘビが、大きな映像として浮かび上がる。最高だね。



 今年は世界カエル年です。100円以上募金してくれると、公式ロゴマーク缶バッチ

が1個もれなくプレゼントだよ。ただし、人気がありすぎて足りなくなり、現在3回目の

注文をしています。明日(23日)の日曜に缶バッチが間に合うかどうかわかりませ

ん。確認した方が良いと思います。

 僕はさっそくジャンバーにつけていますよ。

弟路郎の指紋

 弟路郎の指紋をとることができたので、僕の指紋と比べてみました。(た

だ、それだけなんですが)





 上の写真が弟路郎の親指で、下が僕の親指です。





 上が弟路郎の人差し指です。下が僕の人差し指です。





 上が弟路郎の小指です。下が僕の小指です。タイプ別には何パターンかあるそう

ですが、僕の目には人間の指紋もオランウータンの指紋もたいして変わりがないよう

に見えます。もしかしたら人間の指紋は退化?しているのかも知れません。オランウ

ータンは現在も毎日樹上で暮らしており、木を握ったりして指紋の滑り止めの役目を

存分発揮していますが、人間はオランほど役立っていないように思います。







指紋の役割は大別すると2つあります。1つは滑り止めであり、もう一つは触覚とし

ての感覚器官であります。お札を、目をつぶって触っても、凸凹した感触で偽札と本

物を区別することができるよね。


 昔、指紋があるのは人間と猿ぐらいだと思っていましたが、その他にもいるんです

よね。有袋類の仲間にも猿と似たような手を持つものがいます。それは「クスクス」で

す。体長30~40cm、同程度の長さの尾を持ち、体重も2~3kg。主に樹上で生活

し、果実や木の葉、昆虫のどを食べていまて、手の親指と人指し指が他の中指、薬

指、小指と向かい合い者を握ったりします。勿論、手には指紋があります。  昔、当

園にいたクロクモザルが、尾の先を木に巻きつけてぶら下がっていましたが、この尾

の先の巻く内側にも指紋と似たものがあります。皮膚隆線といって皮膚が隆起した

部分をさします。

 
 弟路郎の手を握ると、人間と同じく少し湿った感じがしますよ。もしかしたら弟路郎

も手相占いができるかも知れませんね。

いよいよ明日ビリーが再デビュー予定。

 今日のデュークの状態を見て決めました。もう限界です。秋までお休みさせようと

思います。決断が遅すぎたかな。反省です。

 明日は新リーダーの足利君と僕しか居ませんから、二人でフリーフライトを行おう

と思います。明日は晴れそうだし、たぶん、たくさんのお客さんが来てくれると思いま

すが、はっきり言って憂鬱です。あの、癖のあるビリーを上手くコントロールできるで

しょうか?不安なんですよね。(一番不安なのは、たくさんのお客さんの前で、緊張し

て大恥をかくことです。)

 ビリーは今回で4シーズン目のフライトになります。

 ビリー!お願いです。明日、何とか成功させてください。お願いします。





 訓練の成果を見てください。

間違えて消してしまいました。

 力が抜けてしまいました。2時間もかけてやったブログが消えちゃいました。自分が

悪いのだから仕方がないけどね。さすがに帰りたくなりました。じゃなくて帰ります。

皆さん安心してください。超過勤務でやっていないからね。あくまでも無料奉仕です。

好きでやっているだけですからね。

 帰って発泡酒でも飲もうかな。

さすが芸術家だわ。

昨日の夕方に足と手の裏に墨を塗って手形、足型をとりました。それで手の裏も表

も墨で真っ黒になりました。

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 今日は、部屋がだいぶ汚れていたので、水洗いをしてきれいに掃除をしました。水

切りをして乾かしましたが、一部に水が少し残っていました。そしたら弟路郎はその

水に手の甲をつけて、壁に墨を塗りつけました。これはまさしく「墨絵」ですね。

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 僕が写真に撮っていたら木が散るのか?止めてしまいました。でも、僕がそばを離

れたら再度、違う場所に描き出しました。



 先ほどと同じように描き出しましたが、今度は唇も使って描き出しました。



 水が足りなくなったのか、唾を壁に吐きかけて手の甲でなぞって描いていました。

 たいしたもんだわ!少しでも暇つぶしになったかな。

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 自分の作品に感心しているのかな?

元気な子供達。

 昨年生まれの子供達はみんな元気で育っていますよ。この寒さの中で一番元気な

子供は、やはりペンギンの「パス」ちゃんとスーパーミニホースの「カエデ」ちゃん、そ

してクジャクの子供です。暖かくなるのを待ちわびているのはシシオザルの「シー」ち

ゃんやダイアナモンキー、チリフラミンゴにライオンさんです。まだ名前の付いていな

い子供達もいるので、早くつけて貰おうと思います。名前がついている方が、お客さ

んも愛着がわくでしょうね。



 パスちゃんは元気一杯そのものですよ。最近、パスちゃんに妙に近づいて離れな

い個体が一羽います。もしかしたら、パスに惚れたのかも知れません。





 カエデちゃんは冬毛でホカホカです。



 どちらがお母さんか分からなくなりました。こんなに大きくなっても、まだお母さんか

ら離れません。甘えん坊なのです。


 早く暖かくなれ~と騒いでいるのが、シシオザルのシーちゃんに、ダイアナモンキ

ー、フラミンゴの子供達です。日差しが強くなってきているので、感じるものがあらの

でしょうね。



 暖かくなるのを待ちわびているのは、シシオザルのシーちゃんです。最近、お母さ

んに弟か妹が欲しいとねだっているそうです。



 確か両サイドに居るのが、お兄ちゃんやお姉さん達だと思ったけど、違ったかな?





 チリフラミンゴの子供も完全に嘴が親と同じく曲がりました。早く綺麗にならないか

な。

 
 子供達の中でも、今一番人気なのが、ライオンの赤ちゃんです。1ヶ月ごとの写真

を見てみましょうね。





 生後、約1ヶ月です。まだ恐れを知りません。めちゃ可愛かったな。



 生後、約2ヶ月後です。

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 ちょうど3ヶ月です。可愛くて、可愛くて、しかたがありません。めちゃ可愛いよ。一

日中見ていても飽きないでしょうね。

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 これが今日写したやつですが、僕は2係なのでライオンには慣れていないのです。

少しでもいい写真を撮ろうと思い、鉄格子の間からレンズを入れて撮ろうとしたら、お

母さんライオンが怒ってそばに来たのです。僕は‘ビビリ‘ました。それでこのような写

真しか撮れなかったのです。お母さんライオンは、ガラスの方が安全なのが判るの

です。  (2係は、熱帯動物館から上なので、一係の動物になれていないのです。)

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 これは12月18日に写した写真ですが、あんまり可愛いので載せました。

 現在、お母さんライオンと赤ちゃん達は毎日見る事ができますよ。ガラス張りなの

で、すぐ近くで見る事ができます。週に何回か、お父さんとの同居訓練もしているの

で、暖かくなったら外でものんびり、親子で過ごす姿も見れるようになるでしょうね。

すごく楽しみです。

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 久々にレッサーパンダを見ました。これも可愛いや。


 さっき一時間半かけて作ったブログを、自分のミスで全部消しちゃいました。泣きた

い気分でした。  これを入力したら帰ります。お腹も減ったしね。

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